挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
レベル1だけどユニークスキルで最強です 作者:三木なずな
97/97

97.ボンバーマン

 地下四階のモンスターとエンカウントする。
 自爆する小悪魔、それが一体。

「お願いね、ボンボン」

 それとエンカウントするなり、アリスが手のひらに仲間を乗せて送り出した。
 ぬいぐるみからオリジナルサイズに戻ったのは同じ自爆する小悪魔、ただしこっちは同じサイズでもあっちこっちデフォルメされてて、造形が可愛らしくなってる。

 相手モンスターは手を振り下ろす、光って不発。更に振り下ろす、黒くなって不発。
 すっかり覚えたルーティン行動をしたが、アリスの仲間の方――ボンボンは一直線に飛んで行って、すぐさまにバンザイした。

 足元に魔法陣が広がる、ボンボンの体の奥から光が漏れる。
 直後、爆発する。
 オリジナルに比べて遜色のない威力の大爆発。
 爆風が収まった後、そこに何も残らなかった。

「すごい、すごいねボンボン」
「自爆して共倒れとかじゃないんだ」

 いつの間にアリスの肩に戻って、ぬいぐるみサイズではしゃぐボンボンの姿をみてつぶやく。
 アリスが気軽に送り出したから想像はついてたが、やっぱりこっちの自爆はしたところで消えるとかじゃないみたいだ。
 SDサイズからオリジナルサイズになって、自爆したらSDサイズに戻る。
 そんな感じだ。

「今の自爆って何回でも使えるのか?」
「うん、そう言ってるよ」
「制限とかないのか?」
「ないって。あっ、一回元の姿に戻ったらしばらく戻れないから、すぐに連続で使えないのが制限?」
「なるほど」

 自爆の乱発は無理って事か。

「それで、ホネホネとプルプルを巻き込むってさっき聞いたけど、やっぱりそういうことか?」
「そういうこと?」
「ほら、さっき三体いた時に一人だけ魔法陣出して他二体もその魔法陣で爆発しただろ?」
「へえ、そうなんだ」

 面白そう、と言わんばかりの笑顔を見せるアリス。
 ってそうか、あれは見えなかったのか。
 ルーティンの途中だけど魔法陣に誘発されて爆発した光景はほんの一瞬だった、時間にして多分100分の1秒、1Fもない。
 アリスはそれが見えてなかったのか。

「でもそういうことっぽいよ。やって見るね」

 頷き、先に歩き出したアリスについて行く。
 しばらくしてまた小悪魔とエンカウントした。

「あっ、ちょっと早い。ホネホネ、プルプル、先にあの子の動き止めて」

 アリスの号令に従って、ホネホネはスケルトン、プルプルはスライムとオリジナルの姿に戻って、敵の小悪魔に向かって行った。
 向こうは手を振り下ろす、がそれを止める、ホネホネが腕をツカミ、プルプルが軟体っぷりを発揮して顔面にひっつく。

 小悪魔の体にスライムが頭になったような光景。
 脅威のスライム人間、というフレーズが頭に浮かんだ。

「3、2、1……いってボンボン!」

 カウントダウンして、再度ボンボンを送り出すアリス。
 ボンボンは飛び込んでいって、バンザイして魔法陣を出す。
 直後、閃光と爆音があたりを支配する。

「きゃっ」
「おっと」

 ある程度予想していた。三倍の爆風バランスを崩しかけたアリスの手を掴んだ。
 サッと引いて自分の背中に隠す。
 爆風はあくまで爆風、服とズボンの裾がパタパタするだけでおれにはダメージはない。

 やがて、その爆風も完全に収まって。

「ありがとうリョータ」
「ああ」
「お疲れみんな」

 アリスの肩の上で、いつの間にか戻ってきた三体のモンスターが踊っていた。
 SDサイズの三体、喜ぶ姿は妙に可愛い。
 さっきまで怯えていたホネホネもプルプルもボディランゲージで喜びを表していた。

「なるほど、魔法陣の中にいるモンスター次第で爆発が違うんだな」
「え? そうなの」
「今ので三種類の爆発があった。ボンボンは何回も見た普通の爆発、プルプルは青白い光がはじけた、みた感じ氷か水属性っぽいな。ホネホネは真っ黒で……爆発というかむしろ吸い込んで、呑み込んでたのかあれは。ブラックホールチックだから闇属性とかなのか?」

 あごを摘まんで、爆発の一瞬にみた三体のそれぞれの姿を分析する。
 ほんの一瞬でしかもごちゃごちゃしてたから確信はないけど、多分そんなに間違ってない。

「わぁ……すごいねリョータ。今のでそんなにバッチリ見えたんだ……」

 アリスは目を見開かせ感嘆する。

「もう一回やってみるか? 今度はホネホネかプルプルかどっちか片方だけ。ボンボンがいるからわかりにくいかもしれないが」
「そだね」
「次ぎ行こう。今度は時間調整しながらな」
「うん!」

 アリスと更に歩き出した。
 歩いたり立ち止まったりして、仲間モンスターが元の姿に戻れるまでのクールタイムを稼ぐ。

 ちらっとアリスを見た。
 この能力が一番すごいんだよなあ。
 牛歩してた時はエンカウントしなかった、エンカウントはきっちり一匹。
 ダンジョンの中の事を何となくで分かるアリス、その能力が一番すごい。

「なあアリス、ダンジョンにはいって一番下の階まで行って戻ってきて、その間モンスターとまったく会わないってできるか?」
「できるよー、あっでも下の階に続く道を塞がれてたらだめだけど」
「だよな」

 その気になれば彼女はダンジョンの中を延々と回るが、まったくエンカウントしないことも出来る。
 かと思えば一直線にモンスターに向かうことも出来る。
 とんでもなく強力な能力だよな、それ。

「でもボンボンのこれちょっと困るね、自爆したらしばらくの間戦えないんだもん」
「火力は申し分ないけど、ダンジョン周回を考えたらやって休憩やって休憩のくり返しになるよな。確かに効率が悪い」
「だね。あっ落ち込まないでボンボン、ボンボンは悪くないよー」

 アリスはしょげてるボンボンを慰めた。ホネホネとプルプルもその横でボディランゲージでボンボンを勇気づける。
 ダンジョンの中だが、見てて和む光景だ。

 そんな事をしてるうちにモンスターとエンカウントした。
 相手は自爆する小悪魔の一体だけ。
 彼女はホネホネだけを送り出して、そのホネホネが敵の小悪魔の足止めに向かった。

 次にボンボンも送り出す。

「じゃあそれお願いね」

 デフォルメされた小悪魔がこくりとうなずく。
 それ(、、)ってどういう事なのかって不思議がっていると、ボンボンはホネホネたちを素通りした。
 ボンボンたちを挟んだおれ達との反対側に行って、そこでバンザイをする。

 魔法陣が広がって、そのギリギリのところにボンボンを引っかけた。

 そして――爆発。

 三回の自爆、おれとアリスは前もって距離をとって爆風から逃れた。
 ちょっと強めの風の中、感心したおれはアリスに言った。

「そうか、これで爆発を見やすくしたのか」
「うん! 今のあたしにも分かった。ボンボンのって黒くて丸いみたいのだった。リョータの消滅弾に似てるね! 威力は負けてるけど」
「確かに消滅弾に似てるな、威力は負けてるけど」
「そうなんだ! ボンボンおめでとう!」
「どうした」
「ボンボン、今のでレベルアップしたんだって」
「へえ、モンスターもレベルアップするのか」
「うん!」

 よく見るとSDサイズに戻ってきたボンボンが更に踊っていた。
 手をバタバタ振って跳んだり跳ねたりしている、ちょっとかわいい。

「レベルアップするとどうなるんだ?」
「んとね――」

 アリスが答えるよりも先に、ボンボンは踊るのをやめて、おれに向かって手を振り下ろした。

「その仕草、もしかして――?」
「うん! 光の玉の方を出せるようになったって」
「すごいな」

 SDサイズのボンボン、手を振った後、その手を腰に当てて得意げな顔をした。
 レベルアップするモンスター、使えなかった技を使える様になる。

「もっとレベルアップしたら黒い玉も打てるようになるかな」
「なるかな! 頑張ろうねボンボン!」

 ボンボンを手のひらにのせて励ますアリス、そのボンボンは拳を握って小さくカッツポーズする。

 黒い玉か。
 完全に敵だった頃の姿を思い出す、自爆するまでのルーティン、二回振り下ろされる腕。
 ほとんど同じ姿で、弾を連射する地下二階と三階のモンスター。

 多分、出来る様になるだろうな、とおれは思った。

「それができたら周回も出来る強敵との戦いも、両方できるようになるな」
「うん!」

 三体の仲間と共に、アリスは満面の笑顔を浮かべたのだった。
おかげさまで60000ポイント、1000万PV突破しました。ありがとうございます!
面白かったらブクマ、評価もらえると嬉しいです!

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

異世界支配のスキルテイカー ~ ゼロから始める奴隷ハーレム ~

 スキルを奪って成り上がれ!!  武術の天才――近衛悠斗が召喚されたのは、奴隷たちが売買される異世界であった。  悠斗はそこで倒した魔物のスキルを奪い取る《能力//

  • アクション〔文芸〕
  • 連載(全211部)
  • 7896 user
  • 最終掲載日:2017/05/24 05:00
カット&ペーストでこの世界を生きていく

成人を迎えると神様からスキルと呼ばれる技能を得られる世界。 主人公は二つのスキルを授かり、それをきっかけに英雄と呼ばれる存在へと成り上がる。 そんなありきたり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全191部)
  • 9060 user
  • 最終掲載日:2017/04/02 06:00
LV999の村人

 この世界には、レベルという概念が存在する。  モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。  また、誰もがモンス//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全269部)
  • 7750 user
  • 最終掲載日:2017/05/29 18:41
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全122部)
  • 9343 user
  • 最終掲載日:2017/05/28 20:00
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

成長チート? 無限の魔力? 全属性使用可能? そんなもの即死能力で一撃ですが? 本当に最強なら、戦いにすらならない! 全ての敵が即死する、超お気楽異世界召喚コメ//

  • コメディー〔文芸〕
  • 連載(全83部)
  • 7959 user
  • 最終掲載日:2017/05/24 09:15
再召喚された勇者は一般人として生きていく?

異世界へと召喚され世界を平和に導いた勇者「ソータ=コノエ」当時中学三年生。 だが魔王を討伐した瞬間彼は送還魔法をかけられ、何もわからず地球へと戻されてしまった//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全360部)
  • 8175 user
  • 最終掲載日:2017/05/28 11:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部)
  • 7938 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
寄生してレベル上げたんだが、育ちすぎたかもしれない

異世界の神が行った儀式に巻き込まれ、鳥海栄司は異世界に転移してしまう。儀式を行った異世界の神は転移に際し栄司の可能性の具現化であるクラスを引き出そうとするが、普//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全130部)
  • 8149 user
  • 最終掲載日:2017/05/28 00:15
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全151部)
  • 10883 user
  • 最終掲載日:2017/05/28 00:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全120部)
  • 9498 user
  • 最終掲載日:2017/05/16 04:45
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全219部)
  • 8714 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 21:22
成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです

 俺、一之丞は就職100連敗、さらに記録更新中の無職だった。  面接に向かう途中、トラック事故に巻き込まれ、あえなく死亡。  そして、女神から常人よりも400倍//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全170部)
  • 9184 user
  • 最終掲載日:2017/05/26 22:54
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部)
  • 9447 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全99部)
  • 9074 user
  • 最終掲載日:2017/05/13 00:52
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全359部)
  • 8562 user
  • 最終掲載日:2017/03/23 20:00
くじ引き特賞:無双ハーレム権

商店街でくじを引いたら、特等賞で異世界にいける権利をもらった。 さらにくじを引いたら、出てきたのは用意した側も予想外のチートスキルだった。 うるさいヤツは黙らせ//

  • アクション〔文芸〕
  • 連載(全227部)
  • 8124 user
  • 最終掲載日:2017/05/27 18:09
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全808部)
  • 7828 user
  • 最終掲載日:2016/11/16 00:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全364部)
  • 12973 user
  • 最終掲載日:2017/05/24 00:06
デスマーチからはじまる異世界狂想曲

 アラサープログラマー鈴木一郎は、普段着のままレベル1で、突然異世界にいる自分に気付く。3回だけ使える使い捨て大魔法「流星雨」によって棚ボタで高いレベルと財宝を//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全528部)
  • 10591 user
  • 最終掲載日:2017/05/28 18:14
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えれば唯//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全267部)
  • 11228 user
  • 最終掲載日:2017/05/27 18:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部)
  • 9047 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全172部)
  • 7603 user
  • 最終掲載日:2017/05/24 23:35
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1381部)
  • 8350 user
  • 最終掲載日:2017/05/29 18:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全194部)
  • 8756 user
  • 最終掲載日:2017/05/26 00:00
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全359部)
  • 8209 user
  • 最終掲載日:2017/05/24 12:00
俺だけ入れる隠しダンジョン 〜こっそり鍛えて世界最強〜

職を失った貧乏貴族の三男、ノルは途方にくれていた。冒険者になるべきかと悩んでいたところ、ノルに幸運が訪れる。 誰一人として入り方がわからない隠しダンジョン、そ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全32部)
  • 7839 user
  • 最終掲載日:2017/02/19 00:24
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望ではなく希望を糧に得ようと決め、悪意の迷宮ではなく幸せな街を//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全147部)
  • 9377 user
  • 最終掲載日:2017/05/27 19:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全496部)
  • 8032 user
  • 最終掲載日:2017/05/25 23:14
↑ページトップへ