医大生による乱暴事件 ”主犯格”に懲役4年判決
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千葉大学医学部の学生らが飲み会に参加した女性に集団で乱暴した罪に問われた裁判で、主導的な立場で事件に関わったとされる23歳の学生に対し、千葉地方裁判所は「被害者は精神的苦痛を被り、刑事責任は重い」と指摘し、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。これで逮捕された学生ら全員が1審で実刑や有罪の判決を受けました。
千葉大学医学部の5年生だった学生3人は、去年9月、千葉市内の飲食店で飲み会に参加した女性を集団で乱暴した罪などに、当時、医学部附属病院の医師は同じ女性の体を無理やり触った罪に、それぞれ問われました。
このうち、主導的な立場で事件に関わったとされる、千葉大学医学部の5年生、吉元将也被告(23)に対する判決で、千葉地方裁判所の楡井英夫裁判長は「被害者は多大な精神的苦痛を被り、厳重処罰を求めている。起訴された関係者の中で、刑事責任は最も重い」と指摘し、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
これで逮捕された当時の学生や医師の4人全員が1審で実刑や有罪の判決を受けました。千葉大学はこれまでに、当時の学生3人のうち2人を学籍を剥奪する「放学」の懲戒処分に、医師を懲戒免職の処分とし、吉元被告についても近く処分を決めたいとしています。
このうち、主導的な立場で事件に関わったとされる、千葉大学医学部の5年生、吉元将也被告(23)に対する判決で、千葉地方裁判所の楡井英夫裁判長は「被害者は多大な精神的苦痛を被り、厳重処罰を求めている。起訴された関係者の中で、刑事責任は最も重い」と指摘し、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
これで逮捕された当時の学生や医師の4人全員が1審で実刑や有罪の判決を受けました。千葉大学はこれまでに、当時の学生3人のうち2人を学籍を剥奪する「放学」の懲戒処分に、医師を懲戒免職の処分とし、吉元被告についても近く処分を決めたいとしています。