挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
レベル1だけどユニークスキルで最強です 作者:三木なずな
96/96

96.三人目だから

 アウルムダンジョン、地下四階。
 アリスと合流した後、彼女はいった。

「ここが最後だね」
「そうなのか?」
「うん、下にいく道がないっぽい」
「全部で四階か、浅い方だな」

 シクロにあるダンジョンは地下十数階まであるのが多くて、おれがこの世界に来てから生まれたセレンも地下十階まである。
 それに比べるとこのアウルムは4階まで、かなり浅い方だ。

「さて、ここのモンスターはどんなのかな」

 銃弾のチェックをして、戦闘準備をする。
 ふと、アリスが明後日の方角を見つめている事に気づいた。

「どうした」
「イヴちゃんものすごく強かったね」

 しみじみとこぼすアリス。
 イヴは今地下二階にいる。
 暇だから、って理由で彼女はおれ達と一緒にダンジョンに入って、地下二階に残った。

「チョップで光の玉かち割ってたなあ。まあおれよりもずっと早く有名になったベテラン冒険者だしな。前のパーティーを組んでた時は深い階層とかふつうに潜ってたっぽい」
「へー、そのパーティーってどうしたの?」
「イヴ曰く『ダンジョン性の不一致』で解散したらしい」
「ダンジョン性?」

 首をかしげつつ聞いて来るアリス。
 いや聞かれても困る、おれもよく分かってないんだ。

「使い方からして何となく音楽性とかそういうのと似てるんだろうなって推測はつくが、詳しい事はわからない」
「そっか……でもいいな、あんなに強くて」

 ほんの少しだけ寂しげにつぶやくアリス。
 ホネホネとプルプルが肩で彼女になにかアピールした。

「ありがとう、そだね、少しずつ仲間をふやしていけば良いもんね」

 一瞬だけ落ち込みかけたが、すぐに元にもどったアリス。
 彼女は最高レベルが2で既にカンストしてて、能力もきわめて平凡だ。
 そんな彼女が強くなるには仲間モンスターをふやすしかない。
 今はスケルトンのカクカクとスライムのプルプルがいるが、また二体の上その二体ともさほど強くないから、こうしてアリスと一緒にダンジョンに来ているけど彼女の事は戦力にはならない。

 しばらく歩いているとモンスターと出会った。
 上の三つの階層と同じ見た目で、色だけわずかに違う小悪魔だ。

 そいつは遭遇するなり手を振り下ろした。
 手が光る――光の玉くる!?

 身構えて玉を躱そうとしたが、プスッ、って音がして手のひかりが消えた。

「でないね、どうしたんだろ」
「さあ」

 小悪魔は更にもう一度手を振り下ろした。
 今度は手が黒くなる。
 あらゆるひかりを吸い込む、そこになにもないかのような黒。

 魔法攻撃の黒い玉が本命か!
 と思って身構えるが、またプスッって空気抜けの音がして、何も出なかった。

「でないな」
「焦ってる、なんかかわいいかも」

 アリスの意見には同意だ。
 モンスターなのに、そいつは自分の手を見て、慌てて手を振っている。
 子供が焦っているような、妙に愛嬌のある仕草だ。

「どうしようかこれ」
「どうしよっか」
「倒す……のはちょっと罪悪感を覚えてしまうな」
「見逃しちゃう?」
「そうだな……」

 あごを摘まんで考えると、小悪魔の動きが変わった。
 手を振っても何も出てこなくて、次第に目がぐるぐるになって頭から蒸気を吹き出した。
 空中に飛んだまま地団駄を踏む仕草をした直後、両手を軽く拳を握ったまま天に突き出した。

 拳を握ったバンザイのポーズ……すると、体から光を放ちだした。
 いや体じゃない、体の奥からだ。

 体がひび割れ、その奥から光が漏れている様子だ。

「……まずい!」

 とっさに前に出てアリスをかばった。
 直後、小悪魔の足元に魔法陣が広がって――そのままはじけた。
 モンスターがはじけたのだ!

 自爆。

 アリスをかばうおれに強烈な爆風が襲ってくる。
 歯を食いしばって耐える。

 一瞬とも永遠ともつかない時間、光と音の奔流に呑み込まれる。
 やがて収まるそれ、おれは胸をなで下ろした。
 体がチリチリするし耳鳴りもしているが、ダメージ的にそれほどのものじゃない。

「ふう……」
「リョータ! 大丈夫」
「大丈夫だ、アリスこそ大丈夫か?」
「あたしはリョータがかばってくれたから……ありがとね」
「無事ならそれでいい。それよりも今の自爆だよな」
「うん、そんな感じだった」
「自爆か……気をひき締めていこう」
「うん!」

 アリスをかばって先を進む、モンスターの居場所を感知できる彼女の案内で一番近くにいるモンスターの群れと遭遇。
 今度は三匹いた、まったく同じ見た目をした小悪魔だ。

 手を光って振り下ろす、不発。
 手を黒く染めて振り下ろす、不発。
 そして――自爆。

 三倍の爆風がおれたちを襲う。
 アリスをかばったおれはある事に気づいた。

 爆発する直前に見えた光景。
 地団駄を踏んで自爆したのは一匹だけ、後の二匹は手を黒くしている段階だ。
 なのに、魔法陣はその二匹も爆発させた。
 一匹がトリガーになって、三匹とも爆発した。

「いててて……」
「大丈夫か」
「うん、これくらいなら平気。でも大変だねこの階。自爆したモンスターってドロップしてないよね」
「ああしてないな」
「自爆する前に倒さないといけないのかな」
「試してみよう」
「じゃあこっちね、こっちの子一人ぼっちだから」

 アリスの案内で単体の小悪魔とエンカウント。
 腕を振り下ろす、光って不発――のところに強化弾マシマシの通常弾。

 爆発されるといけないから一発で吹っ飛ばそうとした。
 ヘッドショット、小悪魔の頭をきっちり吹っ飛ばした。

「どう?」
「ドロップした」

 新しい階層だからポーチは装備してない、小悪魔が地面に墜落して消えた場所に行って、砂金が墜ちている事を確認した。

 更に探す、今度は自爆をさせる。
 三回目の自爆、マシマシ冷凍弾で氷の壁をつくって爆風を防いだ。

 今度はポーチを装備してる、地下四階も砂金だって分かったからだ。
 そのポーチに何も入ってこなかった。

「だめっぽいね」
「ああ、大体この階の事がわかった。この階の小悪魔はローテーションを行動をする。光る弾を撃って不発、黒い玉を振って不発、その後地団駄踏んで魔法陣を出して自爆」
「その時にまわりにいる仲間を巻き込むね」
「ああ、どうやら魔法陣の中にいるモンスター全員自爆みたいだ」
「モンスターハウスだとどうなるんだろ」
「怖いこと言うなよ!」

 一瞬想像してぞっとした。
 モンスターハウス、体育館の様な空間に大量にいる小悪魔。
 何体か二回不発した後、魔法陣で空間が大爆発する光景を想像してしまった。

「ここも特別な階だね」
「ああ、免許が確実に必要だな。まあでも、自爆でドロップしないから、それを知ったら冒険者たちも速攻で倒せないのならそもそも来ない気がする」
「それもそっか」

 この世界でダンジョンに潜る理由は99%がドロップ品だ。
 そのドロップ品が自爆でそもそも出ないのなら無理して通う意味はほとんどゼロになる。

 一応免許制にするが、実質なくても大丈夫だろうとおれは思った。

「あっ」
「どうした」
「よんでる」
「よんでる? ――ってちょっと」

 アリスが駆け出した、おれはその後おっていった。
 細い道のダンジョン、何回か角を曲がるとそこに小悪魔が一匹いた。

 小悪魔は腕を振り下ろした、光って不発した。

「待ってやめて、話を聞いて」

 アリスはしかし、何故か語りかけようとした。
 小悪魔は更に手を振り下ろした。
 ルーティンの二回目、自爆の一つ前。

「ホネホネ、プルプル。ボンボンを止めて!」

 スケルトンとスライムが肩のりサイズから元のサイズに戻った。
 元のサイズ、しかしデフォルメされた造形。
 アリスの仲間二匹が小悪魔に向かって行った。

 小悪魔は地団駄を踏んだ――まずい。

 とっさに銃弾を入れ替える。
 強化弾5、拘束弾1。

 マシマシ拘束弾を小悪魔に撃った。

 光の縄が小悪魔を縛り上げる、地団駄が止まった。
 魔法陣は出なかった。

「ありがとうリョータ!」

 完全に拘束された小悪魔、それにアリスも向かって行った。
 アリス、カクカク、プルプル。

 三人で小悪魔を攻撃した。

 レベル2のアリス、ともに地下一階に生息するスケルトンとスライム。
 完全拘束されてやられっぱなしの小悪魔を倒すまでに一分かかった。

 光の縄が消えて、小悪魔が地面に墜落。
 消える直前、アリスがその体を抱き起こす。
 小悪魔は彼女の手の中でポンと消えて――新しい姿になった。

 ホネホネとプルプルと同じ、デフォルメされた造形の、手のリサイズの小悪魔だ。
 名前は、多分ボンボン。

「これからよろしくねボンボン」

 新しい仲間に眼を細めるアリス。
 役目を終えたホネホネとプルプルはSDサイズに戻って彼女の肩になった。

「あたしはアリス、こっちはホネホネとプルプル、よろしくね」

 アリスを介してボディランゲージで挨拶するモンスター(ぬいぐるみ)たち、ちょっと微笑ましい光景だ。
 と思ったら何故かホネホネとプルプルがアリスの背中に隠れた。
 どうしたんだ、って思ったらすぐに原因が分かった。

「えー、自爆ってホネホネとプルプルも巻き込むの? 魔法陣の中にいたら強制的に? そっかー」

 なんか、面白いような恐ろしいような話になっていた。
おかげさまで6万ポイント突破しました、皆様のおかげです!
面白かったらブクマ、評価もらえると嬉しいです。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部)
  • 9447 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全496部)
  • 8032 user
  • 最終掲載日:2017/05/25 23:14
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全151部)
  • 10883 user
  • 最終掲載日:2017/05/28 00:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全122部)
  • 9343 user
  • 最終掲載日:2017/05/28 20:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全120部)
  • 9498 user
  • 最終掲載日:2017/05/16 04:45
再召喚された勇者は一般人として生きていく?

異世界へと召喚され世界を平和に導いた勇者「ソータ=コノエ」当時中学三年生。 だが魔王を討伐した瞬間彼は送還魔法をかけられ、何もわからず地球へと戻されてしまった//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全360部)
  • 8175 user
  • 最終掲載日:2017/05/28 11:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全359部)
  • 8562 user
  • 最終掲載日:2017/03/23 20:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望ではなく希望を糧に得ようと決め、悪意の迷宮ではなく幸せな街を//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全147部)
  • 9377 user
  • 最終掲載日:2017/05/27 19:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲

 アラサープログラマー鈴木一郎は、普段着のままレベル1で、突然異世界にいる自分に気付く。3回だけ使える使い捨て大魔法「流星雨」によって棚ボタで高いレベルと財宝を//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全528部)
  • 10591 user
  • 最終掲載日:2017/05/28 18:14
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部)
  • 9047 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
LV999の村人

 この世界には、レベルという概念が存在する。  モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。  また、誰もがモンス//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全268部)
  • 7750 user
  • 最終掲載日:2017/05/26 11:59
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全99部)
  • 9074 user
  • 最終掲載日:2017/05/13 00:52
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えれば唯//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全267部)
  • 11228 user
  • 最終掲載日:2017/05/27 18:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全172部)
  • 7603 user
  • 最終掲載日:2017/05/24 23:35
異世界支配のスキルテイカー ~ ゼロから始める奴隷ハーレム ~

 スキルを奪って成り上がれ!!  武術の天才――近衛悠斗が召喚されたのは、奴隷たちが売買される異世界であった。  悠斗はそこで倒した魔物のスキルを奪い取る《能力//

  • アクション〔文芸〕
  • 連載(全211部)
  • 7896 user
  • 最終掲載日:2017/05/24 05:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部)
  • 7938 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
俺だけ入れる隠しダンジョン 〜こっそり鍛えて世界最強〜

職を失った貧乏貴族の三男、ノルは途方にくれていた。冒険者になるべきかと悩んでいたところ、ノルに幸運が訪れる。 誰一人として入り方がわからない隠しダンジョン、そ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全32部)
  • 7839 user
  • 最終掲載日:2017/02/19 00:24
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全808部)
  • 7828 user
  • 最終掲載日:2016/11/16 00:00
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1380部)
  • 8350 user
  • 最終掲載日:2017/05/28 18:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全219部)
  • 8714 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 21:22
寄生してレベル上げたんだが、育ちすぎたかもしれない

異世界の神が行った儀式に巻き込まれ、鳥海栄司は異世界に転移してしまう。儀式を行った異世界の神は転移に際し栄司の可能性の具現化であるクラスを引き出そうとするが、普//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全130部)
  • 8149 user
  • 最終掲載日:2017/05/28 00:15
成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです

 俺、一之丞は就職100連敗、さらに記録更新中の無職だった。  面接に向かう途中、トラック事故に巻き込まれ、あえなく死亡。  そして、女神から常人よりも400倍//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全170部)
  • 9184 user
  • 最終掲載日:2017/05/26 22:54
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

成長チート? 無限の魔力? 全属性使用可能? そんなもの即死能力で一撃ですが? 本当に最強なら、戦いにすらならない! 全ての敵が即死する、超お気楽異世界召喚コメ//

  • コメディー〔文芸〕
  • 連載(全83部)
  • 7959 user
  • 最終掲載日:2017/05/24 09:15
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全194部)
  • 8756 user
  • 最終掲載日:2017/05/26 00:00
カット&ペーストでこの世界を生きていく

成人を迎えると神様からスキルと呼ばれる技能を得られる世界。 主人公は二つのスキルを授かり、それをきっかけに英雄と呼ばれる存在へと成り上がる。 そんなありきたり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全191部)
  • 9060 user
  • 最終掲載日:2017/04/02 06:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全364部)
  • 12973 user
  • 最終掲載日:2017/05/24 00:06
くじ引き特賞:無双ハーレム権

商店街でくじを引いたら、特等賞で異世界にいける権利をもらった。 さらにくじを引いたら、出てきたのは用意した側も予想外のチートスキルだった。 うるさいヤツは黙らせ//

  • アクション〔文芸〕
  • 連載(全227部)
  • 8124 user
  • 最終掲載日:2017/05/27 18:09
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全359部)
  • 8209 user
  • 最終掲載日:2017/05/24 12:00
↑ページトップへ