こんにちは、かんどーです。
先週、こんな記事を投稿しました。セブ島に留学に来ているのに、差し歯が根本からバキっと折れてしまったのです。。
最初に差し歯が折れたのは5月13日(土)だったかな…とにかくびっくりして、翌日の日曜から歯医者探しをして、月曜には歯医者に行きました。
行ってみたらお医者さんがバケーション中だったりするので、行く前に必ず電話をしてから行った方が良いです。語学留学しているなら、オフィスの電話を借りられるはずなので。(一度アポなしで行って痛い目を見たので、次からは電話してから行きました)
ほんとはもっと早く記事にしたかったんだけど、治療した後腫れないとか、そういうのを確認してから書きたかったので、一週間寝かせてから書いてます。予後はとても良いです。折れてしまった差し歯は戻せませんので、新しい歯を作ることとなりますが、セブはインプラントがとても安い。結果として日本でする10分の1以下の値段で二本の前歯をインプラント治療してもらってきました!
インプラントとは?
※雑な説明です
人口の歯根(ボルト)を骨に埋め込んで、人口の歯を自分の歯のように使えるようにする治療。入れ歯より見た目も良いし本当の歯みたいに使える。
セブ島で歯科治療って大丈夫なの!?
このあたりは、人によって考え方が変わると思います。わたしは必要に迫られて歯医者に行ったので、しっかり話ができる先生であれば任せようと思っていました。そして、インプラントの値段が破格だったので、もうここでやってしまおう、と腹をくくったのです。
わたしが行ったのは「桜デンタルクリニック」です。ITパークとSMモールの間くらいに位置する…かな? 大きなモールの中とかではないので、毎回バイクタクシーで行ってました。
バイクタクシーは、渋滞でもすり抜けて走ってくれるので早い。タクシーより速くて安い。ジプニーより高いけど、ジプニーでは行きにくい場所へはバイクタクシーが便利。
すーい、すいすい。
この「桜デンタルクリニック」ですが、2017年5月現在、日本人のお医者さんはいません。以前はいたそうです。今はフィリピン人の先生数人と韓国人の先生とで診察しています。わたしはフィリピン人の先生にやってもらいました。
男の人が先生、女性の方が受付と助手をつとめられています。
お二方とも英語がとても上手で、外国人がどういうふうに不安なのかをわかってくれています。仮にまったく英語が話せない状態で受診しても、身振りやしぐさ、価格は紙に書くなどしてきちんと伝えてくれます。
わたしは歯医者に行く前日の夜から、必要な用語を覚えて行きました。
false tooth 差し歯
bite 噛む
swell up 腫れる
painful 痛む
anesthesia 麻酔
gems ばい菌
insurance 保険
cost of treatment 治療費
money transfer 送金
…後半は治療費の相談で使う言葉ですが、頭に入れて行きました。辞書持って治療受けることもOKなので(ゆっくり話を聞いてくれる)覚えていかなくても大丈夫でしたが、心配だったので覚えました。たぶんこの単語は忘れないと思います。
結果的に、これらの単語は全部使いました。
「食事中に固いものを噛んでしまって、差し歯が取れました。痛みはありません。治療の際は、痛みに弱いので麻酔をお願いします」
という具合に使いました。
biteはお医者さんからの指示で何度も言われました。「はい噛んで、開けて」みたいに。
治療費については、正直「その場しのぎ」の治療をしてもらおうと思っていたので、1時間くらいかけて相談しました。インプラント治療をするか、仮の歯をくっつけてもらうだけにするか。料金はもちろん全然違います。しかしインプラントがかなり安い。もしもこれで10年持つなら超安い。全部の歯をインプラントしてもらいたいレベルで安い!!!
しかし、何度も通うのは面倒くさい。先生にそう伝えると「あと一回来たら終わりだよ。今日型を取ったら、次回それを付けるだけ。今日は歯にボルトを入れるから1時間かかるけど、次回は付けるだけだよ」と。
「やります」
一回目の治療は、麻酔をしっかりかけて消毒し、歯の悪い部分を削ってボルトを入れるところまでやりました。ちょっと痛かったけど、これは日本でやっても痛かったはず。
一週間くらいで、わたしの歯が仕上がりました。
取り付ける前はこんな感じw 歯型と一緒にまとめられてるw
これを調整しつつ付けてもらって終了です。つけてもらって一週間経ちますが、とても自然で、なにより綺麗です。前歯って顔の印象を大きく変えるから、綺麗だと気持ちがいい。
注意!
これはあくまでわたしの体験であり、すべての治療がうまくいくことを保障するものではありません。しかし、少しの英語が話せる方であれば、このクリニックは選択肢の中に入れても良いと思います。
痛い! と言うと助手の方が手をぎゅっと握ってくれたり、痛くないようにやろうとしてくれたり、手厚いケアでした。連絡も、現地で使える電話があれば簡単に取れるし、なくてもメールでの連絡に応じてくれました。
ちょっと怖いのは、治療がかなりスピーディーだったことです。日本が丁寧すぎるだけかもしれませんが、今まで行った歯医者さんの中でどこよりもスピーディーな治療でした。(歯にボルト埋めるときは気を失っていたので、そう感じただけかもしれませんw マジで痛みに弱いんです……)
でも、一緒に撮った写真が物語るように、とても快適に過ごせました。
歯科治療のために日本に帰国する人もいると聞きますが、よほどのことでなければ、個人的にはセブで治療して良いのでは? と思います。他の日本人の方がセブで歯科治療を受けたブログなどもありましたが、みなさん「良かった」と書いてあります。
外国で病院に行く経験も、なかなか無いものです。何より、自分の身体のことなので、英語が話せなくとも覚えて、なんとか伝えないといけません。今回の滞在で、歯医者で使う英語はかなり詳しくなりました。「一時しのぎの歯」のことは「テンポラリー」と呼んでいました。最初意味がわからなかったけど、先生がいくつかの言葉で言い換えてくれたので理解しました。
セブ島で歯医者に行って、インプラント治療を受けてきたよ! というお話でした!
それじゃあ、また明日!