【SKE連載3】矢作有紀奈「初参戦でのランクインにこそ意味がある」
【〜第1党奪回へ〜SKE48逆襲宣言(3)】SKE注目のニューフェースが8期生の矢作有紀奈(22)だ。関東地方の歯学部に通っていた現役大学生が、アイドルになるという夢を果たすため、3月から大学を休学して単身名古屋へ。SKEに入ってまだ半年の研究生ではあるが、握手会での人気は早くも選抜クラスに浮上している。初参戦のAKB選抜総選挙で大波乱を巻き起こせるか。
——埼玉県の自宅から歯学部のある学校に通う大学生だった
矢作:もともとアイドルさんに憧れていたんですけど、受験勉強に人生を懸けていてアイドルになることを諦めていたんです。医療系の学校に行きたくて2浪しました。医学部も目指していたんですが、残念ながら…。歯医者さんにもなりたかったので歯学部に入りました。
——だが、アイドルになるという夢も忘れられなかった
矢作:21歳の時に“これが最後だから”と(アイドルのオーディションを)受けてみようと思ったんです。その時にちょうど募集していたのがSKEでした。わたしは48グループがアイドルの中で一番好きで、特にSKEは情熱のダンスという印象。ダンスが好きなわたしには、ちょうどいいなと思ったんです。名古屋に行くとか真剣には考えず受けてみたら、受かってしまって…。
——それで名古屋へ来ることになった
矢作:最初は(埼玉から)通えるんじゃないかと思っていたんですよ。大学に行って、その帰りに名古屋へ行ったりしてたんですけど結構厳しくて…。交通費もバカにならない。現実を知りました。お母さんに相談したら「中途半端が一番ダメだからどちらかに絞りなさい」と言われたんです。休学するための費用もかかるので迷っていたんですけど「本気でSKEに身を投じるなら休学してもいいよ」と言われて名古屋で一人暮らしすることに決めました。
——休学する直前もアクシデントに見舞われたとか
矢作:2月ごろだったかな? すごく大事なテストがあって全然SKEの活動ができなくなっていたんですが、テストの終わりかけにやってしまったんです。コンビニに自転車で行こうとしたら曲がり角で曲がり切れなくてスッテンコロリン。顔面から落ちて頬骨のあたりにヒビが入り、ほっぺたの中もかんじゃって何針も縫いました。かなり腫れて。(4月に)研究生公演デビューした時も顔がパンパンで恥ずかしかったです。
——名古屋に来て、埼玉と違うと思ったところは
矢作:食べ物はあらゆるものにみそが入っているなと思いました。先日もチョコレートケーキを買いに行ったんですけどおみやげコーナーにみそチョコレートケーキみたいなのがあって驚きました。「またみそかいっ!」みたいな(笑い)。
——SKEに入ったことを後悔していない?
矢作:全然後悔していないです。大学を取るかSKEを取るか悩んだんですけど、SKEを選んで大正解でした。学校で資格を取ったりすることは何歳でもできるじゃないですか。でもSKEは今しかできないことだから。そして何よりわたしはSKEのことが大好きなんです。
——どういうところが?
矢作:ひと言でいうと「青春」という感じです。8期生はレッスンで怒られた時や、できなかった時にみんなで集まるんです。そこで「何でできなかったのか」「どうして怒られたのか」を一人ひとり意見を出し合うんですけど、その時はみんな泣いちゃうんですよ、感極まって。みんなでわんわん泣いて「よし頑張ろう!」となるんです。泣く時はみんなで泣いて、喜ぶ時はみんなで喜ぶ。そういう時にわたしは「ああ、SKEに入って良かったな」って思うんです。
——休学はどれぐらいする予定でいるのか
矢作:まだ決めてません。とりあえず1年だけ休学をしているんですけど、私はその後もSKEを続けていく予定です。親に迷惑をかけちゃうんですけど…。だから休学費用もササッと返せるぐらいSKEでのし上がっていけたらいいなと思っています。たくさんお仕事をして稼いでいきたいです。
——復学する時にSKEを辞めるのではと心配するファンもいる
矢作:今の時点で辞めるつもりは全くありません。(名古屋にいても)仕事で東京に行く回数が増えたら(仕事を続けながら)復学できるかもしれない。そのレベルになれたら。
——将来的には歯医者さんとアイドルを兼任
矢作:大学に6年通って国家試験に合格して、やっと歯科医師免許がもらえるんです。わたしが資格を取るころには結構なおばさんだと思うので(笑い)。
——SKEでのこれからの目標は
矢作:早くアンダーデビュー(正規メンバーが休演した時に代わりに公演に出演すること)をしたいです。そうしないと昇格もできないだろうし…。年齢が高めなので早く正規メンバーになりたいです。
——初めての総選挙に対する意気込みは
矢作:まだ研究生で初参戦なんですけど本気でランクイン目指してます。「SKEの新人にすごいヤツがいるぞ!」って多くの人に知ってもらえたらと思っています。とにかく皆さんにわたしのことを知っていただきたいです。
——だが、1年目でのランクインはかなり難しい
矢作:難しいのはわかっているけど最初から本気を出していこうということです。1年目でランクインできれば話題になる。1年目でランクインするからこそ意味があると思います。いつかはSKEといえば「矢作有紀奈」と名前を挙げてもらえるような人になりたいです。
☆やはぎ・ゆきな=1995年3月13日生まれ。埼玉県出身。2016年11月にSKE8期生としてお披露目。キャッチフレーズは「虫歯なんて〜?グッバイキーン! あなたのハートをつまんじゃうぞ! はい! 未来の歯科ドルこと矢作有紀奈です」
【次回は江籠裕奈が登場】
※6月14日(水)発行の中京スポーツ(中部地区で発売)ではSKE48の特集記事を掲載。矢作有紀奈をはじめインタビューメンバー14人の直筆サインチェキプレゼントもあります
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