フリーで年収4,000万円を稼いだ思考と受けるべき仕事

働けど働けど、楽にならなかったあの頃

借金を背負い背水の陣で会社を辞めて起業した僕。
会社員時代よりも多くお金を稼ぎたかったのですが、当初は全然上手く行きませんでした。

理由は単純で、「見積り単価を極限まで抑えた事」と「単発案件ばかり処理していた事」が原因です。

気合を入れて「薄利多売」を目指したものの、実際は「多売薄利」に陥っていました。
これでは、どれだけ働いても口座残高は一向に増えず…。

今回は、そんな悲惨な状況から抜け出して年収数千万くらいにはなれましたので、少しでもフリーランスで収入を上げる方法を皆さんにお伝えしたいと思います。

一発の大きな利益より、小さな利益の積み重ねが大切だと気付いた

起業して以降、ずっと単発案件をメインに営業していたのですが、それを止めて保守や代行等の継続案件を取るようにしました。

具体的にいうと、以下のような代行業務です。

・ウェブサイトの修正や更新代行
→ 月額で料金を頂き、依頼があった時だけ作業します。

・メールマガジンの配信代行
→ 月額で料金を頂き、毎日の配信作業を行います。

・ぐるなびや食べログの更新代行
→ 月額で料金を頂き、毎日合計48回の更新を行います。

・サーバーの保守管理代行
→ 月額で料金を頂き、死活チェックやトラブル発生時の初期対応を行います。

・社内PCの保守管理代行
→ 月額で料金を頂き、VPN経由でリモートコントロールして管理を行います。

単発案件よりも受注金額は下がりますが、毎月の安定収入になる事と、実労働時間を大幅に短縮出来るメリットがありました。

格安を売りにして単発案件を受注していた頃は時給換算で2,500円を切ることもありましたが、継続案件をメインしている今は時給換算で10,000円以上を得ています。

継続案件&自動化によるメリットで、実労働時間が大幅に減少した

ぐるなびや食べログの更新については作業を完全に自動化しているので、毎日の実作業時間は0時間です。

初期設定だけすれば、月額2,880円×クライアント数が毎月口座に振り込まれます。

100件の契約を取れば、寝ているだけで月額288,000円の収入! フリーでこの金額は結構大きいですね。

同様に、他の代行業務もほぼ自動化しています。
ルーチン化や自動化を進めれば、収入を維持したまま自分の実労働時間はどんどん短くなっていきます。

感覚的には権利収入に近いかもしれません。

魅力的にみえる高単価な単発案件の落とし穴

高単価な単発案件は非常に魅力的ですが、規模が大きくなると手配する人員も増えますし、スケジュール調整や先方との折衝など、雑務もまた大きく増えてしまいます。

もし貴方がスーパーエンジニアとして活躍し、唯一無二の存在であると自信を持っていえるなら話は別ですが、そうでないなら大きな単発案件を狙うより、前述したように継続案件を多く獲得する方が高年収の近道になると思います。

高単価な単発案件を追い求めると、競合との戦いに巻き込まれ、終わりなき営業地獄からも抜け出せなくなってしまいます。

僕のようにExcel VBAや初歩的なPHPの知識しかなくても、クライアント先の潜在需要を掘り起こしてあげれば、きっと保守契約まで繋げる事が出来るはずです。

~まとめ~ アルバイト的発想から抜け出す事が大切かもしれない

アルバイトやパートさんのように時間を切り売りして稼ぐのは簡単です。
だけど、それでは収入に限界があります。
(アルバイトやパートの働き方を否定しているわけではありませんし、特別なスキルがあるのであれば数千万をフリーランスで稼ぐことは普通に可能だと思います。)

アルバイトで出世して時給3,000円貰ったとしても、3,000円×8時間×23日で一ヶ月約55万円しか稼げませんし、5,000円でも月給80万。。

フリーで年収数千万円を目指すなら、1にも2にも「効率」(極論すれば権利収入)を意識して行動する事が大切だと思います。

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