ライナー・キュッヒル氏のゲスト・コンサートマスター就任について


ナヌ!?それを早く言え!
N響に通わなきゃ!!


昨日から延々とヴァイオリニスト特集をしているが、好きなヴァイオリニストは?と聞かれたら、とりあえずキュッヒル先生の名を挙げるだろうなぁ。

92年に不慮の事故で亡くなったヘッツェル先生と共に、ウィーン・フィルの名コンマスとして君臨したお方。
この二人が第1プルトにいただけで安心できた。濃厚なウィーンの音になるのだ。

3年前に、もうキュッヒル定年だ!しかもドゥダメル指揮だ!とVPOの来日公演を聴きに行ったが、弦はやっぱり良かった。
その後、今年「キュッヒルのいない」ニューイヤーコンサートを(しかもドゥダメル指揮で)録画して観たが、やっぱり寂しかったよ・・・。
今ちょっと「顔」となるコンマスがいないんだよねぇ。味は確実に薄くなっている。


バーンスタインとのマーラーとかね、ベームとのモーツァルトとかね、もう最高だった。
ソリストとしてはちょっと弱い部分もあるのだが、大勢いるオケの中で存在感を示せる奏者の方が、僕は憧れる。