連続テレビ小説 ひよっこ(46)「夏の思い出はメロン色」 2017.05.25

・「Ponponpon…」・「愛の言葉をリル」・「シャイなハートがドキドキ」・「あの日観てた“サウンド・オブ・ミュージック”」・「瞼閉じれば蘇る」・「幼い頃の大事な宝物だけは」・「ずっとこの胸に抱きしめて来たのさ…Ahah」・「夜の酒場でLonely」・「あの娘今頃どうしてる?」・「さなぎは今、蝶になって」・「きっと誰かの腕の中」・「肩寄せ合い声合わせて」・「希望に燃える恋の歌」お米屋さんで働く三男君にはどんなお盆休みが訪れたのでしょうか。
(三男)・「お店の仕事は辛いけど」・「胸にゃでっかい夢がある」と。
ただいま戻りました。
(さおり)つらいんだ?お店の仕事が。
あっいやあれは歌ですから。
あのついその鼻歌が…。
思わず歌いたくなるぐらいうれしいんだ?お盆に帰るのが。
いやそんなこと…。
(善三)お盆休みか。
いいよな帰れる所があって。
えっ…あ…。
(ため息)死んだ女房なお盆だからあれだろ魂がうちに帰ってくるだろ。
はい。
でもないねえんだよなおめえは。
帰るんだよな。
会ってやってほしかったな…。
あの…奥様には改めてお墓参りに…。
(舌打ち)ダメか。
最低。
何がだよ?おめえだって嫌だろうが。
三男がいなくなって3日間も2人になるのは。
それとこれとは別。
お母ちゃんをだしに使うとか許せない。
顔も見たくないわ。
三男君と一緒に茨城行けば?あぁそうするよ。
いやいやいや!あっじゃ私が行く。
いやいやいや!嫌なんだ?私じゃ。
いや何でそうなんですか?もう無理ですから。
切符が取れませんから!絶対取れません!まっそんなこんなでやっとの思いで奥茨城村に帰った三男君ですが…。
(きよ)何で帰ってくんだおめえだけ。
あ?
(きよ)みね子も時子もいろいろ忙しいし金もかがっから正月まで我慢するっつうじゃねえが。
何で帰ってくんだよおめえだけ。
母ちゃん立場ねえわ。
奥茨城母の会の会長としての立場どうしてくれんだ!何だよ。
せっかぐ帰ってきたのによ…。
(3人)ハハハハハ!
(征雄)元気そうだなや。
えっ?父ちゃん…。
(太郎)顔がちっとは男っぽぐなったんじゃねえのが。
兄ちゃん…そう?そうでもねえが。
(3人)ハハハハハ!何だよもう…。
あどで美代子と君子が来る。
みね子と時子のこど話してやれ。
(美代子)元気そうだね三男君。
(君子)頑張ってんの?はいおがげさんで…。
あっみね子と時子ですけど…。
(2人)うん。
工場は日曜休みで俺が日曜休みじゃねえもんだがらそんなに会ったりはでぎねえんですけど。
元気で頑張ってます2人とも。
うん。
心配してっかもしんねえけど東京さ行って変なふうに変わったりとが浮がれたりとが全ぐしてねえです。
ちゃんと俺たぢ地に足つけで頑張ってます。
そう。
みね子は最初仕事あんましうまぐでぎなくて苦労したみたいです。
詳しくは分がんねえけど何か寮の仲間がすごぐいいみたいでみんなに応援されでちゃんと自力ででぎるようになったみたいです。
あ〜そう…。
あっ!お母ちゃんにもらったっつう服大事に着てましたよ。
で時子は聞いてっかどうか…。
何にも言ってこねえのよあの子は!あっそうですか…。
俺が言っていいのがどうが分がんねえけど何か一度テレビ局とがのオーディション?とがっつうのに行ったけど緊張しちまって全然ダメだったみたいで落ちて。
そう…。
あっでも劇団とがいうとごろで芝居の稽古に仕事終わってから行ってるみたいで。
大丈夫ですよ時子は。
そうけ。
そうけ…そうけ…。
これからもよろしくお願いします三男君。
よろしくね三男君。
いやとんでもねえです…。
(美代子)ありがとう会長!何言ってんだ副会長!
(君子)ありがとね会長。
だから何言ってんだ副会長。
(美代子)会長のおかげだよ。
何だそれ!何言ってんだ副会長いればこそだよ。
会長と副会長しかいないんですね。
そして三男君は大忙し。
なぜだかこの人まで。
あっどうしたんですか?宗男さん。
(宗男)いやおめえが帰ってるって聞いたがらよ。
あっみね子のこどが心配で?いやあいづは大丈夫なんだっぺ?あ…まぁ…。
あっじゃ実さんのこど?いやそんなこどお前に聞いでもしゃんめえ。
まぁそうですけど。
どうだ?東京。
どうって?おめえよビートルズ聴いでっか?ビートルズ?何ですか?それ。
はぁ!?もうやんなっちゃうな〜奥茨城の若者は!何でそんなにおくれてんだ?音楽だ音楽!ロックンロール!「抱きしめたい」とが聴いてねえのが?すみません…。
あっ分がった!アメリカだがイギリスだがフランスだがの音楽?テレビのニュースで見ましたよ一度。
おうおうおう!すばらしかっぺ?かっこいがっぺ?しびれだっぺ?いやとぐには何も。
(舌打ち)あれでしょ?あの…髪の毛女みだいに伸ばして軟弱な感じのいげ好かない…。
俺のこどが?それ!おっ!?いや!まっいいわ。
あのなみね子がな東京行ぐとぎによビートルズに関する情報とがあったら教えてくれって。
手に入るもんがあったら金は払うがら買っててくれって言ったんだけどよあいづよ忘れてんじゃねえがと思うんだ。
「元気です」って手紙は時々来んだけどよ。
ビートルズの「ビ」の字もねえんだわ。
はぁ。
東京の若者の間ではビートルズ旋風が吹き荒れでんじゃねえのが?俺よそれを読んでよ居でも立っても居られなぐなってんだよ。
いやとぐには吹き荒れではいないような…。
はぁ?おがしいなぁ何だっぺ…。
(ため息)すみませんお役に立でなくて。
まっいいんだけどな…。
…でどうよ?仕事の方は。
いや今更聞かれでも。
ハハハハハ!うわっ!いやちょっと!東京来ても俺んとこ来ないで下さいよ。
何言ってんだよ!寄るよ寄るに決まってっぺ!いやいいですよ!だってそれに毎朝パンに納豆ですよ。
あぁ俺それ好きだ。
毎朝それだ。
えっ!?おう!おう!頑張れよお前三男俺が行くまで。
いいですよ来なくて!何言ってんだよ!いたたたた!いたたたた!いだい!何で!?というわけで三男君の里帰り編でした。
ちょっと長かったですかね。
そして季節は秋から冬へ。
(みね子)寒ぐなってきたねえ。
(時子)んだねぇ。
幸子さん山形じゃないですか。
寒いのには強いんですか?やっぱし。
(幸子)そんなごどないよ。
北の方の人間でも寒いの平気なわけじゃないがらね。
私あんまり好きじゃないし。
(豊子)私んところはすごいですよ雪。
私より高いぐらい。
時子さんよりも高ぐ積もりますよ。
(澄子)え〜!んだか?
(豊子)んだ。
(澄子)すげぇな!
(豊子)んだべ?
(時子)そういう例に私使うのやめて。
しかもそれで驚くのやめて。
(2人)すいません…。
でもすごいんだね雪。
(時子)ね!そんな雪見たこどねえよ。
んだねえ。
フフフ!フフフ!給料日だね明日は。
んだねえ。
そうだった。
あ…。
(幸子)松下さん?
(松下)おっ!銭湯?
(幸子)はい。
(優子)こんな時間までお仕事だったんですか?えっ?あ…。
うんまぁね。
あっ銭湯?はい。
(松下)そう。
じゃ気を付けて帰って。
はい。
ご苦労さまでした。
何か疲れてるっつうが元気ないよね松下さん。
(幸子)うん…。
工場で何かあっだのがな?えっ?何か難しい顔とか多いですよね。
そうそう!
(澄子)そうなのがぁ?あんたぼんやりしてんねえ。
のんきだねえ。

(松下)ちょっとすいません皆さん注目。
え〜今月から皆さんのお給料が1割程度減額となりました。
(どよめき)申し訳ありません!原因はアポロン社が生産台数の調整に出たことです。
それに伴い我が社の売り上げも落ちてしまいました。
皆さんに落ち度はありません。
(どよめき)
お父さん…。
お給料が今月から下がりました
いつまで耐えればいいんですか?何かさ納得できねですよね。
んだよね…。
仕事はちゃんとやってるもんね。
そんですよ。
幸子さん大丈夫なんですかね?うん困ったね…。
(ノック)
(幸子)はい。
・いいかな?
(幸子)はい。
愛子さん今私伺おうと思っでたんです。
(愛子)うん分かってる。
(優子)はい…。
(ドアが閉まる音)松下さんの説明のとおり業績が今落ちてしまったみたいでね。
苦しいんだね…。
あなたたちのせいじゃないのにね。
ごめんね。
でもね何度もあったこういうこと。
経験してきた。
でも向島電機は持ち直した。
そんだけの力がある会社だと私は思ってる。
だからここは我慢して頑張ろうね。
大丈夫!向島電機はねそんなやわな会社じゃないよ。
私はそう信じてる。
ね!はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
じゃちょっと隣の部屋に行ってきます。
2017/05/25(木) 12:45〜13:00
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 ひよっこ(46)「夏の思い出はメロン色」[解][字][デ][再]

お盆休みにひとり里帰りした三男(泉澤祐希)。みね子(有村架純)と時子(佐久間由衣)の様子を聞きに、美代子(木村佳乃)と君子(羽田美智子)が訪ねてくる。

詳細情報
番組内容
お盆休みにひとり里帰りした三男(泉澤祐希)。みね子(有村架純)と時子(佐久間由衣)の様子を聞きに、美代子(木村佳乃)と君子(羽田美智子)が訪ねてくる。東京での暮らしぶりを話して感謝され、三男は喜ぶ。そして季節は冬へ。いつものようにみね子たちが銭湯から帰ってくると、ライン長の松下(奥田洋平)が通りかかる。難しい顔をして、話もうわの空の様子の松下。翌日、みね子たちは松下から思わぬことを告げられる。
出演者
【出演】有村架純,木村佳乃,峯田和伸,羽田美智子,柴田理恵,佐久間由衣,泉澤祐希,朝倉伸二,尾上寛之,小島藤子,藤野涼子,松本穂香,八木優希,奥田洋平,斉藤暁,伊藤沙莉,和久井映見,【語り】増田明美
原作・脚本
【作】岡田惠和

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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