(綿引)みね子ちゃん。
(みね子)はい。
(綿引)ごめん!えっ?
お父さん。
何だか私の周りではどんどんいろんなことが起こっていて…
・「Ponponpon…」・「愛の言葉をリル」・「シャイなハートがドキドキ」・「あの日観てた“サウンド・オブ・ミュージック”」・「瞼閉じれば蘇る」・「幼い頃の大事な宝物だけは」・「ずっとこの胸に抱きしめて来たのさ…Ahah」・「夜の酒場でLonely」・「あの娘今頃どうしてる?」・「さなぎは今、蝶になって」・「きっと誰かの腕の中」・「肩寄せ合い声合わせて」・「希望に燃える恋の歌」どうしたんですか?綿引さん。
みね子ちゃんのお父さん東京で捜すこどができなくなってしまうんだ。
えっ?本当に申し訳ない!いえそんな…謝るこどないですよ全然。
いやでも…。
何かあったんですか?そのせいで警察の上の人に怒られたとが?そうなんですか?だったら謝んのは私の方で。
ごめんそうじゃないんだ。
いっつもそうだね悪い癖だ。
最初にちゃんと説明しないがら余計な心配かけてしまう。
いえそんな…。
どうかしたんですか?こないだ話した高萩で警官やってるオヤジがねケガしちまって…。
大きなケガで…。
足をね…。
自分だけではもう歩けねえ。
昨日帰ってきたんだけどオフクロもオヤジもさ大丈夫だって言うんだけど大丈夫なわけなんかなくて…それなのに何度も「大丈夫だ帰れ大丈夫だ帰れ」って。
俺しかいないんだよね。
だから…。
クニに帰ろうと思ってね…。
だから東京にいなくなってしまうからみね子ちゃんのお父ちゃん…。
そんな心配しなくていいですよ綿引さん。
いや俺も心残りなんだ。
絶対見っかると思うんだけど…だから悔しくてさ。
お仕事は…。
警察官は辞めることになる。
さっき届け出してきた。
そうなんですか?向ごうではでぎないんですか?うん…。
俺は東京の警視庁の採用試験を受けて警察官なってるからね。
警官やってたらオヤジの面倒見れないし。
だがらいいんだ。
そうなんですね…。
うん。
いづ?あさってには帰る。
そうなんですか…。
ちょっと似てるね俺たち。
えっ?お互い親で…人生が急に変わっちまった。
だろ?でもさ…嫌なだけじゃないよね。
子どもとしてうれしいことでもあるよね。
そう思わない?はい。
そう思います。
遊びに来るよ。
茨城なんて近いもんだよ。
な?んですね。
うん。
お父さんきっと見つかるよ。
諦めんな。
はいありがとうございます。
ありがとうございました。
本当にありがとうございました。
あ〜溶けちゃったね。
溶けでもおいしいですからクリームソーダは。
あ〜そうが。
偉いな頑張るなクリームソーダ。
ハハハハ!働きもんだな〜。
んですね。
ただいま。
お帰り。
お帰りなさい。
あれ?優子さん大丈夫ですか?
(優子)あっうん大丈夫。
ちょっと横になってただけ。
はぁ…ならいいけどよ。
(優子)ありがとう。
(幸子)ううん。
フッ…。
ん?いえ…フフフ…。
えっ?何?何かついてる?あっいや…。
優子さん何かちょこんと座ってんのがかわいくて。
何?えっ?何かおがしいの?いやいやいやいやあの何か…。
何かに似でんなと思って。
何か…。
えっ?何かに似てんな…。
やんだ見ないでけれ。
(澄子)あっ!
(豊子)あっ!座敷童子!
(豊子)そんだ!それ!そう!
(時子)あ〜確かに…フフッ…。
(幸子)似でる…。
(笑い声)あっごめん。
いやあのかわいいっつう意味ですよ優子さん。
(雄大)そうか茨城かぁ…。
おう…いつか来いよ。
うんどうしようもなくなったら君のとこに向かうよ。
やだよそんな時来んなよ。
迷惑だよ。
普通に遊びに来い普通に…。
幸子さんと。
(雄大)うん。
(綿引)お前頑張れよな音楽。
うんありがとう。
君も頑張れ。
おう。
へいお待ち。
どうも。
頼みがあるんだが。
何だ?金貸してくれ。
はぁ?別れを告げに来てる人間に借金すんのか?いつ返すんだよ?頼む148円だ。
ん?少ないな…。
しかも細かいな。
ここの代金だよ。
僕がおごりたいんだ。
そういう気持ちなんだ。
でも金がないんだ。
だから貸してくれ。
僕におごらせてくれ。
必ず返す…。
返しに会いに行く。
変なやつだな。
必ず返しに来いよ。
来なかったら取り立てに行くぞ。
おう。
そっかぁ帰んのかぁ茨城。
うん…。
寂しいね。
うん…。
(豊子)いい人でしたね。
んだねぇ。
雄大先生も寂しがるかな。
いいコンビであったもんねぇ。
んだよねぇ。
みね子…綿引さんのこと好きであったんでないの?えっ?好きって?好きって…だがら恋?え〜!?
(澄子)そうだったのがよ?いやいやいやいやいやいや!お似合いだと思ってだげどな私。
いやいやいや。
まぁこの子はねそういうの奥手だから自分でも分かんないんじゃないのかね?恋なのかどうかも…ね?何よそれ!お子様だはんで…ね〜?ね!
(たたく音)いってえ…。
ほら何かこう胸が痛いどがいつでも相手の顔が浮がんでしまうどが会いだくてたまらないどが。
ね?
(澄子)え…幸子さん雄大先生にそんなふうに思ってんのが?どういう意味よそれ。
すいません!この方見ませんでしたか?分からないです。
そうですか…。
ありがとうございました!
(ため息)
お父さん…。
綿引さんが茨城に帰りました
・「胸にこめて」・「疑いの霜を」・「冬にもおかせぬ」・「わが心」
お父さん…。
何だか変な気持ちです
ひょっとして私は恋…してたのでしょうか?
来週の「ひよっこ」は…。
もうどうにもならないんですか?
(松下)申し訳ない!向島電機が倒産!?閉鎖してもらって助かったよ。
アハハハハ!
(優子)本当に楽しかった。
絶対やだ〜!みね子たちは一体どうなるんでしょうか?最後まで笑っていようって約束したでしょう?2017/05/27(土) 08:00〜08:15
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 ひよっこ(48)「夏の思い出はメロン色」[解][字][デ]
綿引(竜星涼)は、みね子(有村架純)に「東京で実(沢村一樹)を捜せなくなった」と謝る。故郷にいる父のために帰ると説明されるが、突然のことにみね子は何も言えない。
詳細情報
番組内容
綿引(竜星涼)はみね子(有村架純)に「東京で実(沢村一樹)を捜せなくなった」と謝る。故郷の茨城にいる父のため、帰ることになったのだ。実のことが心残りだと言われるが、突然のことに何も言えないみね子。何となくさみしい気持ちになって寮へ帰る。雄大(井之脇海)にも事情を話した綿引。不思議な友情を結んだ2人は、一緒に屋台でラーメンを食べる。そして東京での最後の日、実が目撃された街で綿引は聞き込みを続ける。
出演者
【出演】有村架純,沢村一樹,佐久間由衣,竜星涼,小島藤子,藤野涼子,松本穂香,八木優希,井之脇海,菅原永二,政岡泰志,和久井映見,【語り】増田明美
原作・脚本
【作】岡田惠和
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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