トランプ大統領 パリ協定脱退か近く判断

トランプ大統領 パリ協定脱退か近く判断
アメリカのトランプ大統領は地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から脱退するかどうかについて、近く判断する考えを示しました。
地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から脱退するかどうか検討しているトランプ大統領は27日、ツイッターに「来週、最終的な決定をする」と書き込みました。

パリ協定についてトランプ大統領はG7サミット=主要7か国首脳会議で「自然環境はとても重要だ。私は非常に気にしている」とする一方、雇用の創出を重視する姿勢も示し、「問題を理解し、正しい決定をしたい」と述べていました。

これに対し、G7各国はパリ協定にとどまるよう求めていました。

仮にアメリカがパリ協定から脱退した場合、地球温暖化対策に大きな影響が出ることが予想され、トランプ大統領の判断が注目されます。