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昨日のザハ発言報道は以下記事などで皆さんご覧になられたと思うが、各メディアで取り上げられ衝撃は大きい。
”ザハ・ハディド氏が法的措置の方針 著作権の譲渡を拒否”2016.1.14 産経新聞
この記事の<(ZHA)事務所は声明で、支払いと引き換えに、事業についてのコメントを封じる追加の契約条項への署名もJSCから求められたが、これも拒んだ>と云う部分について、報知新聞は「JSCがザハ氏に口止め依頼」というようなタイトルを付けていることも有り、ネットではJSCへの批判が多い。
JSCに関しては新コンペでも主催者。これまで言及してきたように、新コンペにおいてザハ案流用が可能なら、流用した陣営の方が設計完成度が高くなり、配点の多い重要項目である工期面で非常に有利になる。コンペの公平性が保たれず成立しないから、少なくとも主催者であるJSCが公式にそれに絡むことはないと見ていたが、まさかの直接関与。これでは批判されても仕方がない。
ただし、ZHA側にも「ザハ案は建てられなかったのではないか」と云う重大な疑義が有ることを、昨年当ブログの中心的題材として取り上げてきた。つまり、JSCにもZHAにも問題が有るという状況。更にザハ案は「ザハ+○○設計」案とも呼ばれてきたように、○○設計も重要な役割を果たしていたが、同社は未だにダンマリを続けたまま。更に政府官邸側にも水面下の仕切り・仕掛けを担っていると思われる□□補佐官がいる。
他にもゼネコンを始め様々な登場者がいる中で、何が真相なのか分かりにくくなっている。それで内幕を相当描写していると思われる昨年の「文藝春秋9月号」記事を期間限定で全文掲載する(現在ではKindleでも買えないようである、代わりに雑誌で「文藝春秋2015年9月号特装版 (文春ムック)」になっている、記念にご購入も検討いただきたい)。
今までも分割して紹介して来ているが、今回全文を掲載して再度新国立競技場問題の深層をご確認いただきたいし、読まれていない方は是非御覧頂いて各登場者の動きなどについて「このような話もあるのか」ということで、本日隈氏会見前の予備知識としても知っていただきたいと思う。なお、同記事の真偽については、少なくとも当方検証では信憑性が高いと見ているが、全部が正確というわけでも無いと思うので、今後他マスコミなどの検証も期待したい。著者の「由利俊太郎」氏については情報がなく匿名の可能性が高いと見ている。
以上
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隈氏の記者会見拝聴しましたが、柱スパン、スタンド部分の部屋レイアウト、さらには外構の植樹の位置まで同じ事には、全く言及しませんでしたね。スタンド計画について、彼はミスを発言しましたね。東京都火災予防条例で席配置が法的に誰がやっても決まるといいましたが、それは違います。49条12項の4では、最大20列までは席を連続して良いとありますが、A案は26席連続してあります。つまり避難安全検証を使って特例的にそれを可能にしてるのです。なぜそれが可能かと言えば、もともと検討済みのザハ案をベースにしているから、です。彼は、Aチーム各社が同じ部屋で協同していたとも証言しましたから、確信してザハ案をベースにしたと想像できます。時間のないコンペ期間であったのでザハ案をベースにしたのでしょうが、コンペ要項ではオリジナルなものが求められているのなら、失格となるのが理でしょう。
2016/1/15(金) 午後 9:23 [ miy*_n* ] 返信する
追伸で恐縮ですが、もし避難安全検証を使えば、当該部分の設計は、安全に避難できる立証さえ出来れば、確かにコンペ締め切りまでの限られた時間内ですが、設計者の自由に設計はできます。逆に言うと、自由なはずなのに、A案はザハ案と一致しているわけです。以上の実情を見るかぎり、隈氏のアリバイは破綻している、と言わざるをえません。
また、余談ですが、今日の会見で隈研吾氏は、建物の外周を取り巻く庇も、日本の伝統建築同様に、木造とする事が重要であると言っておられましたし、彼のこれまでの作品もそうしてきた、と力説されてましたが、技術提案書の図面を見ると、最上部の軒天は木でなく、フェイクのアルミの木色焼き付け塗装です。図面集の断面図ではその部分の仕上げがあえて書かれてないので、普通は木と誤解してしまいますが、提案書のページにそう小さく書いてありますね。日本のコンプライアンスが世界から問われている中で、このような記者会見の内容で、疑問がさらに深まり、個人的には残念です。
2016/1/15(金) 午後 11:58 [ miy*_n* ] 返信する
> miy*_n*さん
会見で「東京都の火災予防条例」が出てきたのは唐突感が有り違和感を持ちましたが、それでご指摘のような墓穴を掘っているとは、もはや末期症状の感じがします。
またA案の軒庇が金属素材の下側に木格子を貼り付けて「和」と主張するなら、相当の強弁のように感じます。
2016/1/16(土) 午後 1:58 [ kensyou_jikenbo ] 返信する
火災予防条例を持ち出して誰がやってもザハ案にと同じになる、と言うアリバイは姑息ですね。
避難安全検証法とは、一定の性能基準、単純に言うと、安全な場所へ決められた時間内に、全ての観客が避難できるよう設計し、それが可能なら自由にスタジアムの設計が可能という制度です。
通常は、平面図をもとに、コンピュータで観客の避難時間等を解析し、安全かどうかを検証します。
もし隈氏のいうとおり、火災予防条例通りに設計すると、通路面積が大きくなり、規定の観客人数を収めるとスタジアムがさらに大きくなってしまい、狭い敷地に建物を収めるのが難しくなります。
そこで、A案チームは、すでに避難安全検証法を使って成立させていたザハ案を流用しているのです。
B案は根本的にザハ案とはちがいますが、避難安全検証法を適用していますね。二段スタジアムだから避難に問題ありというプーさんのブログでのご懸念は、B案提案書を読む限り、問題無いです。
現在では、国内の大規模なスタジアムでは大半が避難安全検法を適用しています。隈さんはスタジアムの設計経験がないせいか、これをご存知ない事が、記者会見で明らかになってしまいました
2016/1/16(土) 午後 10:58 [ miy*_n* ] 返信する
それから、スタジアム外周部分の軒庇は、金属素材の下側に木格子を貼り付けているどころでないです。金属下地に木でなく、アルミを木の色に塗装したニセモノを表面に貼っています。提案書をよくよく読むと、小さく書いてあります。隈さんは記者会見で、木を使うと力説されておられましたが、ら、実はアルミを混ぜているのです。上の方なら、アルミを混ぜても木と判別つかないだろう、という事なのでしょうか。
隈さんも大成、梓設計に担がれて、気の毒にも思いますが、ここまでくると、ここは潔く退かれた方が良いと思います。
提案書では、Bチームも2019年11月末完成予定としていたので、今もしB案に変えても、まだオリンピック開催までには間に合うと思いますが。。。
長文大変失礼致しました。
2016/1/16(土) 午後 11:15 [ miy*_n* ] 返信する
> miy*_n*さん
「金属素材の下側に木格子貼り付け」は、軒庇自体の材質が木材ではないという趣旨でした。表現不足で失礼しました。
それにしても、軒庇自体が木材でなく上側もフラット形状にも関わらず、下側に斜めの木格子を貼り付けて「五重塔」がモチーフとしてしまうA案設計チームの発想が凄いと思っています。
2016/1/17(日) 午前 7:38 [ kensyou_jikenbo ] 返信する