一度ついてしまった脂肪は、放っておくほど落ちにくくなります。その典型が腰周りの脂肪です。
そこで、下半身を痩せたい人のための、腰回りやお腹のぜい肉の落とし方や効果的なエクササイズをご紹介します。
腰まわりに肉がついてしまうワケ
人は歳を重ねていくほどに、わき腹から腰にかけての贅肉がたまっていきます。これは、基礎代謝が低下するからです。
若い時は基礎代謝が高いので、飲食による摂取カロリーを体内で消化できていました。しかし、年をとると基礎代謝が低下するので、どうしても太りやすくなるのです。
腰まわりの肉を落とすには
日ごろあまり動かすことがない腰回りは、脂肪がたまりやすい箇所です。逆に、その分意識して動かすことで、頑固な腰肉を減らすことができます。
腰肉に限ったことではなく、筋肉があるところに贅肉は定着しにくいので、普段から引き締めることが大切です。
1.腹筋を使って上半身をねじる
出典:pixabay.com
立膝にして腰幅程度にひらいて座り、背筋をまっすぐ伸ばして両手を胸の前で重ねます。
大きく息を吸って、息を吐きながらウエストから上半身を絞るように、背筋を伸ばしたまま左へねじりましょう。
次に息を吸いながら、上半身を元の位置へ戻し、今度は息を吐きながら今右へ同じようににねじります。
これを、ゆったりとした呼吸に合わせて、左右交互に10回ずつ行いましょう。
2.腰まわりを引き締めて、ついでにヒップアップ
足を立膝にして仰向けに寝て、脚は腰幅程度に開き腹部に力を入れます。
息を大きく吸ったあと、息を吐きながらヒップを床からゆっくり持ち上げます。
ここで一度息を吸い、息を吐きながら骨盤を元の床の位置へゆっくりおろします。
これを8回繰り返しましょう。
3.筋エクササイズ
腕を床に対して垂直になるようにして、頭の先から足先まで一直線になるようにします。このとき足は小さくクロスするようにします。
この体勢から、横腹を持ち上げるように腰をあげます。数回繰り返したあと、反対側も同じように行います。
これを5セット行いましょう。
4.フラフープ運動
出典:amazon.co.jp
フラフープを回しているつもりで、もしくは実際にフラフープを回して、腰をぐるぐると回してみましょう。しばらくすると、腹から腰にかけてじんわりと熱くなってきます。
フラフープ運動は、「腰回りの脂肪が燃焼している」という感覚が味わえることが特徴です。これを続けていくと、引き締まった腰回りを手に入れることができるでしょう。