みんな大好き、北欧モキュメンタリー映画『トロール・ハンター』のアンドレ・ウーヴレダル監督の最新作であり、アカデミー賞最多部門を受賞したミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』を手がけたプロデューサーであるフレッド・バーガーが参加していることも話題の遺体安置所ホラー映画『ジェーン・ドウの解剖』。
本作の一番の魅力といえば、CGを使用せずに撮影された謎の女性の死体“ジェーン・ドウ”と彼女が巻き起こす超常現象の数々ですが、そんな本作の主役とも言える、死体のメイキング映像が公開されました。
グロテスクな内容なので閲覧注意ですが、超リアルな人工装具は一見の価値ありです。
内臓や血液、皮膚、そして一本一本植え込まれている髪の毛など、細部まで徹底的に作り込まれており、不気味でグロテスクながらも美しいです。死体には職人たちの技術力と映画のワンダーがつまっている!
なお、映像では死体の“ジェーン・ドウ”を演じたオルウェン・ケリーの本編では見られない笑顔も映っていますが、まったく身動きのとれない中で、自分の体(につけられた人工装具)が解剖されていくのは怖い経験だったとのこと。
役作りのために浅い呼吸の練習をしたり、ヨガの瞑想教室へ通ったりもしたそうで、彼女が演じる死体は動いたり、しゃべったりすることだけが演技ではないということを感じさせてくれます。
恐怖と驚きとイノベーティブな描写も楽しめる映画『ジェーン・ドウの解剖』は、2017年5月20日より新宿シネマカリテ他全国順次公開。5月27日(土)よりシネリーブル梅田とシネマスコーレ(名古屋)で公開。
image: (C)2016 Autopsy Distribution, LLC. All Rights Reserved
source: 映画「ジェーン・ドウの解剖」オフィシャルサイト, YouTube1, 2
(スタナー松井)