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チューリップ・ライフ

~ゆとりのある生活を目指すゆとり世代OLのブログ~

聞き上手になってまわりを笑顔にしたい

最近、おしゃべりをするときに気を付けていることがあります。

それは「話すより聞く」ということ。

 

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わたしは子どものころからとってもおしゃべりでした。わたしが話しているとまわりの子がみんな自分に注目してくれて、主役になったような気分になっていました。

 

大人になるにつれ、自己主張が強すぎることは相手の意見を聞く機会を失ってしまったり、まわりに不快感を与えることに気がつきました。

 

相手と仲良くなりたかったからとはいえ、「わかってほしい」とか「楽しんでほしい」と一方的に押し付けてしまっていた話し方を少し変えてみました。

変えるといっても、なかなかおしゃべりの癖は直らないし、やったことと言えば話さない分聞くということ。

 

2つの聞く

①聴く

相手の話に興味を持って、耳を傾ける。話を遮らず最後まで聞く。相槌を打ちながら、できるだけ顔を見て聞く。

なにか作業をしながら聞くと、話半分で興味を持てません。しっかり集中して相手がなにを伝えたいのかを感じつつ聞くようにしました。なにかを食べながら話すより時だけはまだまだちゃんと聞けていないなと反省しています。

 

②訊く

相手に質問すること。相手の話を聞いていて、興味をもったことがあれば自然と質問してみたくなります。「○○は好きですか?」のような、はいといいえで完結する質問ではなく、「どんな○○が好きですか?」のような、相手の話を引き出すようにしています。これはテクニックというより、単純に聞きたいから聞いてるだけなんですけどね。

 

聞き上手な先輩に試してみた

 最近、仲の良い先輩とランチに出かけました。その先輩は人当たりもよく、とても穏やかないい先輩です。でも、そんな先輩は最近なんだか調子が悪そうなときがありました。思い切ってランチに誘ってみて、話を聞かせてもらいました。

 

先輩は聞き上手なので、席に座るとさりげなくわたしの近況を聞かせてと促してくれました。ついわたしも話し出してしまいましたが、区切りのいいところで「先輩はどうですか?」と話を向けました。先輩はぽつぽつと話してくれたのですが、わたしがうんうんと頷いて共感しているとだんだんと悩んでいることなどを話してくれました。

 

ただのおしゃべりならアドバイスは求められてない

こういうときに気をつけなきゃいけないのは、変なアドバイスをしないことです。わたしはつい「それならこうしたほうがいいよ」と頼まれてもいないのに口を出してしまいます。問題を解決したくなってしまいます。でも、こうやって話してくれた先輩は困っていることを解決したいのではなく(実際、すでに終わったことだった)、ただもやもやした気持ちを吐き出したいだけなんだろうなと思いました。

今回は聞き役に徹し、先輩が気の済むまで付き合いました。

 

自分が聞き上手だとまわりを笑顔にできるかも

ランチがおわって、帰り際に先輩ははにかみながら「今日はありがとう」とお礼を言ってくれました。わたしは自分が今がおしゃべりでまわりを笑わせたいと思っていたときより、こうして先輩が少し元気になって笑ってくれたことのほうが嬉しく感じました。

 

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この写真のように、友人や大切な人とは向き合うより、同じ方向を見て話ができるようになりたいです。

どんなときでも、独りよがりになるとまわりが見えなくなるものですね。これからはもう少しまわりをみて、気持ち良く過ごせる人になりたいなと思います。