車を何年で乗り換えるかについては、毎回決めている人と、決めていない人に分かれると言われています
一番損をしない車の買い替えサイクルとはいったい何年なのか調べてみます。
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車の買い替えサイクルの平均は約8年?
新車の買い替え年数などを調査している機関の調査によると、近年の買い替えサイクルの平均は約8年とのことです。
個人的には思ったより長いですね。20年前に比べると約2年伸びているようです。
今の車は性能が上がっていることと、経済状況があまり上向きではないことも理由でしょうか。
平均では8年だが、5年で買い替え派と乗り潰す人が多い
平均で出してしまうと8年ですが、一番多い買い替えタイミングとしては2回目の車検を迎える5年が多いようです。
5年たつと走行距離も増えてきますし、それ以上乗ると部品交換などの費用も増えていくので、車検前に手放すきっかけになりますね。
毎回新車で車を購入する人に多いのは、5年でローンを組んだうえで、5年後に今の車を下取り、その下取りを頭金にしてまたローンを組みなおすといったサイクルです。
3年ローンで全く同じことをする人も居ます。 5年に比べて月々の支払いは重くはなりますが、3年ごとに新車に乗れるので、車好きな人には嬉しい購入サイクルですね。
※初回はローン負担が重いですが、2回目からは下取りが入るのでローン負担はかなり減ります。
3年ローンでは、毎月の負担が重い人にはローンは5年にして、3年後の下取り額でローンをクリアする方法もあります。
※初回のローン負担を軽くする方法です。2回目からは同じになります。
これらの方法ですと、「車検、タイヤ代」などはかかりませんし、修理も保証期間になります。
また、常に最新の減税を受けられるので、意外と負担なしで新車に乗り続けられたりするのです。
下取り価格の落ちにくい、人気車種でないと難しいですが、一度お店でシミュレーションしても面白いかと思います。
年数ではなく、10万キロで乗り換えるという人も多い
10万キロは、タイミングベルトを交換する時期になりますし、気分的にも区切りが良いため、年数ではなく、10万キロを超えたら買い替える人も多いです。
ただし、今の日本車は10万キロ程度では問題が起こることはほとんどありません。
ですから、ここまで乗ったのであれば乗り潰してしまったほうがお得かもしれませんね。
乗り潰し派は、両極端
乗り潰し派も数は多いのですが、その中身は大きく分かれます。
「車大好き派」と「車無頓着派」です。
車大好き派は、もちろん「あえて」長くその車に乗っている人たちです。
愛着があるので古い車だけど乗り続けたいわけです。メンテナンスを定期的にしながら20年以上乗り続ける人も少なくありません。
それに対し、「無頓着派」は、完全に「走ればいい」と考える人たちです。
走ればいい訳ですから、壊れるまでは買い替える必要がありません(笑)
ただし、このタイプの人たちはメンテナンスもしないので、故障する率も高くなります。定期的に修理してしまっては結局コストで損をしてしまうのです。
ですから、調子が悪くなったら中古車に乗り換えるのがベストでしょう。
走行距離が多めの中古車で乗り換えていけば、修理するより安くなるケースが多いはずです。
中古車から中古車への乗り換えは走行距離で判断
中古車から中古車への乗り換えサイクルについては、年数ではなく走行距離で判断すると良いでしょう。
以前も書きましたが、中古車は5万キロと10万キロに査定額の大きな壁があります。
例えば現在45000キロや、95000キロで少しでも買い替えを考えているのであれば、壁を超える前に即売ってしまいましょう。
超えてしまうと買取価格が一気に下がってしまうからです。
逆に、買う立場で考えた場合は、5万キロを少し超えた中古車は割安で購入できるケースが多いです。
ですから、そのあたりを狙ってみるのも面白いでしょう。