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suzu@kick diary

とあるキックボクサーの九転び十一起きな物語が現在、進行中です。

BLANKEY JET CITY

 

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♪君の手のひらに

 君の手のひらに大切なものを乗せる
 目には見えないけど 初めての人にだけ伝わる
 そして心に悲しさを少し入れて
 放り投げるだけ おもいきり空高く

 遠い昔のこと
 青い海が生まれた時
 空は燃える太陽に恋をしたのさ
 そしてすべてが生まれた
 森も 人も
 動物も 風も
 花も 夢も

 Sherry 迷わないで
 白い砂の上を歩いて
 Sherry 何も着ないで
 足跡はいつか波に消される
 Sherry 迷わないで
 ボクたちは皆ほんのちいさなトキメキ
 森も 人も
 動物も 風も 花も

 君の手のひらに大切なものを乗せる
 目には見えないけど 初めての人にだけ伝わる

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作詞 浅井健一
作曲 浅井健一
唄  BLANKEY JET CITY
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10年以上前に解散してしまいましたが、
BLANKEY JET CITYは自分が大好きなバンドの一つ。
中学生のときに初めて聴いてなんてかっこいいのだ!!
と衝撃をうけて以来ずっと好きでいます。

トゲトゲした歌の内容やその風貌などから
近づきがたいオーラを感じさせたり、恐いイメージをもたれがちです。
ですが、彼らの世界はさまざまな色にあふれているのです。

銃口から飛び出す弾は真っ赤な野いちごだったり、
ラジオの電波は火星人並みだったり、
ベンジー(ボーカル、ギター浅井健一の愛称)の歌詞には
そんな破天荒で想像豊かな世界が広がっています。

また一方で
「過ちもなく 悲しみもない世界 そんな世界が素敵だといえるのか」
とか「神様あなたは純粋なこころを持っていますか?」と
はっとさせてくれる気づきや少年が感じるような疑問を
呈するフレーズもあります。

心にすっとしみこんでくる言葉の数々。
ドラムとベースの射抜くような眼光
かっこ良いものを作り続けたいという純粋な思い。
張り詰めた緊張感のあるライブ
そして澄んだ瞳で歌いあげるその姿。など。

そんなものに触れるたびに、出会えてすごく良かったなと思うのです。

椎名林檎をしてベンジーは天才だと言わしめ、
タモリさんにいたっては再結成を望むバンドに
BLANKEY JET CITYをあげていました。

BLANKEY JET CITYの歌は、テープから始まり、CDやMD、
そして今は iPhone と時代の変遷とともに形を変えて
常に一緒に持ち歩きそばにいてくれました。
もやもやしていた多感な時期に、僕は世界の素敵な
見方の一つを教えてもらえたような気がします。

今でもメンバーそれぞれ、ソロで音楽活動していますが、
それだけでなく絵描き(ベンジー)としても注目されたり、
洋服屋さん(ベースの照井利幸さん)をやったり、
俳優(ドラムの中村達也さん)をしていたりと、それぞれが変わらずに
やりたいことを真っ直ぐに追求しています。

こんな風に素敵にかっこよく年を重ねていきたいものです。
若い人たちにもぜひとも聴いてもらいたいと思うバンドです。