アトピー大学>ステロイド剤を使う際の注意点>副腎皮質ホルモン分泌を改善させる(ステロイド薬を使わず)
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副腎皮質ホルモン分泌を改善させる(ステロイド薬を使わず)
アトピーの方であればステロイド、また副腎皮質ホルモンという単語は聞いたことがある方が多いのではないでしょうか?
まだご存じない方のために簡単に説明させて頂きますと、
副腎皮質ホルモンは、かゆみや炎症など過剰なアレルギー症状を抑えて、症状を軽くする体内で分泌されるホルモンになります。
また、副腎皮質ホルモン剤のことを一般的には『ステロイド剤』と言います。
このステロイド剤に対しては、あまり良いイメージを持っていないと思いますが、
今回の記事では、このステロイド剤など薬についてではなく、本来体から分泌される副腎皮質ホルモンの改善方法についてお伝えします。
なぜ副腎皮質ホルモンの改善が大事なのか?
アトピーの方であれば、病院に通った際ほとんどの方がステロイド外用薬を処方されたことがあると思います。
ステロイド外用薬はご存じのとおり、かゆみ、炎症を抑える薬ですが、体から分泌される副腎皮質ホルモンにもかゆみや炎症を抑えて、症状を軽くする作用があります。
この副腎皮質ホルモンは正常に分泌されている上ではかゆみや炎症を抑えて、症状を軽くする作用がありますが、副腎皮質ホルモンのバランスがくずれて、過剰に分泌されてしまうと、今度は逆に体に悪い影響を与えてしまいます。
副腎皮質ホルモンが正常に機能しているかどうかで、良くも悪くもアトピー等に影響を及ぼしてしまうので、副腎皮質ホルモンを正常に改善することが、アトピーの特徴であるかゆみ、また炎症に対処する上でも大事なことだとわかると思います。
具体的に副腎皮質ホルモンをどのように改善すれば良いか
ここでは具体的に副腎皮質ホルモンをどのように改善すれば良いか、大きく分けて3つの方法をお伝えします。
●睡眠リズムを正しくする
副腎皮質ホルモンは成長ホルモンと同じで、脳の視床下部の命令によって分泌されます。
この分泌を正常に促すためには、夜早く寝て朝早く起きて太陽の日差しをしっかり浴びるという健康的な睡眠リズムが非常に重要です。
副腎皮質ホルモンは体内時計の影響を非常に受けますので、この体内時計の時間調整をしっかりするためにも、正しい健康的な睡眠リズムをとることが大切です。
●ストレスを減らす
副腎皮質ホルモンはストレスを多く受ければ受けるほど、沢山分泌してしまうため、過剰分泌されてしまい、結果的にアトピーなど体の健康に悪影響を与えてしまいます。
そのためにも休息をしっかりとる、自分に合ったストレス解消法を見つけてストレスを減らすなどストレスとうまく付き合うことが副腎皮質ホルモンの改善、アトピーの改善には非常に重要なことです。
●栄養をきちんと摂る
これに関しては副腎皮質ホルモンに限る話ではないのですが、特別この副腎皮質ホルモンだけについて言えば、ビタミンB群(特にパントテン酸)、ビタミンE、ビタミンC、イソフラボンなどの栄養素が必要と言われています。
ただし、これまで何度もお伝えしているとおり、栄養はバランス良く摂ることが非常に大事です。
上述した栄養素ばかりをとっても、他の栄養素をバランス良く摂らず、副腎皮質ホルモン以外の機能に支障ができてしまえば結果健康を害してしまいます。
バランスよく栄養を摂ることについては、当サイトの体質改善の記事をご参照下さい。
以上のように、副腎皮質ホルモンは正常に機能していることが非常に重要です。
正常に機能していればアトピーのかゆみや炎症などの症状を抑えて、軽くしてくれますが、きちんと機能していないと、逆にアトピーを悪化される原因となってしまいます。
副腎皮質ホルモンのことを理解した上で、ご自身の生活改善等行っていくと良いと思います。
副腎皮質ホルモンの他にも、アトピーを改善させるために重要なことをまとめたレポート、ぜひこれも読んだ方がいいと思います(無料です)。
http://www.atopydaigaku.com/adrenocorticalhormone.html副腎皮質ホルモン分泌を改善させる(ステロイド薬を使わず)