【家計管理をはじめる方向け】自分にあった生活費の予算の立て方3ステップ

わたしが生活費のやりくりで重要視しているのは、予算です。

その理由は、わたしが予算にあわせるように日々のやりくりをしているからです。

そのために大切なのは、自分にあった予算を立てることです。

わたしは、10年間の家計管理を経た結果、自分にあった予算がわかるようになり、毎月おだやかにやりくりできています。

今回は、これから家計管理をはじめる方向けに、わたしが10年間実践してきた生活費の予算の立て方を3ステップでギュっとまとめました。

1.まず、少し余裕をもった予算を立てる

まずは、「これなら達成できそうかな?」というくらいの余裕をもった予算を立てます。

目標貯蓄額から予算を決めない理由

「なぜ、目標貯蓄額から予算を決めないの?」と疑問に思う方もいますよね。

その理由は、いきなりガチガチの予算を組むと、予算が達成するのがむずかしくて家計管理がイヤになってしまうからです。

家計管理は、続けることが何よりも大事です。

「予算を達成できた」という成功体験を積むことにより、家計管理が楽しくなっていき、続けられる可能性が上がると考えています。

残業代をふくまない給与で、赤字にならないくらいが目安

ステップ1の予算の目安は、残業代をふくまない給与で赤字にならないくらいです。

このステップで立てる予算は、本当に「ざっくり」でOKです!

「ざっくりでさえ、皆目(かいもく)見当つかない」という方は、こちらの記事が参考になります。

〈参考〉「理想的な支出の割合」を知ってしっかり貯蓄できる家計になろう!(ZAIオンライン)

ちなみに、わが家の生活費の予算はこんな感じです。

※特別費はボーナスから支払っています

余裕をもって予算を立てても、黒字になる場合

余裕をもって予算を立てても黒字になる場合には、黒字になる分をあらかじめ貯金します。

わが家は、セゾン投信で毎月積み立て投資をしていますが、もちろん現金での積み立てでもOKです。

余裕をもって予算を立てると、赤字になってしまう場合

余裕をもって予算を立てると赤字になってしまう場合には、次のような原因が考えられます。


・予算が多すぎる

・収入が少なすぎる


収入を増やすのはむずかしいので、この時点では予算を削って、まずは赤字にならないような予算を作ってください。

2.数ヶ月間やりくりしてみて、予算を変更

次に、数ヶ月間やりくりしてみます。

家計簿をつけて、予算を意識しながら過ごします。

毎月黒字だった場合

毎月黒字だった場合、予算を削って大丈夫です。

削った分は、先取り貯金を増やしましょう。

このとき、ギリギリまで削りすぎないことが大事。

例えば、食費がいつも1万円黒字なら、予算を削るのは5,000円くらいにしておきましょう。

毎月赤字だった場合

毎月赤字だった場合、次の原因が考えられます。


・支出が多すぎる

・収入が少なすぎる


まずは固定費を減らす

固定費とは、家賃・通信・保険・車などの、決まったお金のことです。

一方変動費とは、食費・日用品・光熱・被服などの、決まっていないお金のことです。

一般的に、固定費と変動費を比べると、減らしやすいのは固定費です。

固定費を減らし、変動費のための予算を増やしてみることをおすすめします。

固定費が減らせない場合、収入を増やすことも検討

赤字の場合、まず支出を減らすことが優先です。

ただし、もう支出を減らせないときには、収入を増やすことも検討してみてください。

わが家も、将来に向けて収入を増やすことに取りくんでいます。

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3.だんだん慣れてきたら、目標貯蓄額を決める

2のステップを、何回かくり返します。

くり返すなかで、だんだんと家計管理に慣れてきて「続けられそう!」となったら、目標貯蓄額を決めます。

目標貯蓄額の決め方は、こちらの記事を参考にしてください。

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目標貯蓄額を決めて、「目標に足りない」となったら、次の2つを検討してみてください。


・支出を減らせないか?

・収入を増やせないか?


まとめ


〈生活費の予算の立て方3ステップ〉

1.まず、少し余裕をもった予算を立てる

2.数ヶ月やりくりしてみて、予算を変更

(※何回かくり返す)

3.だんだん慣れてきたら、目標貯蓄額を決める


とにかく大事なことは、一気にガチガチの予算を決めずに、少しずつ自分にあった予算を探すことです。

家計管理を続けていくうちに、「ここってもっと減らせないかな?ほかの人はどうやってるんだろう?」などと興味がわいてきて、自分が必要な情報を探せるようになるはずです。

これから家計管理をはじめる方の参考になれば、うれしいです。

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