リベリオン 反逆者
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第三次世界大戦後に出現した都市国家・リブリア。そこは、テトラグラマトン党の党首ファーザーが君臨し、二度と戦争が起らないように感情を持つことを禁じられた社会だった。
リブリアでは音楽や文学書籍、絵画や映像など、心を揺り動かす「感情的なコンテンツ」は全て「EC-10[2]」として禁止され、人々は「イクイリブリウム」という政府機関が生産・配給する感情抑制薬であるプロジアムの服用を義務付けられていた。党の方針に逆らい、薬の服用を拒んで「EC-10」を所有している人間は「感情違反者」として、「ガン=カタ」と呼ばれる戦闘術を極めた特殊捜査官「グラマトン・クラリック」が摘発・処刑していた。
中でも有数の実力者である、第1級クラリックのジョン・プレストン(クリスチャン・ベール)は、妻を感情違反で処刑後、息子のロビー、娘のリサと3人で暮らしているが、ロビーはクラリック候補生であり、プレストンにとっては自宅さえも監視しあう空間だった。
プレストンは、同僚のパートリッジが、「違反者」だったことを知り、彼を射殺するが、その一件から彼の心は揺らぎ始める。そんな中、カプセルを誤って割ってしまった彼は、プロジアムを服用しないまま、新たな同僚ブラントとともに仕事に出ることになった。彼は、そこで逮捕された「反乱者」の女性であるメアリー・オブライエンの尋問中、逆に動揺させられてしまう。彼女の姿にプレストンは、かつて感情に関する罪で処刑された妻を思い出し始めた。そして鎮圧に出動した廃墟で、反乱者によって収集されていた品々や音楽に触れ、さらに朝焼けの摩天楼を見たことから感情を呼び覚ましてしまった彼は、プロジアムの服用を積極的に止め、社会に対する疑念を深めていく。
やがて郊外の廃墟で摘発中に「EC-10」となりうる仔犬の処刑を阻み、密かに保護した彼だったが、検問で犬を発見されたことで、警官たちを殺害してしまう。その上、メアリーが処刑されたことに対して、激しく感情を動かされたプレストンは、政府から疑われる事態に陥った。予め仕込んでいた計略を使い、何とか難を逃れたプレストンは、メアリーの処刑前にコンタクトを取っていたユルゲン率いる地下組織と共謀し、ファーザーを倒すため、ユルゲンたちを囮とする作戦に乗る。ユルゲンたちはプレストンに捕まったという形で、当局に身柄を拘束され、プレストンはその功績によりファーザーに特別に謁見を許されることになった。
しかし、検査という名目で連れて行かれた部屋で彼は驚くべき事実を知らされることになる。ファーザーは実際には何年も前に死んでおり、既にモニター上の存在でしかなかった。プレストンはファーザーに代わる影の最高権力者[3]、テトラグラマトン党の第3評議会副総裁デュポン[4]とブラントによって、謀られていたのだった。反撃に出たプレストンは、デュポンとブラントがいる謁見の間に辿り着くが、そこにはデュポンの近衛隊が待ち伏せていた。
プレストンは近衛隊とブラントを切り伏せ、デュポンと一対一で対峙し、ガン=カタによる激しい攻防戦の末、デュポンを倒す。打ち合わせどおりに反乱者と民衆が蜂起し、社会が変わろうとしている光景を見て、プレストンは、微笑むのだった。
ジョン・プレストン/クラリック クリスチャン・ベール 小山力也
メアリー・オブライエン エミリー・ワトソン 田中敦子
アンドリュー・ブラント/クラリック テイ・ディグス 楠大典
副総裁デュポン アンガス・マクファーデン 山路和弘
エロール・パートリッジ ショーン・ビーン 田中正彦
ユルゲン ウィリアム・フィクナー 菅原正志
ファーザー ショーン・パートウィー 小川真司
ファーザーの代理人 デヴィッド・ヘミングス
ロビー・プレストン マシュー・ハーバー 浅井清己
リサ・プレストン エミリー・ジーベルト
ビビアナ・プレストン アレクサ・サマー
プレストンの妻 マリア・ピア・カルツォネ
シーマス ドミニク・パーセル
オフィサー クリスチャン・カーマン
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