国内で12種類もコインを扱っている取引所は他にありませんし、非常に簡単で使いやすいので、coincheckを使っている人は多いと思います。
coincheckでは日本円でアルトコインを売買できるため、日本円での価格と変動率が表示されていますね。
ただ、この数字だけを見て一喜一憂するのはちょっと違うかも…というお話です。
JPYペアの価格ではない?
公式見解ではないのであくまで推測の域をでませんが、この価格表示は海外取引所の「〇〇/BTC」とそのときのBTC価格を元に計算されている、という説が濃厚です。
coincheckでバグ? botの暴走? ビットコインが100万円でイーサが5万 リップルが85円でXEMも65円w ビットコインベースのレートベースに他の通貨の価格決めてるとかな気もするなぁ pic.twitter.com/9ojtRW7Djd
— unknown (@unknown_bitcoin) 2017年5月9日
coincheckがロールバックした日には、ビットコインが一時100万円をつけたと同時にすべてのコインが異常な値上がりをしています。
このときだけでなく、ビットコインの急騰急落に合わせてすべてのコインが同様の値動きをする場面が何度かあることから、ほぼ間違いないと考えられています。
仮に、アルトコインの売買が一切なくなり値動きが止まっている場合でも、ビットコインの取引が行われていれば、アルトコインの日本円価格は変動するでしょう。
ビットコインに左右される
ビットコインが上がれば他も上がるし、ビットコインが下がれば他も下がるということなので、ビットコインが大きく動いている日は全面高、全面安にもなりやすいです。
coincheckを使っている人は、アルトコインの値動きがビットコインによるものなのか、そのコイン単独のもの(何か材料が出た等)なのか考えて売買してみるといいですね。
国内取引所では「〇〇/JPY」というように、日本円とのペアで取引できるアルトコインは多くありません。(XEM/JPY、MONA/JPYなどがある)
coincheckはあくまで販売所ですから、JPYペアの板があるわけではありませんので、そこは知っておくべきことかと思います。
とはいえ、海外の取引所を使うためには
- 国内取引所でBTCを買う
- 海外に送る(かなり詰まっているので時間がかかる)
- アルトコインを買う
という手順を踏む必要があります。
BTCを送金してる間に値上がりしてしまって、手数料を考慮してもcoincheckで買ったほうが安かった!ということも起こり得ますので、日本円からすぐに買えるcoincheckは非常に便利だと思います。
いくつかの取引所を使っていますが、UI/UXの良さは抜きん出ています。
また、必ず売買できるというのもいいところです(流動性が足りず売買停止されている期間を除く)
取引所の場合は買う人と売る人が一致しないといけないので、場合によってはなかなか約定しないこともあります。
それぞれ一長一短ありますので、使い分けると良いですね。
海外の取引所については作成中です。