真里と少年3 その4
窓から射す明かりが色を帯び始めていた。
夫婦の寝室には主婦が一人と小学生が三人。
社会的に言って立場は主婦の方が上だ。しかし一人全裸になり、股間・・・人間にとっての弱点を見せているのは主婦の方。
主従関係が逆転してしまわないか?
そう思うと逆に真里の心は高ぶっていく。
「なんで女性のここがこんな形してるのか、ってのにはちゃんと意味があるんだよ。」
真里は右手で性器を開いた。
大陰唇がゴムのように伸び、さらにその中の小陰唇までめくられていく。
何も知らない小学生の目に鮮やかなピンクの世界と小さな穴が飛び込んできた。
「これが一応、女の人の中身・・・なの。」
(中身!)
小学生にとってはあまりにもどぎつい色合い。
開く、ということも驚きだったが、少なくとも人間の身体でこんな色は見たことはない。
ということは・・・ホントに身体の中、おばさんの中身ってこと・・・?
少年達は真里がお腹を破ってまで中を見せてくれているような感じがして、少し心配になった。
「・・・それじゃ説明するわね。」
真里はしばらくの間中身を見せてやると、上半身を倒しさらに少年達から見えやすいようにした。
「女の人のここはね、いろいろな使い方があるの。まずはおしっこするところね。」
排泄場所を説明するのは少し恥ずかしかったが、真里は指で尿道を示してやる。
「ここ・・・見えるかな?ここからおしっこが出るのよ。」
三人はてっきり下にある穴がおしっこの穴だと思っていた。
まず学と太が、そして遅れて翔が真里に近づきよく観察する。
ホントだ・・・小さいけど穴がある。
「ここ・・・?」
学が一応確認するように聞いた。
「そう。こんなとこだから、女の人は座っておしっこするのよ。」
(そっか。それで男子トイレと女子トイレは違うんだ・・・。)
学はまたひとつ女性の秘密が解けた気がした。
でも・・・じゃあ、こっちの穴はなんなの?
「そう、その下にも穴があるでしょう?そこが一番の女の人の特徴・・・子供を産む穴なの。」
「えっ?ここ?」
「そうよ。」
「こんな小さいとこから?・・・うそだー。」
「ホント。うちの息子だってそこから生まれてきたんだから。」
生命の神秘。
少年達は不思議な思いを抱きながら、そのお腹へと続く小さな穴を眺めた。
「それでどうやったら子供ができるかだけど・・・。ちんちんって立つでしょ?その立った状態でその穴に入れちゃうわけね。そうしてさっき教えた射精をすれば・・・子供になって出てくる、と。」
「えぇ!?ここにチ○ポ入れる!?」
「うん。それをセックスっていうの。聞いたことない?」
セックス!聞いたことはあったけど、これが・・・?
・・・そんなのウソだ!人間がそんな事するわけないよ!
翔は真里の言ったことが信じられなかった。
いや、信じたくなかったというほうが正しい。
性的な気持ちよさを知らない少年にとって、ペ○スは笑いの対象でしかない。
そんなのを女のアソコ、それもあんな小さな穴に突っ込むなんて!
もし自分が女だったら・・・そう考えると、さらに信じる事ができなかった。
「それホントなの?」
翔は思いっきり疑いのこもった声で聞いてみる。
「ホントよぉ。信じられない?・・・じゃあ、ためしに入れてみてもいいわよ?」
「えぇ!?」
真里の冗談に本気で狼狽えた翔だが、確かに真里がウソを言っているようには思えない。
真里は大人。実際に子供も作り、産んでいるのだ。
(それじゃあホントに・・・。うそぉ・・・人間ってそんなもんだったの?)
困惑していたのは学も同じ。
しかし太だけはそんなもんなのかぁと大した印象も持たずに受け止めていた。
「ふふ、どうしたの?深刻な顔しちゃって。」
(まぁ気持ちは分からなくはないけど、ね。)
やはりまだ射精も経験していない少年に性の仕組みを教えるのは早すぎたかも知れない。
「やっぱり変な感じした?セックスって。」
「・・・うん。」
「でもみんなそうやって生まれてきたんだよ。キミたちだって、もちろんおばさんだって。」
「・・・。なんでそんな事しなきゃ人間できないの?何か理由があるの?」
「理由・・・ねぇ。それはおばさんにもわかんないけど・・・。まぁ、オスとメスが愛し合ったら子供ができるっ、て事なのかなぁ。」
「?」
「だって恥ずかしいとこ合わせてひとつになるんだよ。好きな人とじゃないとできないわ。」
(・・・ホントはそんな純粋なもんじゃないけど、子供だし・・・ね。)
結局意味などないのだろう。
少年達は真里のその言葉でなんとなく理解できたような気がした。
「ねぇ?おばさん・・・。」
「なぁに?学くん。」
「その・・・そこが男とは違うの分かったんだけど・・・。女の人にもお尻の穴ってあるの?」
「バカッ!なに言ってんだよっ!」
翔にどやされる学。
でも学はちょっとでも疑問に思ったことはつい口に出してしまうのだ。
「そりゃあるわよ?」
真里はお尻を浮かせ、今まで意識的に隠していた肛門を見せてやった。
「わぁ・・・ホントだ。」
皺の寄り合った卑猥なすぼまりに見入る少年達。さすがに真里もこちらを見られるのは恥ずかしい。
「もういい?」
真里はしばらく肛門を見せてやると、恥ずかしさを隠すようにパッと足を閉じ背筋を伸ばした。
「ふふ、ダメよぉ。お尻の穴は見せるの恥ずかしいんだから・・・。」
なにか怒られたような気がして下を向く三人。
確かに肛門を他人に見られるなんて、年頃の少年には想像もできないような恥ずかしさだ。
(おばさん、ホント大丈夫かよ。)
翔にとっては性器を見せてもらったときよりも真里の秘密を知ってしまった気がしていた。
(ケツの穴見られたなんて・・・一生オレに逆らえなくなるぞ!?)
「さぁ、じゃ今度はキミたちが脱ぐ番よ。」
局部を見られた恥ずかしさを隠すつもりで真里は言った。
「えっ!?オレたち?」
「うん。」
「な、なんで・・・。」
「え〜、だっておばさんお尻の穴まで見せたんだよ?キミたちだってちんちんくらい見せてくれなきゃ。」
(で、でも・・・。)
翔は戸惑って学と太を見た。
別に真里だけに見せるのなら構わない。全部見せてくれたし、男の事も知っているのだから。
母親の前で脱ぐような感覚だ。
(でもこいつらの前じゃ・・・。もろ立ってるし・・・。)
学と太もどうすればいいか分からず、もじもじしている。
「ねぇ、脱ごうよぉ。・・・ホラッ。脱がないとさ、おばさんとセックスできないよ?」
「で、できるわけ!ないじゃん・・・。」
どこかバカにされている感じがして翔は口をとがらせた。
(ふふ・・・冗談なのにムキになっちゃって。)
真里はベッドから下り、少年達の近寄った。
「ほぉら。早く早く。みんなで裸になっちゃおうよ。」
しかし少年達は下を向いたまま動こうとしない。
「やっぱりイヤ?恥ずかしい?」
「そ・・・そりゃそうだよ・・・。」
(仕方ないか・・・。)
恥ずかしいという気持ちは分かる。
今日は女性を教えてあげるという理由できたのだ。自分たちが裸になるなんて考えていなかったろう。
(一対一ならともかく、友達もいるんだもんね。・・・でも。)
それじゃ面白くない。
(・・・そうだ。)
「ねぇ。それじゃあさぁ。こういうのでどう?」
真里は足を閉じたまましゅがみ、少年達と視線を合わせた。
「キミたちちんちん出すの恥ずかしいでしょ?でも、その代わりにおばさんももっと恥ずかしいことしたげる。それでおあいこってのは。」
「・・・もっと恥ずかしいことって?」
真里ははにかんだ笑いを浮かべながら言った。
「う・・ん。そのさ。みんなに、おしっこするとこ見せたげる。」
真里は言い終わって、急激に恥ずかしくなり下を向いた。
(な、何言ってんだろ、わたし・・・。)
「おしっこ?」
少年達は真里が何を言ったかすぐに飲み込めなかった。
「そ、そう。ほら、さっきおしっこどこからするのって聞いたでしょ?だから、ね。女の人がどうやってするか興味あるんじゃないかなって。」
恥ずかしさに急かされ、つい早口になる。
しかしやはり、少年達はまだ脱ぐのにはためらいがあるようだった。
(こんな事まで言ったのに脱いでくれなきゃ・・・どうしよう?)
真里の方も困惑しはじめたとき・・・。
「じゃ・・・脱ぐ。」
学が恥ずかしそうに呟いた。
女性のトイレ・・・だいたい想像はつくが、ぜひ見てみたいと思う気持ちを我慢できなかったのだ。
「そう!・・・ね、みんなも。脱ご。」
よくぞ言ってくれたとばかりに学にほほえみかけると、真里は翔と太にも促した。
翔は学の顔を見て本気かどうか伺う。
(・・・。ま、いいか。みんなで脱ぐんなら。)
おばさんは全部見せてくれた。
それに・・・ちょっと脱いでみたい気持ちもある。
翔はまだ意識していないが、この秘密の世界にいる四人に強い仲間意識を抱きだしていたのだ。
「よし、オレも脱ぐ。」
「うん、そうしよそうしよ!」
まず学がそして翔が、呆然と話を聞いていた太が順に上から脱いでいく。
まわりを気にしながら、早く脱ぎすぎたりしないようにみんなと調整しながら
「・・・ん・・・と。」
三人ともブリーフ姿になったところで動きを止めた。
両手で股間を覆いながらも、不自然にブリーフがふくらんでいるのが分かる。
しばらく顔を見合わせた後、
「オレ・・・立ってるよ?」
上目遣いに真里に言いながら、翔がパンツを下ろした。あらかじめ宣言してからじゃないと、踏ん切りがつかなかったのだ。
それを見て学と太もブリーフを脱ぐ。
脱ぎ終わると三人とも両手でペ○スを隠したが、これでここにいる全員が全裸になった。
やはり服を着ているときとは違う、不安感、しかし爽快感も感じられた。
「ほらっ。みせちゃいなって。」
真里がふいに近くにいた学の手をどけた。
「わあっ!」
大げさに驚いて必死に股間を隠す。
そのそぶりが可愛くて真里はさらに学の後ろに立ち、両手を掴んで後ろに回した。
「ちょっ!ちょっとおばさんっ!」
顔を真っ赤にして抵抗する学。
しかし体格でも身長でも真里には及ばないので、まったく身動きがとれない。
どうにかペ○スを隠すため、学は身体を折り曲げ尻を後ろへ突き出す格好をする。
「・・・ん?」
お尻に真里の身体がもろに触れた。
(このじょりじょりしたのって・・・も、もしかしてチン毛じゃ!?)
「うわっ!」
学は今度は思いっきり腰を突き出し、真里から身体を離した。
「・・・ハハハっ。」
もろに突き出されたペ○スに翔は笑ってしまう。
「えっ・・・?わぁ!!」
あまりの恥ずかしさに、学は泣きそうになりながら激しく身体を動かしどうにか真里から離れた。
「もう・・・。そんなに恥ずかしがること無いのに。」
「だ、だって・・・!」
真里は学に近づき優しく頭を撫でてやると、みんなの方に振り返って言った。
「ねぇ、もう隠さないで。なにも恥ずかしいことなんか無いんだから。」
優しく毅然とした言い方。
それに圧倒されて、少年たちは一人一人手を下ろしていった。
「・・・。」
意識しない・・・そう思っていても自然に三人はお互いのペ○スを比べてしまう。
見たこと無いわけではなかったが、勃起しているのを見るのは初めてなのだ。
(こいつの、これが・・・精子出したんだよな。)
学のペ○スはともかく、翔は太のペ○スを見ながらジェラシーを感じた。
自分にはできない事をこいつはした・・・
まるで人間としての能力の違いを感じさせられたような気がしていたのだ。
(いったい、精子ってどんなものなんだろう。汁?それとも・・・。)
「わぁ・・・翔くんのおっきい。」
その時隣の学が翔のペ○スを見て素直な感想を言った。
「え?・・・バ、バカ!!」
翔はいきなり自分のことを言われ、真っ赤になって怒った。
翔にとってペ○スの大きさはコンプレックスなのだ。
「あら?いいじゃない。大きいのはね、男の子としてすごくいいことなんだよ。」
「でも・・・。」
翔はあるクラスメートから、”でかチン”とバカにされたときの屈辱が忘れられなかった。
学にキッときつい視線を投げつける。
「・・・さ、これでみんなすっぽんぽんね。じゃあ・・・。」
真里は少年達の顔をしばらく見回すと、ふいに視線を逸らして言った。
「ホントに見たい?」
「・・・うん。」
何を?とも聞かずに学が返答した。
「そう、じゃ見せたげるね。・・・お風呂行きましょ。」
真里は顔が火照ってくるのを意識しながら、少年達を連れ、浴室に向かっていった。
「もう、すぐするわね。」
真里は浴室に入ると、すぐに湯の張っていないバスタブの向かい側の縁に乗りしゃがみこんだ。
色々考えてしまうと余計恥ずかしくなる。勢いでやってしまおうと考えたのだ。
「よく見ておくのよ・・・。」
寝室よりもずっと狭い浴室に裸の人間が四人入ると、ずっと一体感が高まってくる。
少年たちはバスタブの向こう側でしゃがむ真里の股間をジッと見つめた。
「ん・・・。」
さぁ、力を抜いて・・・。早く・・・。
しかしなかなか尿は出てこない。
人前でしたことなどあるわけないので、緊張して力を抜けないのだ。
(もう・・・。早く出て・・・。)
目の前では少年達が固唾をのんで真里の股間に見入っている。
しかし焦る気持ちがまた下半身に不要な力を入れさせた。
(やっぱりあんなに見つめられてると・・・。あ、でも、今・・・。)
真里は身体の奥から液体が流れてくる感覚を感じた。
しかしもう少しというところでブレーキをかける。
ここはおしっこを出す場所ではない、そう理性が呼びかけて、おもらしを止めるかのように待ったをかけるのだ。
意識して力を抜けばすぐに出るわ・・・。
しかしこの場になって真里は少し迷い始めた。
(・・・ほんとに出しちゃっていいの?)
しかしその時、ふいに力が抜けた。
「あっ・・・。」
勢いよく真里の性器から射出される黄色い液体。
真里はすぐに力を入れ止めようとしたが、止めることができない。
ドボドボドボドボ・・・
派手な音を立ててバスタブの底に飛び散る尿。
(あぁ・・・とうとう出しちゃった・・・。)
もう止められない流れにこみ上げてくる羞恥。しかし爽快な開放感も同時に感じていた。
ドボドボドボドボ・・・
なかなか止まらない尿。
少年たちは、真里の陰唇の中の小さな穴が精一杯拡がって液体を排出するところを、はっきりと見ることができた。
「ふふっ・・・。出しちゃった・・・。」
出し終わって急激にこみ上げてくる羞恥。
真里は足を閉じ、そそくさとバスタブを下りるとシャワーでお湯を出し、少年達から背を向けて股間を洗った。
「ちょっとおしっこ溜まってたのよね・・・。」
恥ずかしさをごまかしたくて喋るが、少年達は無言のまま。
真里は一段と顔が赤くなった。
「さっ!次はキミたちよ。」
「え〜〜っ!」
いきなり自分たちに話を向けられ、三人は困惑した。
「だっておばさんも男の子がどうやっておしっこするか見てみたいもん。」
「そんなぁ、できるわけ・・・わっ、なんだよっオマエ!!」
いきなりたちあがり放尿を始める太。
「えっ?だって・・・。」
少年達にかけないようにはしていたが、ぽつぽつとしぶきが身体にかかる。
「ふふっ。太くんたらっ。」
「くそっ!それならオレもだっ!」
翔もその場で放尿を始めた。
「きゃっ、かかっちゃうわよっ!」
「ほらほらほらっ!」
「こぉら!もうっ!」
「僕も僕も。ん・・・出た出た。」
ジャー・・・・。
三人とも気持ちよく放尿し終えた時、浴室は強烈なアンモニア臭で満たされていた。
「・・・もう。びしょびしょよ・・・。」
「ふふ、だっていきなり太がかけんだもん。」
「だからってわたし狙ってかけること無いのに・・・。もう。」
「はは・・・。」
「もー!!」
「ハハハハハ。おばさん、臭い!」
「ふふっ、なによ!」
「翔くんもだよ?」
「きゃははははっ!!」
不思議と和んでいく空気。
翔達はいつのまにか、真里に対して強い親近感を抱き始めるようになっていた。
「さ、みんな。身体洗って綺麗にしよ。」
真里は一人ずつ順番に身体を洗ってやった。
丁寧に、特にペ○スは刺激しすぎないように。
そして洗い終わると、今度は自分の身体を洗ってくれるようお願いする。
「おっぱいは誰が洗う?」
「オレオレ!」
「あっ僕だよっ。」
差別にならないよう一人ずつ順番に。そして性器も・・・。
「わっ、ぬるぬるしてる・・・。」
「柔らかいんだぁ・・・。」
「あー!お尻の穴触っちゃったぁ。」
先程までと違い、全然緊張しているような素振りはない。
真里もこの少年達との距離がグッと縮まったような気がして嬉しかった。
(・・・でも、これで終わり?うぅん。それじゃ面白くないわ。もうちょっと遊ばなきゃ。)
息子よりも年下の小学生に性器をいじらせながら、真里は含み笑いをこぼした。
続く