DARPAとボーイングの宇宙飛行機「XS-1」のデザインが決定、製造へ 12
ストーリー by hylom
それでも1回5億円か 部門より
それでも1回5億円か 部門より
AC0x01曰く、
DARPAは5月24日、研究中であった二段式宇宙往還機「XS-1」について、ボーイングが提案していた二段式ロケットプレーンで一段目を再使用する案を選定したことを発表した(DARPAアナウンス、ボーイングXS-1ページ、Sorae.jp、 Engadget Japanese、Slashdot)。
XS-1は、LEOに1,360kgのペイロードを10回/10日という高頻度で、かつ一度の打ち上げコストを500万ドルに抑えることを目指した野心的な開発計画。ボーイング案は「Phantom Express」と呼ばれており、垂直に打ち上げられたのち、空中で使い捨ての二段目ロケットを発射、一段目はそのまま飛行機のように滑走路に着陸することが計画されている(イメージ動画)。エンジンには事前に噂されていたブルーオリジンの「BE-4」ではなく、エアロジェット・ロケットダインのLOX/LH2系の「AR-22」が採用された。2020年の初打ち上げが予定されている。
10回/10日 (スコア:0)
つまり、平均して毎日????
Re:10回/10日 (スコア:2)
てっきり hylomed されたのかと思ったら、原文にも出てきてますね。ただし、
ということで、1段目のテストを10回続けて行うという話であり、実運用時に恒常的に毎日1機のペースで打ち上げる、という話ではないと思います。
Re: (スコア:0)
「hylomする」:新語誕生の瞬間を見た。
Re: (スコア:0)
宇宙から帰ってきて数時間後には次の打ち上げ開始みたいな超ブラック運転される予定みたい。
Re: (スコア:0)
1段目は宇宙と言うほど高くまでは行かず、大陸間を毎日、行ったり来たりしてるジェット旅客機程度の話なんでは…と思って動画を開いたら結構宇宙まで行ってた。
Re:10回/10日 (スコア:1)
宇宙飛行機は
の2つが必要で, それぞれ最適な技術が違いますから, 1段めで十分に高度を稼ぐことが必要なんでしょうね. 特に2段めではノズルの大きさ(重量)や比推力が重要ですから, 外気圧がほぼ0で一定という条件は設計上の大きなメリットになるんでしょう.
スペースシャトルの亡霊 (スコア:0)
翼、必要ですか?
第1段を再利用するなら、SpaceXが垂直着陸方式で実用化済み。
以前なら、垂直着陸の制御難易度の問題で、翼滑空による水平着陸にせざるを得ませんでしたが…。
打ち上げ中は、翼は大きなデッドウエイトとなるうえに、空力上も抵抗にしかならず、第2段の積載方法も軸上ではなく背中に子亀方式ではよろしくない。
帰還時の逆噴射燃料が不要なことと、帰還先の選択肢が広いことはメリットですが、デメリットが上回るんじゃないかな。
とはいえ、翼がある宇宙機はロマンですからねぇ…。
高性能な空中発射母機、って考えればアリなのかな。宇宙機というには微妙だけど。
Re: (スコア:0)
減速・着陸用の燃料のことを考えると、効率の差はもっと縮まる、とか?
空気抵抗で壊れないぐらいのスピードで落っこちてこようと思うと、それなりに燃料を食いそう。
Re: (スコア:0)
上段とペイロードを載せないなら、それなりのペイロードを積んで極超音速で飛べる飛行機ですからね、これ。しかも運用コストは相当低減される。
推進剤が液酸と液水でその調達が問題ですけど、そこらの飛行機のようにそこらの滑走路から運用できるなら、そりゃ有用でしょう。
でも、使い捨てる上段とペイロードフェアリングだけで1回500万ドルの予算を食いつぶしそうな気もするし、どうするんだろ。
Re: (スコア:0)
まだ始まったばかりの垂直着陸方式より、実績のある技術をベースにしたほうが確実と考えたのでしょう。
デブリ (スコア:0)
余計なデブリ増やすな以上