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岐阜鵜飼いPRに高校生が一役 岐阜高ESS部が英語ガイドに磨き
岐阜市の岐阜高校ESS(英会話)部の生徒が昨年に引き続き、長良川鵜飼で通訳ガイドボランティアに取り組んでいる。今季は研修を増やしたり活動の幅を広げたりして、外国人観光客への「おもてなし」により磨きをかけたい考えだ。 ◆観覧船でもてなし学ぶガイドは昨年、英語を活用して地元の魅力を発信しようと始まった。今年は一、二年生計二十一人が、週に二回ほどのペースで活動している。乗船前の外国人に鵜飼いを説明する際、昨年手作りした絵付きの説明書きに加え、画像を示すため新たにiPad(アイパッド)も使う予定だ。 二十四日には第一回の研修があり、実際に観覧船に乗り込んで、通訳案内士の資格を持つ市鵜飼観覧船事務所職員の田口誠さん(62)から説明を聞いた。 田口さんは、鵜匠が宮内庁式部職であることなど基本知識のほか、外国人に説明する際の心構えも伝授。「ゆっくり食事しながら移り変わる景色を楽しむ日本の風情も伝えてほしい」「文法や発音の正しさを気にせず、積極的に話し掛けて」などと呼びかけた。 部長の二年、三嶋崇之さん(17)は「今年は乗船前の鵜匠の説明を同時通訳できるようになるのが目標。知識をもっと増やして外国の方に楽しんでもらいたい」と意気込んでいた。 今後も、岐阜長良川温泉旅館協同組合の担当者から接客について学んだり、名古屋大の留学生にガイドする活動を予定している。 (北村希) PR情報
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