今井です。
2017年2月1日時点で知られているライトニングネットワークの開発状況を俯瞰してみます。
よく知られている実装には上記の6つがあります。
もっとも早くから開発が始まったのがamiko payですが、ライトニングネットワークのホワイトペーパーに沿った開発はamiko pay以外のようです。
現在、もっとも開発が進んでいるのがライトニングラボのlndです。ライトニングネットワークの提唱者である、Thaddeus Dryja氏とJoseph Poon氏によって開発が始まったプロダクトです。
ブロックストリームのlightningdは、複数のノードを経由したマイクロペイメントの実装に重きを置いたため、まだウォレット機能の不足、チャンネルオープンが煩雑などというところがあります。
しかし、共同創業者大石哲之氏のブログ「ライトニングネットワーク送金の動作実証手順:1ミリサトシを送ってみた」にある通り、基本的なライトニングネットワークは実装されており、まずライトニングネットワークを使ってみるにはよいです。
MIT DCI(デジタルカレンシーイニシアティブ)でThaddeus Dryja氏が開発しているlitは、他と違いライトニングネットワークでのSPV(Simplified Payment Verification)ノードになっています。将来的に一般ユーザが使うとすれば、この軽量版ノードになるかもしれません。
次回、lndおよびlitでのライトニングネットワーク送金手順を説明します。
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