こんにちは、パパむすです。
先日、3才の息子と保育園に行くためいつものように家を出たときのことです。
その日はよく晴れた暖かい日で、朝からスズメなどの小鳥が「チュンチュン」と大合唱していました。
パパ「鳥がたくさん鳴いているね」
息子「何で鳴くの??」
と聞かれてしまいました。
そもそも鳥は何故鳴くのか?僕は今まで考えたこともありませんでした。
なぜ鳥さんたちは朝も早くから鳴いているのか?この疑問に私はすぐに正確な理由を思いつくことができず
パパ「朝だからお腹がすいたよーって言ってるのかなあ」
息子「何で??」
と適当に想像して答えると、また何でと聞かれる始末。
僕の息子はとても好奇心が強いのか、いろいろなことに「何で?」「何で?」と理由を聞いてくることがあります。
息子のためにも、しっかりと「鳥がなぜなくのか」答えてあげなければならないため、その理由を調べてみました。
Yahoo知恵袋での回答
Googleで調べてみるとまず目に飛び込んだのが、Yahoo知恵袋です。
同じような質問をしている人がいたので、ベストアンサーを覗いてみました。
小鳥は天敵から身を守るために群れを作ります。毎日朝と夕方に大合唱するのは、群れの点呼と号令の意味があるようです。天敵の気配を察知すると警戒鳴きをして、群れが一斉に逃げ出します。大きな群れが同じ方向へ飛べるのは、号令の合図があるおかげです。
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1325466618
ここでは
・点呼と号令
が鳥が鳴く理由として挙げられています。
なるほど、小鳥たちが群れでピーチクパーチク鳴いているのは、掛け声をかけ合ってお互いの存在を確かめ合ったり、集団で移動するための合図をしていたんですね。
さらにみてみると
ウグイス等の場合、鳴き声はメスへのアピールです。歌が上手いほどモテるそうですよ(人間も似たところがありますよね~)。これができないと子孫を残せませんから、死活問題です。
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1325466618
もうひとつの理由として
・メスへのアピール
なっています。
ということはあの鳥たちの鳴き声は、オスから発せられるものだったんですね。
講談社のWebMOVE
つづいて、講談社のWebMOVEという動物の図鑑を発見しましたのでこちらも見てみます。
鳥の鳴き声は、大きく分けて“さえずり”と“地鳴き”の2種類があります。さえずりは繁殖に関わる声で、地鳴きは仲間同士の連絡のための声です。
引用:http://zukan-move.kodansha.co.jp/column_list/birds/1.html
こちらでも
・繁殖(さえずり)
・仲間同士の連絡(地鳴き)
の2点がさきほどと同じように挙げられています。それぞれ、「さえずり」「地鳴き」として鳴き方を分類している点が新しい発見ですね。
ウグイスの場合、「さえずり」には求愛と縄張り争いの2つの鳴き方があり、私たちが普段印象に残っている、力強く声量豊かな「ホーホケキョ」は、ライバルのオスに対する縄張り宣言とされています。
鳥の世界では、油断をしているとメスがほかのオスと交尾をしてしまうことがしばしばあります。
このように、メスが取られないようにしっかりアピールしているんですね。
なぜ鳥は朝鳴くのか?
最後に、なぜ鳥が朝あんなにも大合唱して鳴いているのかについても調べてみました。
すると意外なことに、日が昇るに従って空気が暖められていくことと関係があることがわかりました。
同じ種類のオス鳥でも、歌がまったく同じというわけではありません。一羽一羽がそれぞれ少し異なるバージョンで歌っています。それは、ほかのオス鳥と区別をつけてメス鳥にアピールするためであり、それにはクリアな音質が不可欠です。だから複雑で綺麗なメッセージを送るには、大気の動乱がない早朝が一番適しているのです。
ここで述べられているのは、
・クリアな音質でメスへのアピール
という新しい観点でした。
他のオスとの繁殖競争のなかで、自分の声をより印象づけてメスへアピールするために、まだ空気が暖まりすぎていない早朝の時間がクリアな音声を届けるのに適しているということですね。
繁殖行動という意味では、これまで最初に見つけた理由と同じですが、早朝の時間帯が大合唱になる理由がこれでわかりました。
まとめ
これまでみてきたことから
「鳥はなぜ鳴くのか?」
・点呼と号令
・メスへのアピール
「なぜ朝鳴くのか?」
・クリアな音質でメスへのアピール
ということがようやくわかりました。
僕は家に帰ると、早速息子にこのことを伝えたところ。
パパ「鳥が何で鳴くかわかったよ。メスにアピールしてるんだよ」
息子「何で??」
と、お決まりの「何で??」が返ってきました。
僕と息子の楽しい知識探検の日々はまだまだ続きそうです。