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yokoyumyumのリノベブログ

ファッション系広告代理店を経て2012年東京→札幌へ移住。2016年7月築31年の中古マンションを購入し『インダストリアル』をデザインテーマにリノベーションしました。

割高でも根強い人気。「たけしのニッポンのミカタ!」で知った『山翠舎』の古材ビジネス


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テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」

5月19日の放送で知った「山翠舎(さんすいしゃ)」。
創業87年、木工所からスタートし、店舗の内装や、住宅建築を行っている会社だそうですが、番組でフィーチャーしていた『古材ビジネス』は、10数年前から始まった新規事業とのこと。
たけしのニッポンのミカタ! : テレビ東京

古民家の査定・買取・解体・移築・古材の販売


「古材のプロフェッショナル」と自負する山翠舎。
番組では、ベテラン大工が、一本づつ丁寧に柱を取っていく様子(解体)からスタートしてました。解体には大体3日ほどかかるそう。

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出典:https://www.sansui-sha.co.jp/koboku/

古木トレーサビリティシステム

長野県大町にある倉庫には、数千本の古材が並んでます。
太さ・長さ・樹種・形状はもちろん、経歴や由来までをも記録。この取り組みは日本で唯一なんだとか。

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出典:https://www.sansui-sha.co.jp/koboku/

古民家の買取価格は600〜700万円

解体され、倉庫に並ぶ古材は、1本2万円〜30万円。
豪雪地帯の木材は特に太いため、高値がつくそうです。 

古民家登録制

古民家を解体するだけでなく、移築して、旅館や店舗などに再生することも出来るよう、売主と事業者をマッチングさせるためのこの仕組み。
「古材を使いたい」「古民家再生で店舗造りをしたい」などのニーズに合わせて計画的に移築・再生出来るのがポイント。

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出典:https://www.sansui-sha.co.jp/koboku/

サスティナブルな取り組み


わたしたちも、リノベーションでは一部、古材(足場板)を使ってます。
山翠舎が扱う「古材」とは、種類がまた違いますが、長く使われてきたものにしかない風合いや質感というのは、何とも言えない良さがあるんです。

古民家から残された古材は、戸建リノベーションとの相性も良さそう!
山翠舎のように、持続可能な仕組み・思想が、もっと社会全体に浸透していくといいな・・と思う次第です。

山翠舎
https://www.sansui-sha.co.jp/

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