光ファイバーとは? - 光ファイバー
光ファイバーは、インターネットの速度が一番速く、安定しているため、自宅でインターネットをする人に最も人気があります。パソコン初心者の方のために「光ファイバーとは?(光ファイバー)」についてお伝えします。
光ファイバーの特徴
光ファイバーでインターネットを行うことを「FTTH」(Fiber to the Home)と呼びますが、ここでは一般的な「光ファイバー」を使います。
インターネットをする場所を自宅としていますが、会社でも学校でも同じです。
光ファイバーを扱う業者(NTTやKDDIなど)の収容局から、自宅まで、光ファイバーケーブルを引き込みます。
そのため、自宅周辺(主に電柱)に光ファイバーケーブルが通っていないと、光ファイバーのインターネットには申し込みができません。都市部では設備が整っていますが、地域によっては光ファイバーでインターネットができない地域があります。
光ファイバーが通っているエリアでも、アパートやマンションなどの集合住宅の場合は、オーナーや他の住民の承諾が必要な場合があります。新しい集合住宅は最初から光ファイバーの設備が整っていることもあります。
光ファイバーの速度
光ファイバーでインターネットをする場合の速度は、最大で200Mbps以上です。200Mbpsと言われてもピンときませんが、これはインターネット上にある画像や動画がストレスなく見ることができるぐらい速いスピードです。
実際には200Mbpsという速度は出ずに、20Mbps~50Mbpsぐらいですが、これでも十分なスピードです。
速度以外にも、光ファイバーの通信は安定していますので、インターネットをしていて不安定になったり、突然切断されることもありません。
光ファイバーの料金
光ファイバーの会社、料金プラン、契約年数によって異なりますが、プロバイダ料金も含めると、月額料金が6,500円ぐらいです。
それに工事料金(2年契約の場合は無料、または少額)や登録料(1,000円ぐらい)が加わります。
光ファイバーは住んでいる環境によって料金が異なります。
基本的には「一戸建て」と「集合住宅」があり、一戸建てに比べると集合住宅の方が料金が安くなることが多いのですが、集合住宅でも環境によっては、一戸建てと同じ料金になる場合もあります。
ADSLとの比較
ADSLでインターネットをしている人に対して、テレアポや家電量販店の人が「ADSLに比べても、光ファイバーは安いです」と営業をする人がいますが、それはあくまで営業トークで、実際にはADSLでインターネットをした方が1,000円~2,000円は安いです。
固定電話(自宅の電話番号)がないとADSLは料金が高くなりますので、その場合は光ファイバーと月額料金が同じぐらいになる場合があります。
光ファイバーでインターネットをする場合、光電話(光ファイバーを利用した電話で、月額利用料や電話代が一般加入電話より安い)を申し込むことが多く、インターネットと固定電話の料金をトータルで考えると、ADSLよりも光ファイバーの方がお得になる場合もあります。
光ファイバーの会社(回線業者)とプロバイダ
NTTの「フレッツ光」とKDDIの「auひかり」が全国で光ファイバーを展開していて、NTTの「フレッツ光」がかなりのシェアを占めています。知名度とエリアのカバー率が広いのが人気の理由です。
電力会社が光ファイバーを提供している地域もあります。
それぞれの詳細は「フレッツ光について」、「auひかり」をご覧ください。
光ファイバーの会社を決めたら、プロバイダを決める必要があります。
「OCN」、「ODN」、「BIGLOBE」、「So-net」、「@nifty」、「plala」など、大手のプロバイダであれば、どれも大差がありません。
プロバイダについての詳細は「プロバイダ」をご覧ください。
設置工事
近くある(電柱など)光ファイバーケーブルを自宅のパソコンまで引き込む必要がありますので、クレーン車が来たり、複数のスタッフが来て、ちょっと大がかりな工事になります。
パソコンを扱う本人がいなくても大丈夫ですが、誰かが立ち会う必要があります。
最近は多くの業者が工事費や初期費用(パソコンの設定など)が無料となっていますので、気軽に光ファイバーを始めることができるようになりました。
光ファイバーは必要?
「インターネットで情報を見たり、メールをするぐらい」という人は、光ファイバーの特徴である100Mbpsの速度は必要ありません。
光ファイバーは、料金は他のブロードバンドに比べると料金が高く、工事が必要なため、それほどインターネットをしない人は、「ADSL」を考えてみてください。
自宅に固定電話(NTTの電話回線)がないと、ADSLは少し割高になりますので、注意してください。詳しくは「ADSL」をご覧ください。
※現在はADSLがほぼなくなり、自宅でのインターネットは、光ファイバーが主流になっています。
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