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 埼玉県飯能市のJR八高線東飯能駅で25日午前に見つかった手投げ弾のような「不審物」は、県警飯能署の調べで計四つあり、いずれも模造品だったことがわかった。

 同署によると、最初に駅の利用客(59)が植え込みで見つけたのは直径約5・5センチ、長さ約35センチの筒状の木製で、先端部分は金属製。2本あった。同署が駅構内を調べたところ、植え込みから数メートルの範囲内で同様の品一つと、パイナップル型爆弾のようなプラスチック製品が見つかった。

 この影響で一時運転を見合わせたJR八高線、西武池袋線の乗客計約5千人に影響が出た。