2017.05.25 Thu posted at 19:21 JST
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(CNN) イスラム過激派「アルカイダ」の最高指導者だったオサマ・ビンラディン容疑者を射殺したと主張する米海軍特殊部隊「SEAL」の元隊員は25日までに、この急襲作戦を振り返り、「生還出来ない任務で、全ての隊員が死ぬだろうと思い込んでいた」ことを明らかにした。
ロバート・オニール元隊員がCNNとの会見で述べた。ただ、ビンラディン容疑者の隠れ家襲撃の作戦はこれまでこなしてきた任務の中で、最も困難のものではなかったとも指摘した。オニール氏はSEALでは400回以上の任務を遂行したという。
SEALは2011年5月2日、パキスタン北部アボタバードの潜伏先を襲い、ビンラディン容疑者を射殺していた。
オニール元隊員は、アボタバード作戦参加の隊員は戦闘のベテラン揃いで、それまで組んだ中では最高のチームだったと述懐。作戦へ向けた準備にも十分な時間が与えられ、本番でも極めて冷静かつ専門的に、順調に素早く作戦が進んだとし、誰も混乱に陥らなかったと振り返った。
その上で「潜伏先の最上階に行き、角を曲がった時、ビンラディン容疑者を見付けた。投降しようとはしなかったため自爆テロ犯に対するように対応した。顔面に3発撃ち込んだ」と述べた。
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