先日佐世保市の主要6ダムのうち3番目の貯水量を持つ、川谷ダムに行ってきました。
中には立ち入り禁止でしたので、周囲から撮影。ドローンを使って空撮でもしないと
全体像を紹介するのは無理みたいです。
下のモノクロ写真は建設直後に撮られた航空写真でしょうか。
佐世保市の主要6ダムの7/13現在の貯水量は以下の通り。
川谷ダム 84.5%
菰田ダム 100%
山の田ダム 100%
相当ダム 100%
転石ダム 100%
下の原ダム 100%
なぜ川谷ダムだけ貯水率が低いのか?
以下佐世保市水道局の説明です。(HPから)
「佐世保市の川谷ダムは、洪水調節の役割を担っていますので、梅雨や台風時期である
5月1日~9月30日間は満水にできません。ダムの貯水量1,610,000立方メートルのうち、
260,000立方メートルは、大雨に備えて空けておく必要があり、増水した水がダムから
相浦川に一気に流れ出ないように、調整して放流しています。以上のことから、この期間
は川谷ダムの貯水率は84%前後となりますので、佐世保市全体の貯水量も96%前後を推
移しています。」
川谷ダムは利水と治水を兼ね備えた多目的ダムなので、雨の多いこの時期は水量を減らし
て洪水に備える、ということのようです。だから貯水率はいくら大雨が降っても100%
になることはないのでしょう。
それでも現在の水源全体の平均貯水率は96.1%。年間の平均貯水率が90%を超える
状況が10年近く続いています。
佐世保市は「慢性的な水不足」で、市民は「受任の限界を超えている」らしいのですがまっ
たくの嘘です。
水は十分足りています。ダムを造って新たな水源を求める必要はどこにもありません。