壁に手を突いた相手に迫られるドキドキのシチュエーション「壁ドン」。それをモチーフにした台湾の調味料入れが、話題になっています。
2体セットになった陶器のキャラクターの片方は両手で口元を覆っており、もう片方は右手を前に突き出し、壁に当てています。顔は、目、口部分に穴が空いているだけで、特に表情はありませんが、身長差や背筋の伸び方といった微妙な違いから「壁ドン」の緊張感が伝わってくるのでは?
投稿者によれば、学術学会で台湾を訪れたときに見つけた商品で、見た目にひかれて思わず手に入れてしまったとのこと。購入後に説明書を読んで、顔の穴から塩こしょうが出る調味料入れだったことが分かったそうです。シンプルな顔つきには、ちゃんと意味があったんですね。よくできてるなあこれ!
ちなみに、中国版ウィキペディアには「壁ドン」に関する記事が存在。「ドン」の表記は異なります(口へんに冬と書く漢字を当てる)が、日本由来の言葉として広まっているようです。
(マッハ・キショ松)
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