2017.05.25
どうも、おしょぶ~^^/です。
先日めずらしく、この無い頭をフル稼働して新聞の科学欄を読んでおりました。まぁちょっと頭がショートしてプシュプシュ音を立ててましたが…(笑)
そこで、国立情報学研究所の越前功教授の指紋情報について書いておられる記事を読みました。ちょっと驚きましたね。
◆写真から指紋情報の読み取りが可能
世界的な流れで言うと、ドイツで2014年に政治家の指を市販のデジタルカメラで撮影して、写真から指紋情報の読み取りに成功したと言う発表がされて、指紋情報防御が一気に注目されたようです。
実際、越前教授のチームでスマホでVサインした人を撮影して、写真から指紋情報を読み取りました。で、それを基に指紋を作って市販の指紋センサーを試したところ通過したそうです。
う~ん(汗)怖い話です。指紋が鮮明に写っている条件がいると言う事ですが、この先生が説明してくれた実験例は5㍍離れた距離からVサインをした人を撮影しています。
5㍍以内の撮影なんて、日常でいくらでもありますよね!もうびっくり( ゚Д゚)です。
条件さへ揃えば、Twitterなどから指紋情報は読み取れる可能性はあると先生は言っています。
◆指紋情報は変更できない
指紋情報って、変更が困難と言うか普通のやり方では出来ませんよね^^;
パスワードなら盗まれた事さへ気がつけば、変更出来ますが指紋はそうはいきません。
アイフォンの指紋認証なんかけっこう話題になりましたが、他にもオフィス・工場・研究所などの入出館やPC稼働・銀行のATM・会社の勤怠など多く利用されていますもんね。自分も介護生活に入る前に勤めていた会社は、勤怠・発注・書類請求など何をするにも指紋認証でしたね。
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◆採算がとれるようになれば一般人も危ない
裏の世界も採算がとれないとダメなわけで、いま一般人の指紋情報を読み取って採算がとれるのか、この先生の記事では読み取れませんでした。
ここからは、わたしの妄想で根拠はありませんが、現在2人世帯以上の貯蓄の平均は1820万円です。まぁ中央値はおそらくもう少し低いでしょうけど…
もし裏の世界で、1000万円位の報酬で採算がとれる技術として浸透すれば、政治家・有名人・起業家だけでなく一般人も狙われる可能性は十分出て来ると思います。
もう、しょっちゅう各企業の情報漏えいのニュースが流れていますよね^^;
仮にA銀行の○○さんの預金が2000万円ある情報が流れて、SNSで検索して探したら実名で旅行でのVサインの写真をUPしていたら、もうアウト!ですね(汗)
これは、妄想ですが十分ありえるような…
◆対抗技術も進んでいます
撮影時に手袋をすればいいわけですが、実際に写真を撮影するシーンを考えると不便ですから、ついそのまま撮ってしまうと思います。
で、先ほど出てきた国立情報学研究所のチームが、指紋情報の盗難を防ぐ方法の開発を進めています。
現在考えられているのは、指紋に別の模様を張り付ける方法です。写真には自分の指紋は写らないけど、そのまま各指紋認証は使えると言う優れもののシールの開発中です。
この張り付けるシールの模様に高度な技術がいります。ただ幾何学的な模様だと指紋情報とは大きく違うため、写真を画像解析するとノイズとして除去され、本物の指紋情報が盗まれてしまいます。
そこで指紋に似せた模様を張り付けます。インクの透明度・光の通り具合を調整して、実際に本人が指紋認証を使う時には、ちゃんと本物の指紋の凹凸はセンサーに伝わるため、シールをはがさなくても良いと言うわけです。
家を出る時、そのシールを指に貼って帰って来たらはがして捨てる、使い捨てタイプの研究がまさに今進んでいます。すげ~( ゚Д゚)
いや~まさに裏と表、正義と悪の技術のせめぎ合いですね^^;
「なお、このテープは自動的に消去される」ぼっ!なんてね。
あ!一応お金をそこそこ持っている読者様はVサイン気をつけてね。おしょぶ~はまったく心配なし!Vサインやり放題(笑)←いや笑えないー_ー
じゃ、またね^^/