2017年、会員者数が15万人を超え、注目度が上がっている「サグーサークス」。さまざまなクラウドソーシングサイトがある中でも、「初心者でも使いやすい!」そして「コツコツ稼げる!」と評判が広がっています。
「サグーサークス」が他のクラウドソーシングサービスと異なる理由は“ライターがグレード分けされていること”です。その中でも、最もハイレベルなのが「プラチナライター」と呼ばれるライターです。「プラチナライター」が作成する記事単価は、1文字1円以上が保障されています。プラチナライターよりグレードが低いライターの記事単価は、約0.2円~最大1円なので、プラチナライターになれば、高額案件に挑戦できて、たくさん稼げることが分かります。
さて今回は、サグーワークスで、「プラチナライター」に挑戦した過程をご紹介します。
もくじ
今回、サグーワークスの「プラチナライター」挑戦をしていただいた方は、フリーライターの“miita”さんです。
mittaさん、まずは自己紹介からよろしくお願いいたします。
ご紹介にあずかりました、フリーのwebライターの“miita”です。
私は、大学卒業後5年間、広告代理店で営業職を努めていました。入社4年目のときに、営業リーダーの役職をもらって、自身の営業と営業チームのマネジメントをしていました。そして、入社5年目の夏に退職をして、夢だったフリーランスのwebライターになりました。なので、ライター歴はまだ、8か月ほどです。夢だったと言っても、5年間営業しかしていないので、人に伝えたいこと、思っていることを伝える手段は、ほぼ対面と電話でした。そのため、文章作成は大の苦手でした…。
文章作成が苦手なのに、webライターになりたいと思ったきっかけは、雇われサラリーマンを卒業して、自由な生活を手に入れたかったこと。
前職では、誇りを持って仕事をしていましたし、仲間にも恵まれていたので、とても充実していました。しかし、仕事を充実させるためには、身体の無理と、プライベートを捨てることが必要でした。「20代は死ぬ気で働いて、稼ぐ力を手に入れる!」そう思って動いていましたが、限界はありました。やっぱり、結婚もしたいし、友達とも会いたい。会社やホテルじゃなくて、自宅のベッドで寝たいし、夢である犬と暮らす生活もしたい…そんな思いが消えることはなくて、退職を決意しました。
自分の書いた文章を読んで、誰かにキッカケや勇気を与えて、行動をする背中押しをしたかったこと。これが、私がwebライターを目指した一番の理由です。私は、前職で営業をしているとき、よく働く女性が書いているwebコラムを読んでいました。それを見て、勇気をもらったり、共感をしたり、「私も頑張ろう」と思わせてられました。
営業マンは、お客さんと会って話して、信頼関係構築をして、自社の商品でお客さんを満足させたり、喜ばせることができます。しかし、webライターの仕事は、直接会うことも話すこともないのに、誰かに勇気を与えたり、元気にさせる効果があります。そういった仕事をして、働く女性や、頑張っている主婦の力になりたいと思いました。それが、webライターを目指したキッカケです。
上記2点の理由があり、苦手な文章作成を克服して、webライターを始めました。
次に、私のwebライターの実績についてです。
こんな感じです。現在は、ライティングで月収30~40万円いただけていますが、webライターを初めて1か月目は5,000円、2か月~4か月は50,000円くらいの月収しかありませんでした。
前置きが長くなってしまいましたが、このようなスペックの私が、実際にサグーワークスに登録し、プラチナライターに挑戦しました。
サグーワークスは、2012年にサービスを開始した、記事作成のライティングが中心の、クラウドソーシングサイトです。冒頭でもお伝えした通り、会員数は約15万人で、会員層は、サラリーマンの副業から、家庭・育児などで忙しい主婦さん、妊婦さん、定年退職をした方など、幅広いです。
サグーワークスの特徴は4つあります。これらの詳細をご説明します。
サグーワークスのお仕事のメインは、クライアント(発注者)が依頼を出している案件の記事を作成し、記事が承認され次第報酬が発生する「タスク形式」と呼ばれるものです。
これは、依頼内容や規約・概要から外れたことをして、「記事承認」がされなかった場合、報酬金が発生しないリスクがあります。しかし、しっかり依頼内容や規約を読んでいれば、非承認になる確率は低いです。例えば、「記事のリライト禁止」と書いてあるのに、類似サイトから記事を引用し、微妙に文章を変えるリライト行為をするなどすると、非承認となるといった感じです。
先述の通り、サグーワークスのライターは「レギュラー」「ゴールド」「プラチナ」の3グレードに分かれます。それでは各グレードの詳細をご紹介しましょう。
サグーワークスに登録後、全員がレギュラーグレードからスタートします。つまり、初心者さん向けのグレードです。この時は、ゴールド、プラチナランクのライターができる、高単価の案件をすることはできません。レギュラーグレード時は、200円~1,000円単価の案件が多いです。レギュラーグレードとして、実績を重ねるまでは、かなり報酬金額が低いことを理解しなければなりません。
レギュラーの次のグレードがゴールドグレードです。ゴールドグレードに昇格するには、「一級入魂タスク通過率80~90%以上」の条件を満たさなければなりません。「一級入魂タスク」とは、案件の最初に投稿した記事が通過(承認)されると、その案件を続けて仕事できるようになるというしくみのようです。一度通過すると、その後非承認だとしても仕事は続けられるというもの。おもしろいタスク名ですね。ゴールドグレードになると、ゴールドグレード以上の会員のみが閲覧、参加できる案件や、ポイントアップキャンペーンなど特典を受けられる回数も増えます。ゴールドグレードは、レギュラーランクより案件の単価が高くなります。
プラチナグレードになるためには、サグーワークスが指定する「プラチナライターテスト」に合格する必要があります。プラチナグレードになると、プラチナしか応募できない高単価な案件をたくさん見られるようになります。プラチナライターの案件は、文字単価1円以上のものがほとんどです。つまり、2,500文字であれば、2,500円、4,000文字であれば、4,000円獲得できます。ちなみにプラチナライターの中には、毎月約50万円の収入がある方もいます。
他のクラウドソーシングサービスと比較すると、サグーワークスは、ライティング案件が多いです。また、先述の通り、サグーワークスにある案件の大部分が「タスク形式」なので、案件数が多いということ、そして、他サイトのようにライティング以外の案件がないため、常に仕事がある状態です。そのため、案件がなくなることもなく、継続してお仕事ができます。
サグーワークスの報酬金額は、ポイント表示をされます。これは1ポイント1円で計算されます。つまり300ポイントの場合300円、1,000ポイントの場合1,000円ということになります。
では、いよいよサグーワークスで実際に仕事をした体験をご説明します。
まずは、レギュラーライターとして仕事をした体験をご説明します。
今回は、画像の1番上に表示をされている「【説明文】キーワードについて説明文またはコラムを書こう!」に応募をします。これは250Ptで1,000文字とあるので、1,000文字250円。1文字単価0.25円ということになります。先述の通り、かなり報酬金が低いです…。その分、依頼詳細や条件は緩やかなものが多く、ライター初心者さんでも気軽に取り組めることができます。
500記事募集中、317記事応募があるので、残り183記事応募できるということになります。作成できる数が、とても多いことが分かりますよね。
それでは、実際にお仕事をしましょう。
まず、先ほどの「【説明文】キーワードについて説明文またはコラムを書こう!」の依頼詳細を開くと、案件概要や、指定事項、キーワードが表示されます。
これが、記事作成の条件です。画像にある53のテーマで、記事作成に空きがあるテーマを選択して、記事作成に入ります。例えば、「中途採用支援」というテーマが2/5記事と表示をされてたとすると、これは5記事募集中のうち、2記事完了していて、残り3記事、作成ができる…という意味です。
今回は、13「名刺入れ レディース」で記事作成をします。そして、タスク形式は記事作成に制限時間が設けられます。ちなみに、今回は150分が制限時間です。早速、作成に入っていきます。
作業開始ボタンを押すと、残り時間と、入力画面が表示されます。ここに、文章入力をしていきます。
文字入力をすると、緑色の文字で、条件を満たしているかチェックされます。今回は、文章が300~400字以内になっているか?文章のキーワード「名刺入れ」「レディース」が入っているか?などがチェックされます。
すべて入力が終わったら、記事を提出します。
記事提出後は、このように「投稿を受け付けました」という画面が表示されます。そして、この案件は「承認激早」と書かれていたこともあり、1日以内に、承認が下りて、250ポイント=250円の報酬をゲットしました。
よく、サグーワークスの体験談を書いている方のサイトを見ると、「はじめのうちは承認率が悪い」とありますが、基本的に、先ほどご紹介した、緑色の文字(文字数、キーワードを使うこと、句読点の使い方など)がしっかりしていることと、支離滅裂な日本語や、激しい誤字脱字がない限りは、承認されることが多いと実感しました。このような感じで、コツコツと記事作成を重ねて、報酬金額を獲得していきます。ちなみに私は、1日目の報酬が2,500円(250円の記事作成×10本、稼働時間約4.5時間)でした。
レギュラーライターの仕事をしてみて、正直、文字数のわりに、報酬金額が少ないなと感じました…(平均単価1文字0.2円くらいのものが多かったです)。しかし、文章の構成は3段落構成、1段落あたり300~400文字で全体1,000文字~1,500文字のものが多かったので、かなり気軽に文章作成ができることも分かりました。そのため、自分の稼働時間の中で、どんどん記事作成ができるメリットがあります。
続いて、サグーワークスで稼ぐ最も肝になる「プラチナライター」のお仕事についてご紹介します。これは、冒頭でご説明した通り、サグーワークスのライターの中で、最もグレードが高いライターです。「プラチナライター」になるためには、「プラチナライターテスト」に合格しなければなりません。
ちなみに、プラチナライターに合格すれば、閲覧・応募できる案件の数も増えますし、文字単価が1文字1円以上、保障されます。その分、記事作成に時間がかかったり、じっくり校正することが必要な案件も増えますが、報酬金額は確実に上がります。
今回は、この「プラチナライターテスト」に挑戦してみたので、この後、ご紹介します。
レギュラーライターを1日経験したところで、いざ、1文字1円以上の記事単価を保障してくれる「プラチナライター」のテストに挑戦してみます。
挑戦方法は、まず、サグーワークス上に表示される、「プラチナライターテストを受ける」というリンクをクリックします。
そうすると、プラチナライターの説明があって、下の方に「プラチナライター登録フォームへ」というボタンが表示されます。このボタンをクリックして、必要項目を入力します。
入力項目は、
上記7項目の入力が必要です。記入し、送信後、いよいよ「プラチナライターテスト」を受験します。
テストは、
の中から、自分の得意分野を選択します。私は、「美容」を選択しました。
テスト項目は、全4項目です。
プラチナライターの志望動機を記入します。そして、志望理由だけでなく、その他活かせる経験を記入します。私は、
を題材に書きました。
こちらでは企画力が求められているようでしょうか。
ライターの仕事では記事と一緒にタイトルを考えることも多く、記事の第一印象の部分なので、ライターに必要なスキルといえますね。
記事の課題の1つ目は、段落構成と、文字数指定をされているものです。与えられるのは、「タイトル」「キーワード」と「想定読者」です。
文字数は、1,000文字~2,000文字でした。
※課題2は任意でした。この内容次第で、合格後紹介を受ける案件が増える可能性があるものです。
これは、「想定読者」のみ与えられて、その人たちに向けて、自身でタイトル、内容、記事構成を考える課題です。文字数は指定なしで、1,000文字以上になるように指示がありました。私は、約2,500文字の文章を書きました。
合計4点の課題をすべて入力し、提出をします。提出が完了したら、このように「応募中」と表示があります。
合否判定は1週間以内に届きます。そして、合否判定と同時に、記事作成がもっとよくなるアドバイス、そして、注意点も合わせてサグーワークス側からフィードバックがあります。そうすることで、自分のライティングの改善点も明確に分かるので、とてもありがたいです。
また、プラチナライターテストは不合格の場合、何度でも挑戦できることもメリットです。不合格の場合も、サグーワークス側から、修正・改善点をフィードバックしてもらえるので、自身のライティング力も確実にアップします。
今回は、サグーワークスの利用体験をご紹介しました。サグーワークスのレギュラーライターは、記事単価が低いとご説明しましたが、最初は、小さなものでも、気軽にできるものから、コツコツ積み重ねて、経験を積むことが大切だということも分かりました。
初めて、サグーワークスを利用される方は、約5,000円報酬が発生するまで、レギュラーライターでコツコツ努力し、その後、実績をつけた状態でプラチナライターテストに挑戦することをおすすめします。そうすれば、ライティング力や、クライアントのニーズを理解した状態でテストを受けることができますし、合格後もスムーズにプラチナライターのお仕事が始められます。
ぜひ、挑戦をしてみてくださいね。