台湾のゲーム会社、角川ゲームスに資本参加へ 日本進出目指す

【経済】 2016/03/30 17:07
台湾のゲーム会社、角川ゲームスに資本参加へ  日本進出目指す

(台北 30日 中央社)ゲーム会社の大宇資訊(ソフトスター、台北市)は29日、取締役会でKADOKAWAグループ傘下の角川ゲームス(東京都)への資本参加を決めた。出資額は9000万台湾元(約3億1300万円)以内で、同社の株式約10%を取得する。

ソフトスターは今回の資本参加により、日本市場進出に向けて弾みをつける考えで、両社間でIP(知的財産)の共有、技術交流などが行われる見通し。

角川ゲームス側も、傘下のゲーム開発スタジオ「角川ゲームスタジオ」が今後アジアに重点を移す予定で、台湾メーカーとの提携を通じて、台湾、東南アジア市場の開拓を進める。

(田裕斌/編集:杉野浩司)