読売新聞は22日付朝刊で、前川喜平・前文部科学事務次官が「在職中、売春や援助交際の交渉の場になっている東京都新宿区歌舞伎町の出会い系バーに、頻繁に出入りしていた」とする記事を掲載した。

 前川氏は朝日新聞の取材に出入りの事実を認めたうえで「不適切な行為はしていない」と説明。「(次官在職中の)昨秋、首相官邸幹部に呼ばれ、『こういう所に出入りしているらしいじゃないか』と注意を受けた。なぜ、読売新聞に報じられたかわからないが、誤解を招きかねない行為だった」と語った。