ゴミ圧縮機に挟まれていても誰もボクの叫び声が聞こえないような感じ
夢も希望も全てが死に絶え、私の尊厳も免疫システムも消え失せた
ボクを生かし続けている唯一のものは食べ物がおいしいってこと
想像の世界に逃避しようとしましたけど、自分にはそれもないと気が付きました
ボクの人生は無意味であり、1秒1秒がスローモーションの苦難である
ボクの言ったことを一言も聞いていなかった気がするのは気のせい?
上司と部下というより妻の嘆きを全く聞いていないダンナとの会話のようです。でも食べ物の味が分かるうちは大丈夫ですよ、ディルバート。
“How's work?”とは“Hello!”や“Hi!”と同じようなあいさつとしてよく使われる表現で、“How's your day?”(今日はどんな日だ?)も“How's work?”(仕事はどんな調子だ?)も、会話のきっかけによく使います。
また、「お帰りなさい」というあいさつがない英語圏では、家族が帰宅したときに、母親が子供に学校のことを“How's school?”(学校はどうだったの?)、また妻が夫に“How was work?”、夫が妻に対して“How was your day?”などと聞いたりします。
ただ、毎日同じように聞かれると、返事のバリエーションが欲しくなるところ。いつも“Good.”とか“Fine.”だと寂しいので、例えば何の変哲のない1日だったとしても“Not bad.”(悪くなかったよ)とか“Same as usual.”(いつもと同じ)、“It was okay.”(まぁまぁだったよ)、“Can't complain.”(文句言えないよ)などと返します。また良い日だったら“Fantastic!”(素晴らしかった!)、“Couldn't be better!”(これ以上の日はない)と変化を付けて会話を楽しんでください。特に中身がない会話だと思っても、これも人間関係の潤滑油ですから。
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