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テレビドラマで打線組んだ

好きなテレビドラマの感想、考察などを語っていきます

貴族探偵 6話 見逃し動画をみた感想です(ネタバレ)

「貴族探偵」見逃し動画ここで観ます

↓

フジテレビオンデマンド

視聴者に対してアンフェアすぎ

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月9ドラマ貴族探偵 第6話は、第5話の解決編でした。結構、私の予想は当たっていたのではないでしょうか?「そして誰もいなくなった」って推理でも言っていましたよね。まあ、誰でも考える程度のことですが。しかし、第1の被害者、金山俊市(忍成修吾さん)の状況は刑事が鼻形(生瀬勝久)に報告していましたからねえ。

視聴者としてはそこを疑う余地はないのに、毒は飲んだのは偽装で、実はピンピンしていて、病院も桜川家の息が掛かったものだったっていうのはアンフェアすぎ。カルテまで消したりできるんじゃ推理も何もあったものじゃないですよ。しかも、他の花婿候補3人が互いに殺し合ったとか言っていますが・・・。

大企業の令息同士がそんなリスクを冒してまで桜川家の跡取りの座を競うなんてあり得ない。まして、金山の毒殺未遂程度で彼らをそう動機づけるなんて無理無理無理。3人の中に毒殺犯はいなかったんだから、普通は3人とも自分の身を守ることに専念するでしょう。呑気にリンゴを食べたりしないし。

まして、殺し合いなんかしません。さらに、3人の殺し合いで残った最後のひとりが自室に戻って息絶えたなんて、ありがちなクズトリックですよ。桜川家の使用人・愛知川友也(白洲迅)が桜川弥生(北香那)の犯行を隠蔽しようとしたという高徳愛香(武井咲)の推理の方が、よほど現実的。

あるいは、そもそも金山が元気ならば金山に犯行させればよい。桜川鷹亮(竜雷太)が3人を確実に殺そうと思っていたら、それがベストでしょう。さらに、金山の「ダイニングメッセージ」はなんだったんでしょう。桜川鷹亮にやらされたのであれば、敢えて「ウツギ」と書き切れず「ウツキ」と書く必要もありません。そもそもメッセージを書く意味もないし。

全然納得の行かない解決編

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なんとでもこじつけられるのなら、貴族探偵は、愛し合う友也と弥生2人の犯行とならない推理をでっち上げて彼らを救ったと解釈すべきなんじゃないでしょうかねえ。それはそれで美しい結末。まあ、桜川鷹亮にとって花婿候補たちは鬱陶しい存在だったという点は、私の予想通りでしたが。

ともかく全然納得の行かない解決編でした。実際、視聴率は7.5%と今期の月9としては最低です。前期の月9も第6話が最低視聴率5.0%をマークしていますが、要するにワンクールのドラマは、この辺りで命運が決まってしまうんですよね。そこに前後編の後編を持って来るプロデューサーさん、大丈夫ですか?

前後編の後編は前編を見た人しか見ないんだから視聴率落ちるのに。しかも、次回は、愛香の師匠・喜多見切子(井川遥)の謎を解明する回想回。喜多見切子は原作にもないキャラなので、原作ファンも含め誰も興味ないし、特に、これまでこのドラマを見ていなかった人は全くどうでもいい話。

視聴率的には急落しちゃうかも。だいたい、切子はこれまで、愛香の妄想でちょっとしか登場していないのに、鬱陶しく感じます。井川遥は個人的にも嫌いじゃないんだけど、妄想キャラだからですかねえ、なんかイヤーな感じ。愛香が師匠と呼ぶ割に師弟関係の背景も全然明かされていないし。

第6話でも、数日ぶりに事務所に戻ってきた愛香に「ねえ、男なの?おとこ?」と畳み掛ける切子。なんか品がないし、ときめき感がありません。意味ありげに焦らされてばかりなので、視聴者としてはもう少し食いつきそうなものだけど、「切子ってどんな女の子だろう」って期待する感想も見かけませんしねえ。「貴族探偵」見逃し動画はここで観ます⇒FOD(フジテレビオンデマンド)

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