金密輸未遂の疑い、韓国人4人再逮捕…福岡県警

読売新聞 / 2017年5月24日 11時52分

 福岡空港(福岡市)で4月、無申告で現金約7億3500万円を国外に持ち出そうとしたとして関税法違反(無許可輸出未遂など)で起訴された韓国人の男4人が、事件1週間前に金塊の密輸に関与していたとして、福岡県警は24日、同法違反(無許可輸入未遂)、消費税法違反などの容疑で再逮捕した。

 県警は4人が「金塊ビジネス」に関わる国際的な密輸グループの一員とみて、全容解明を進める。

 逮捕されたのは、個人輸入業パク・ジェヨン(36)、アルバイト店員ハ・ソンジン(31)、車両販売業イ・ヒョンウ(34)、会社員ビョン・ソンフン(35)の4被告(職業はいずれも自称)。

 発表によると、4人は別の韓国人の男(54)と共謀し、4月13日、韓国・ 仁川 インチョン 国際空港から福岡空港に金塊6個(約6キロ、2800万円相当)を隠して密輸入し、消費税など約220万円を免れようとした疑い。門司税関福岡空港税関支署の職員が、男のかばんから金塊を発見、押収した。県警は4人の認否を明らかにしていない。

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