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真木よう子(宮地奈央役)&吉瀬美智子(浜口由華子役)/新木10『セシルのもくろみ』

真木よう子ら女たち“狂演”で『ファーストクラス』再来? フジ木10『セシルのもくろみ』

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真木よう子(宮地奈央役)&吉瀬美智子(浜口由華子役)/新木10『セシルのもくろみ』

女優の真木よう子が、フジテレビ7月クールの木10『セシルのもくろみ』で主演を務めることが決定。『ファーストクラス』(フジテレビ)さながらの“ファッション雑誌”業界を舞台に、真木をはじめ、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子ら大人のオンナたちが狂演する。

原作は、30代から50代の主婦層に絶大な人気を誇るファッション誌『STORY』(光文社刊)で連載された作家・唯川恵の同名小説。「幸せに見られることって、本当に幸せ?」をテーマに、専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど様々な立場の女性たちがぶつかり合いながらも幸せを探していくオンナたちを描いた作品だ。

タイトルにある“セシル”とは、フランスの小説家フランソワーズ・サガンの名作『悲しみよこんにちは』の主人公・セシルが由来。原作では、かわいい顔をして恐ろしい“もくろみ”をもった少女が抱く、悩み、葛藤、思惑など女性自身の中に潜む“オンナ”という意味で使われている。

そんな“セシル”のような主人公を演じることとなる真木。実際の役どころは、“美”から遠ざかっていたものの、運命のいたずらで読者モデルとなった主婦・宮地奈央(真木)という人物。

自分を着飾ることに興味がなく、実を取る専業主婦で、金型仕上げ工の夫と中学1年生の息子との3人暮らし。息子に少しでも多くご飯を食べさせることや、パート先の総菜屋のお手製ポテトサラダが人気なことなど、日々の小さな幸せが自分の幸せだと満足している母親だ。

だが、ある日、人気女性ファッション誌「ヴァニティ」の編集デスクにたまたま読者モデルとしてスカウトされたことから、生活が一変。これまで読んだこともなかったファッション誌の世界に足を踏み入れることに。自分にはまったく水の合わない表層的な世界だと毛嫌いし、“自分を美しく見せること”自体に抵抗を感じていた奈央だったが、タッグを組むことになった崖っぷちライターや、美しさとプロ意識で他を圧倒するトップモデルらと接していくうち、徐々に、新たな世界の扉が開いていくことになる。

そんな奈央を変えていくキャラの濃いオンナたちも見どころとなる本作。

吉瀬が演じるのは、憧れにして最大のライバルとなる「ヴァニティ」のカバーモデルで、パーフェクトウーマン・浜口由華子。舞台となる雑誌業界、モデル業界の象徴とも言える存在で、カリスマモデル“ハマユカ”として、読者に対して、社会に対して、“幸せに見え続けること”を自らの使命として生きてきた人物だ。

さらに、伊藤は読者モデルとなった奈央とタッグを組むことになる「ヴァニティ」の崖っぷちライター・沖田江里役、『ファースト・クラス』で冷徹な鬼編集長を演じた板谷は、奈央をスカウトし、ファッション業界へと引き込む「ヴァニティ」の編集部デスク・黒沢洵子役、長谷川は「ヴァニティ」の元No.2モデルで、現在はテレビコメンテーターとして活躍し、後半戦の鍵を握る女性・安永舞子役、と一筋縄ではいかなそうなキャラクター揃いだ。

主演を務める真木は、「自身がやりたい仕事に挑む野心。愛する我が子を笑顔で幸せにしたい親心。これを両立させるが故に発生する、苦悩、葛藤。本(台本)には非常に共感いたしました。しかしながら、私はこの作品を通し、男女関わらず、本当に美しく格好の良い人間とはどういった姿勢で己の道を歩んでいくのか。その様な姿を多くの方に微力ながらもお見せできればと思っております」と、自身と重ねながら意気込みを語っている。

果たして、『ファーストクラス』並のマウンティング合戦が見られるのか? どんな雰囲気のドラマとなるのか初回放送に注目したい。

木曜劇場『セシルのもくろみ』は7月より、毎週木曜22時~フジテレビにて放送。

  • 真木よう子(宮地奈央役)/新木10『セシルのもくろみ』
  • 吉瀬美智子(浜口由華子役)/新木10『セシルのもくろみ』
  • 伊藤歩(沖田江里役)/新木10『セシルのもくろみ』
  • 板谷由夏(黒沢洵子役)/新木10『セシルのもくろみ』
  • 長谷川京子(安永舞子役)/新木10『セシルのもくろみ』
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