日々の着こなしで大切にしたいのは、清潔感。
いつの日からか、「綺麗」に見えることよりも、
清潔感のほうを大切に思うようになりました。
内面も外見も、「清潔」に近づきたい
外見は、内面の一部です。
どういう自分でありたいか、周囲にとって、どのような存在でありたいか。
自分の内面は、外見に表れます。
私が自分の外見に清潔感を求めるのは、自分の内側も清潔でありたいからです。
「清潔な外見」を作りながら、「内面を清潔に整える」。
内面が清潔であれば、自分を恥ずかしいと思う部分がない。
隠したい部分がないことで、自分をつくる必要がなくなる。
結果として疲れず、
自分自身や家族はもちろん、友人や職場の同僚など、
関わる人たちを大切にできるエネルギーを保てる気がします。
「清潔なたたずまい」
今読んでいる『今日もていねいに。』(松浦弥太郎著、PHP文庫)。
ていねいに選ばれた言葉を、ひとつひとつ大切に読んでいきたいこの本の中で、
清潔感について、とても素敵な文章を見つけたのでご紹介したいと思います。
・世界のすべてにかかわる土台とは、清潔感だと思います。
「どんなことができるか、何を持っているか」よりも、
清潔感があるほうが、はるかに尊いと感じます。
・清潔な土台があってこそ、心地よい暮らし、良い仕事、
新しいアイデアが生まれるのではないでしょうか。
・間違ったことをしたら潔く謝り、失敗はちゃんと認め、
決して嘘をつかず、いつも正直・親切を心がける。
これが心の清潔を保つ方法です。
心地よく暮らすこと。家庭や仕事で、だれかのためになりたいという気持ち。
自分だけを大切にしていた頃から、
家族や自分に関わる人たちも大切にしたい年になったからこそ、
自分の内面も外見も清潔にしたくなったんだ。
大切なものが増えたからこそ、それらを守り育てるために、
まずは自分という土台を清潔にしておきたい気持ちになったんだ。
松浦さんの本を読みながら、
清潔感を大切にしたい気持ちの出所が、分かった気がします。
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