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すなわち君の受験勉強法は端的に間違っている

才能でも根性でも運でもなく、「考え方」と「適量の努力」で受験に合格するための戦略的思考法

参考書選びにかけた時間こそが、その先の劇的な「効率化」を約束する

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目の前の単純作業に「逃避」する受験生は伸びない

一般に成績が伸び悩んでいる学生ほど、目の前のことばかりやりたがる傾向にあります。それはけっして「素直」なのではなく、そのほうが彼にとっては「ラク」だからです。単語帳や用語集とばかりにらめっこしている受験生は、特に要注意です。

このタイプの受験生は、周囲から見れば一生懸命やっているように見えるかもしれません。しかし実際には、無駄な時間と労力を積み重ねているだけです

「参考書選びに迷ってる時間があったら、一個でも多く英単語を覚えたほうがいい」その気持ちはわかりますが、時間には「かけどころ」というものがあります。そして多くの受験生は、「覚える」ことにばかり時間をかけすぎて、「選ぶ」ことにあまり時間をかけていないように思えるのです。

しかしそれではまるで、適当に選んだつまらない本を無理して最後まで読んだり、つまらないゲームをなんとかクリアするまでやったりするのと同じではないでしょうか。買う前にもっとしっかり迷ってしっかり選んでさえいれば、そんなに長いこと無駄な時間を過ごす必要などなかったわけです

すぐそこにある「ラク」よりも、受験勉強全体が「ラク」になる方法を

彼らが目の前のことばかりやりたがる本当の理由は、自らの受験勉強法について「考えるのが面倒くさい」からです。しかしついつい「考えるのが面倒くさい」と思ってしまうのは、それがどこか「他人事」に思えているからではないでしょうか。

当たり前の話ですが、自分の人生は、自分で考えるしかありません。もちろん、素直に人の意見に耳を傾けることは重要ですが、決めるのは自分です。これはけっして綺麗ごとを言っているのではなく、実際のところそうしたほうが、結局のところ自分にとって「ラク」だからです。

そう、「目の前のことばかりやる」のも、「根本的な勉強のやり方を考える」のも、どちらも「ラク」をするためにやっているということに変わりはありません。ただしそれぞれに「ラク」の質が異なります。前者は「とりあえずいまはラク」という意味ですが、後者は「全体を考えると効率が良い」という意味の「ラク」です。

人生における本当の「ラク」さというものは、けっして弛緩したものなどではなく、実は無駄を省いた「ソリッド」なものなのです

あとで迷うくらいなら、最初に思いっきり迷っておいたほうが良い

勉強のやり方を決めていく上でも、ある意味で自らの人生を委ねることになる参考書選びは、もっとも重要な作業のひとつです。それは受験生を志望校へと運んでくれる船であると同時に、ものによっては乗客を海底に沈める泥舟でもあります。

つまりはこの参考書選びの段階においてすでに、「全体における最大効率」を考えて臨む必要があるということです。プロジェクトを成功に導くコツは、一番最初の準備に時間と労力をかけることです。初期において選択肢を間違えてしまうと、後々その間違いの幅はどんどん広がっていくことになり、結局ふりだしに戻ってやり直すはめになります。

参考書選びに関しては、とにかく多くの情報、評判を集め、大いに迷ってください。あとで迷うくらいなら、最初に迷っておくのが得策です。ただしネット上にある情報は賛否両論かつ玉石混交であるため、必ず自ら書店で手に取って吟味することを強くおすすめします。

参考書だけでなく、学習方法も早い段階で試行錯誤を

参考書選びの基準となり前提となるのは、まず第一志望校の「出題傾向」ですが、もうひとつ重要な基準となるのは、自分自身の「学習傾向」です。この二つの相性が一致したところにあるものを、間違いなく選び抜くのが理想です。

この「自身の学習傾向」については、思いのほか把握しきれていない人が多いのではないでしょうか。「中学のころ、担任の先生に『書いて憶えろ』と言われたから」というだけの理由で、ひたすらノートに単語を書きまくる勉強法を貫いている猛者も少なくありません

それが本当に自分にとって最適の方法であれば問題はないのですが、少なくとも他の方法をひととおり試したうえでなければ、「最適な方法」など見つかるはずもありません。この段階であらゆる方法を模索しておくことは、一見遠回りに思えるかもしれませんが、必ずのちの加速/向上を約束し、全体の大幅な効率化につながります。

参考書選びはとにかく焦らず、納得ゆくまで吟味しましょう。自分の手と頭で最高の伴侶を選んだという手ごたえは、長く受験勉強を続けていくうえで、成績向上の立役者となるだけでなく、必ずや強い心の支えにもなってくれるものです


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