※変更の必要性は今のところ感じない。
ex=b-pyramid:normal
・normalに設定するには--bframes が2以上必要。
・再生負荷を下げたい場合はnone。
ex=bframes:3
・Bフレームの最大連続数、初期値は3。範囲0~16で、0はBフレーム無し。この値を大きくすると圧縮率が向上する可能性がある。
ex=deblock:0:0
・+方向に動かして強くするとぼやけた感じに、-方向に動かすとくっきりとした感じの絵となる。範囲は-6~+6。
ex=direct:Spatial
・Spatialは2D優先、Temporalは3Dの時間軸を考慮して圧縮を行なう。圧縮率は後者が優れているが、副作用で残像が残る可能性があるので、Autoにしておくのが良い。Noneは最も遅い上に画質も最悪なので、使わない方がいい。
ex=ipratio:1.41
※変更の必要性は今のところ感じない。
ex=keyint:400
・IDRフレームの最大間隔。fps×10が一般的。直前のIDRフレームとの間隔がkeyintの値になった場合、強制的にIDRフレームを挿入する。
※fps×10より大きい数値にしたほうがぬるぬる動きカクツキが少ない。例)30fpsのときkeyint400
ex=level:4.1
・これを指定すると、x264は指定レベルに収まるように各値を自動的に調整してくれる。
ex=me:hex
・dia<hex<umh<esa<tesaの5種類。
・精度が高いほうが画質、圧縮効率が良いが、多くの場合esaやtesaを指定してもumhとほとんど変わらない。
ex=merange:16
・meがdiaかhexの場合は4~16まで、meがumh、esa、tesaの場合はx264guiでは4~64まで指定できる。
ex=min-keyint:25
・新しいIDRフレームが挿入され、次のGOPが始まるまでに連続するフレーム数の下限を指定する。
・自動の場合は、入力された映像のfpsの値か、次のkeyintの値の10分の1のうち、小さいほうの値に設定される。
ex=mixed-refs:1
※変更の必要性は今のところ感じない。
ex=no-mbtree:1
※変更の必要性は今のところ感じない。
ex=partitions: i8x8,i4x4,p8x8,b8x8
※変更の必要性は今のところ感じない。
ex=profile:main
・mainに指定しないと携帯端末で視聴できない場合がある。
・high指定にすると高画質。
ex=qcomp:0.6
・割り当てビットレートの変動許容量。理論上では0に設定すると固定ビットレートと同じ挙動を、1に設定すると固定量子化量と同じ挙動になる。
ex=qpmax:69
・値が大きいほど高圧縮・低画質となり、51で最高圧縮・最低画質。52以上はVBV-emargencyなる特殊処理時に使用される。範囲は0~69。
ex=qpmin:0
・値が小さいほど低圧縮・高画質となり、0では可逆圧縮になる。範囲は0~(qpmaxの値)。
ex=qpstep:20
・連続フレーム間における量子化値の最大変動幅。範囲1~51。
・アニメなど場面転換前後の落差が激しい素材では増やしても良いかもしれない。
ex=ratetol:10
※変更の必要性は今のところ感じない。
ex=rc-lookahead:20
・範囲は0~250。増やせば増やすほどメモリの使用量が上がり、上げすぎればクラッシュの原因になる。
※数値を減らすことによってラグを減らすことができる。
ex=ref:6
・参照に使えるフレームの最大距離数。範囲1~16(0を指定すると1として扱われる)。
ex=scenecut:30
・シーンチェンジを検出するしきい値=IDRフレームの挿入しやすさ。値を大きくするとIDRフレームの検出が多くなる。0にすると全く検出を行なわなくなり、IDRフレームの間隔が--keyintの値に固定される(--no-scenecut)。
ex=subme:7
・0から11までの12段階。7と9を使う場合は要--bframes 1以上。10(QP-RD)以上を使う場合は後述の--aq-modeを1か2、--trellisを2にする必要がある。
7以上推奨。高いほど画質が上がるが遅くなる。
ex=threads:12
・CPU数の1.5倍の数値。
ex=trellis:2
・コマンドは順に0(None),1(Last MB Encode),2(All MB Encode)で数字が大きいほど画質優先で遅くなる。
ex=weightb:1
※変更の必要性は今のところ感じない。
ex=weightp:2
※変更の必要性は今のところ感じない。