中途半端な知識とか認識ってさ、全く知らんよりもタチが悪いよな。
ほう。
昔友達に言われてんよ。「お前それはクソみたいな知識やな」と。
クソみたいな知識www
いやほんまにクソみたいな知識やねんけどな、
どんなん?
当時「ある地元の国道をずっとずっとひたすら辿っていったら、左手にブックオフ見えてくる」っていうすっごい曖昧な認識があってんよ。
うん。
で友達と1時間くらい自転車でひたすらその国道走ったんやけどな、まあ結果無かってん。
ふんww
でな「ほんまにこの国道やってんな?」って聞かれたから「この国道かどうかは曖昧やけど、どっかの国道辿ったら左手に見えてきたはず。」って言ったらな・・・
それはクソみたいな知識ですね。
せやろwww
左手か右手かは曖昧でもいいから、どの国道かだけは絶対間違ったらあかんやん!ってゆうな。
おっしゃる通りで。
王子の脳みそって、核心の周辺まで迫ったら、そこでもういいわってほっとく時あるよな。
そやねん。これを俗に言う”分かった気になってる”というやつやねん。横着な記憶やねん。
わかる気がする。
その横着な記憶やな〜〜って我ながら思ったのがもう一個あってな。
ふんふん。
弘前市ってあるやろ?
青森の。
僕な、この市の名前の漢字の、字面だけはなんとなく頭にはあってんよな。漢字の感じといいますか。
お得意の雑な認識や。
ほんでさ、岩手県あたりをふらふらしてる時に人に聞かれたんよ「これからどこへ行かれるんですか?」って。
うん。
その時とっさに言ってもうたのが「ひきまえ市です。」やってんよな。
ひきまえ市?www
分かるかな。”弘前”っていう漢字の字面は、確かに頭にはあってんけど、それを声に出してみたことなんて人生で無かってん。
ほう。
で聞かれた時にさ、頭にあったぼんやりとした字面をな、とっさに読み上げてんよ。
それが”ひきまえ”かいなwww
まず”弘”を”引”やと勘違いした上で”前”を”まえ”と読んだという、二重構造の間違いよ。
惜しいはずやのに原型まったく留めてないもんな。
聞いた人も「?」が顔にもろに出てたよ。
そらそうやろうな。
中途半端に認識して頭に留めておくくらいなら、いっそまったく知らんほうが良いという、ひとつの例でした。
はい、ありがとうございました。