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いえ。礼には及びません。
私が再掲したのではなくて、大河さんがクジラ掲示板からサルベージして
くださっただけです(笑い)
この件に限らず、私との論争になった場合は自分、相手のログごと残したりすること
がありますけれど、個人的な投稿はあまりログを残していません。
幸いにして、安保法案を発端とする政治運動で語られている中身の「いいかげんさ」に
あらためて考えさせられる機会となりました。
えらそうなことを多々書いておりますが、創価大学の一件がなければトインビー博士との
対談も読み返さなかったとおもいます。
あるデモの参加者は「人間革命を読み直せ」というプラカードを掲げていましたが
後に他の学会員さんが、安保条約に関する山本会長の話を人間革命から引用されて
デモ行為をする学会員さんに疑問をなげかけていました。
◎それ(あべひ注:安全保障条約改正)を、学会としてこうすべきだとは言えません。
私はできる限り、みんなの意見を尊重したいのです。
大聖人の御書に、安保について説かれているわけではないから、学会にも、いろいろな
考えがあってよいのではないだろうか。
政治と宗教は次元が違う。
宗教の第一の使命は、いっさいの基盤となる、人間の生命の開拓にある。
宗教団体である学会が、政治上の一つ一つの問題について見解を出すのではなく、
学会推薦の参議院議員がいるのだから、その同志を信頼し、どうするかは任せたいと思う。
ただし、政治上の問題であっても、これを許せば、間違いなく民衆が不幸になる、人類の平和
が破壊されてしまうといった根源の問題であれば、私も発言します。
いや、先頭に立って戦います。
【 小説 新・人間革命 第一巻 100~101ページ 「新世界」の章 聖教新聞社刊より抜粋引用 】
ポイントは、今回の安保“法制”の反対運動が
『政治上の問題であっても、これを許せば、間違いなく民衆が不幸になる、
人類の平和 が破壊されてしまうといった根源の問題』
であり、創価学会として「政治上の問題に見解」を出すようなケースであるのかどうかだとおもいます。
仮に、議論される法案の内容が一部野党が扇動している「徴兵制の復活」「戦争の行使容認」
であれば問題になるでしょう。
しかし、上記の2点は野党や憲法学者も示しているように「憲法改正」をしないかぎり
法律改正だけでは不可能なのです。
「民衆が不幸になる」かのように喧伝している野党のほうが、よほど悪質です。
ではどんなケースが 『 間違いなく民衆が不幸 』になる根源の問題なのでしょう。
これは、ズバリ、“戦争遂行の為に国民の基本的人権を奪う法” でしょう。
創価の初代会長を死においやり、二代会長を獄につないだ「法律」「治安維持法」に
基づく不敬罪。つまり思想統制です。
もともと社会主義運動に対して作られた「治安維持法」は戦争遂行のため昭和16年に
改悪され、「国家総動員法」(1938:昭和13年)と共に 「二大悪法」 とも
呼ばれていますが、不敬罪をもって信徒を逮捕し、治安維持法をちらつかせ当時の宗教法人の
思想統制を図っていたのです。
こういった法案ならば、真っ向から反対すべきものですが、ほんの少し前まで
宗教団体と政治を分断させようとあれやこれや暗躍していた民主党や社民党・共産党が
この後におよんで学会員を使い「三色旗」までも利用しようとする狡猾さには
反吐がでますね。
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