いくら栄養をとっても、睡眠をとっても疲れが取れないということがあります。そのような状態を解消するためにはまず原因を知ることが大切です。
そこで、疲れやすいカラダになってしまう意外な原因をご紹介します。実は思いもよらない意外なところに疲労の原因は潜んでいます。
これから紹介するのは、ちょっと意識すれば改善できるものばかりです。疲労が回復しにくいと思った場合は、せび参考にして普段の生活を見直してみてください。
1.コーヒーの飲み過ぎ
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コーヒーを飲むと、眠気が飛んで身体が元気になるような気がしますが、その効果は持続しません。コーヒーに含まれるカフェインを摂取すると、体内で覚醒を促すホルモンが分泌されます。しかし、このホルモンが体内を刺激しすぎることで、余計なエネルギーを使ってしまうのです。
疲れを紛らわそうとして飲み過ぎてしまうと、逆に疲労が溜まりやすくなってしまいます。
2.脂肪の減らしすぎ
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脂肪は、生命を維持していくために必要なエネルギー源です。もちろん脂肪のつきすぎはカラダによくありませんが、脂肪がないと人間は生きていけません。
脂肪を減らしすぎることは、運動するためのエネルギーが足りなくなるということです。だから疲れやすい身体になってしまうのです。
3.運動が不足している
全く運動をしていないと、少しエネルギーを使っただけで疲れやすくなります。エクササイズの習慣を重ねていくと、筋肉が作られます。そうすると、疲労感をすぐに感じる事はなくなります。
基本的なストレッチで良いので、毎日運動を行う習慣をつけましょう。
4.朝食がシリアルのみ
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朝食は一日のエネルギーとなるため必要です。しかし、朝食に手軽なシリアルは食べてすぐにエネルギーを補充できますが、数時間経つと無くなってしまいます。
朝食時に全粒穀物や卵をとると、一日を通してよりエネルギーが保てます。
5.睡眠が不足している
日中に活動すると体内で発生する活性酸素は細胞を傷つけます。夜にはその傷ついた細胞を修復するという作業が行われますが、この作業には十分な睡眠が必要不可欠なのです。睡眠時間が足りていなかったり、眠りが浅かったりすると、細胞が十分に修復されないまま朝を迎えるため、疲れが残っていると感じてしまいます。
毎日最低6時間は眠るようにしましょう。また、就寝時間と起床時間はできるだけ一定にしましょう。どうしても日中眠気を感じるようなら、20分程度仮眠を取るとスッキリします。
6.酸素が足りていない
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長時間のデスクワークでは、同じ姿勢が長く続くことにより全身の筋肉が硬直します。そのために、無意識に呼吸が浅くなって吸入する酸素も少なくなってしまいます。脳は大量に酸素を消費するので、酸素不足になると脳は少ない酸素で活動を強いられます。そのために、十分なエネルギー消費をできず、その慢性化が脳の疲れの原因となってしまうのです。
このとき、硬直した筋肉にも必要な酸素が行き渡らなくなるので体の疲労感も取れないということにもつながるのです。
7.過剰なストレス
多少のストレスがある事は仕方ありませんが、常にストレスを感じている状態は疲労に繋がります。
ストレスを感じているときは、脳は大量のエネルギーを使います。それにより、カラダが緊張した状態が続き、血糖値や血圧が上昇して夜もなかなか寝付けなくなってしまうこともあります。