2012年03月18日
/南部ラーメン柳家@盛岡にてさんさ/ぴょんぴょん舎盛岡駅前店にて冷麺焼肉セット/世界遺産に登録された中尊寺/らーめん堂仙台っ子仙台駅前名掛丁店にて仙台っ子らーめん/麺屋政宗@仙台にてつけ麺/カプセルホテル泊/ 旅先では目を覚ました瞬間に時間が分からないと不安なので、腕時計を外さずに寝ます。 1回起きた時には2時、2回目は6時、3回目の8時に布団から出ました。
盛岡で「中華麺を使った麺料理」を食べていないので、1軒くらいは食べておくかと調べると朝10時半開店のお店を見つけました。 お店がある住所辺りまで行ってみると本屋さんしかないので、変だなぁともう一度よく調べるとビルの3階とのこと。 階段もありましたがエレベーターで上っていくと、3階は数軒の飲食店が軒を連ねるフロアになっています。 |
 一番奥に南部ラーメン柳家@盛岡(岩手県盛岡市)がありました。 この店以外に近くに5店舗を展開する盛岡の人気店、店先に貼り紙があったのでひょっとしたら臨時、、、近寄って見ると「本日は11時開店」と書かれています。 うーん、そうですか。 開店時間になるとどやどやと地のお客さんがやってきたので、やり過ごしてから店内へ、入口左手に置かれている券売機を見てびっくり。 初訪問のお店ではトッピングを豪華にしたり、特別なスープを使ったりのメニューではなく、その店のスタンダードメニューを食べるようにしているのですが(必ずではありません)。 |
 塩、味噌、醤油、納豆味噌に焼きそばと券売機左上の法則どころかスタンダードメニューがどれか分からないほどの多メニュー。 田舎、不来方、七夕、岩手山、アルペン、金色堂とか味の想像が付かないメニューもあるし、 よく分からないまま醤油味で券売機一番上のメニューにしました。 自然光がたっぷりと入ってくる明るい店内は厨房を囲む5席と6席のカウンター、壁沿いに2掛けテーブルが4卓、奥には10人程度は座れそうな小上がりがありました。 店内をのんびりと見渡していると次々にお客さんが入ってきて満席、ビルの3階であってもこんなに繁盛しているんだなぁ。 |
 「お待たせしました」とカウンター台越しにさんさ850円、大きなドンブリにたっぷりと盛り付けられています。 説明書きには「彩り野菜、チャーシュー入り」とだけあって、普通にモヤシ炒めラーメンではないのかな。 それじゃあ頂きますかと野菜から食べだしてみると、なんとも美味しいモヤシ、油もそれなりの植物性油のようでべたべた感は全くありません。 自家製農園を持つのと関係あるのか分かりませんが、モヤシだけではなくニンジン、ニラ、玉ねぎのどれもがとても美味しいです。 |
 炒めないで生で食べたいと思いつつ箸を進め、次は麺を手繰ってみるとまん丸の中太麺、麺も抜群に美味しい。 もちろんの自家製麺で、この麺でつけ麺を食べてみたいが販売していないので焼きそばを食べてみたい。 スープは野菜と麺の美味しさに美味しさに負けずとも劣らずの味わい、このスープがあってこそ柳家のラーメンです。 野菜炒めの中には細切りされたチャーシューも入っていて、ちゃんとラーメンしていました。 ご馳走様でした、他のメニューを食べるためにまた食べに来ないといけないな。 |
 食べ終わって盛岡駅に向かい、盛岡駅から見えるんじゃないかと思うほど近場にあるぴょんぴょん舎盛岡駅前店@盛岡(岩手県盛岡市)(ホームページ)へ、1階から3階までの大焼き肉レストランです(とこの時点まで知りませんでした)。 本来なら稲荷町の本店に行かなければならないのですが、ズルして駅前のお店にしてしまいました。 お店に入るとおおっと2階まで吹き抜けている1階、2階への階段下には暖炉が焚かれていました。 1階は全てテーブル席、というか、満席なので2階のカウンター席、というか大きな円卓に案内されました。 |
 窓際の自然光がたっぷりの明るい席で、席についてメニューを見ていると、近くの席でビール片手に牛タンを堪能している1人女性客、ステキです。 単品で冷麺だけ食べようと思っていましたが(そういうお客さんもいらっしゃいました)、方針変更して冷麺焼肉セット1650円をお願いするべく呼び出しブザーを押しました。 お茶を啜りながらラーメンの出来上がり、じゃなくて、肉が運ばれてくるのを待ちます。 先に箸、スプーン、タレが運ばれてきます、タレは薄口醤油ダレの1種類のみで、卓上には酢しか用意されていません。 |
 それなりの部位の肉を頼めばその食べ方に合ったタレが用意されるのかな。 少し間を置いて肉、部位はロース、ハラミ、カルビ(いずれも自信なし)にナムル付き、それでは頂きますか。 って、鉄板の温度はかなり低めなのでじっくり焼けと言うこと、短気の私にはアレですけど郷に入り手は郷に従え、火加減を変えることなくじっくりと焼いて食べました。 |
 考えてみたら、こうして焼き肉屋で焼き肉を食べるのは久しぶりだなあ。 どの部位もとても柔らかくてとても美味しかったです。 最後の肉を焼き終わったところで呼び出しブザーを押して冷麺をお願いしました。 ちなみに盛岡冷麺単品では800円で、温かいスープの盛岡温麺も用意されてて850円、辛さは辛味別、中辛、特辛、激辛の四段階で、もちろん激辛でお願いしました。 |
 ちょうど肉を食べ終わったところで冷麺、自分のイメージより随分大きめのドンブリにたっぷりと出て来ました。 先ずは麺を食べようと箸で持ち上げようとするとかなり多いしかなり重い、真四角な麺を食べてみるとつるっつるのしこしこな食感でとても美味しいです。 思っていたほど透明ではないけれども、やや白濁したスープに良く合って、もっとがっつり焼き肉を食べた後に食べたい気持ち十分です。 |
 トッピングは冷麺を出すお店毎に違うので何が標準かよく分かりませんが、一口大の焼き肉、半身の茹で玉子とキムチ、刻みネギ、白胡麻とここまでは大抵のお店で一緒ではないでしょうか。 キムチは辛さを追求しているわけではなく美味しさ十分、焼き肉と一緒に単品で食べても美味しそうです。 で、この店では梨、季節的によく分からないのですが冷凍とか缶詰製ではありませんでした。 ふう、美味しかった、ご馳走様でした。 |
 仙台から一ノ関行きの東北本線に乗ります。 若い頃は時間がある限りラーメンを食べたものですが、もう、この歳になると1日3杯が限界だし、移動もにも強行軍のようなスケジュールを組めません。 私の旅は基本的にラーメン食べ歩きですが、ラーメンだけを食べているわけでもありませんし、観光をしないわけではありません。 |
 今回は今年、世界遺産に登録された中尊寺へ行ってみることにしました。 東北本線の平泉で途中下車、駅から中尊寺まで歩いても30分とかかりませんが、巡回バスが全区間140円で30分おきに運行しているので乗ってみました。 満席になるほどの乗車があり、10分ほどで到着、お寺は山の中腹にあるので山の入口にバスが着いて、バス停から15分ほど歩きます。 |
 お寺のこと、宗教のことは殆ど分かっていませんし、歴史についても非常に苦手です。 ですので、寺院の横に立てかけられている案内板を読んで「ふーん」となってもそれっきり、次の寺院に行けばもう忘れてしまっているという。 |
 まあ、そんな私でも厳かな空気は感じられるし、何百年もの風雪に耐えた建造物の畏敬の念は伝わってきます。 本堂はお賽銭を投げ入れられるのですぐ近くまで行かれますが、金色堂は入館料800円でしたので、遠くから見ただけにしました。
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 戻りも巡回バスに乗ったのですが、少し時間があったので米沢牛肉入りコロッケを食べたり、武蔵坊弁慶のお墓を見たりして過ごしました。 揚げたてのほくほくしたコロッケ、とっても美味しかったです。 |
 平泉から乗り換え無しで仙台にいけなくて一ノ関で乗り換えます。 昼間の便なので私と同じ旅行の人もチラチラと見掛けますが殆どは地元のお客さん、電車はがらがらです。 |
 一ノ関からも乗り換え無しで仙台にいけなくて、小牛田で乗り換えて仙台へ向かいます。 車窓を眺めていても何も無いと言うよりも殆ど変わらない風景に、殆ど寝ていました。 |
 仙台駅に着いて、地で繁盛しているチェーン店の味を味わってみたくて、駅からほど近い場所にあるラーメン屋に入ってみました。 らーめん堂仙台っ子仙台駅前名掛丁店@仙台(宮城県仙台市青葉区)(ホームページ)、仙台市を中心に宮城県内に7店舗展開されています。 ガラス戸越しに店内を覗くと満席っぽかったのですが、とりあえず入ってみて店員さんに挨拶すると奥のカウンター席を案内されました。 カウンターが8席に4人掛けテーブルが5卓、カウンターの背中側の壁側には数人分の待ち合い席も用意されていました。 |
 メニューを見てみると、スープは一味でトッピングバラエティだけのようなので、スタンダードメニューでお願いしました。 濃厚スープについて「いままでの常識では考えられないほどのふんだんな材料、鶏がら、豚ガラ(通常の5倍以上)、昆布、野菜類、etcを2日間以上煮込むことによって始めて納得したスープが出来上がります。」と説明書きがあります。 店内には味の濃さ、麺の茹で加減、など調整しますとありますので、家系ラーメンと思う人もいるかと思いますが、微塵も似ていないことでしょう。 |
 しばらく待って仙台っ子らーめん630円、メニュー写真もそうなっていましたが、ドンブリに印刷された屋号を隠すようにノリを差してあります。 スープは濃厚と言うよりあっさり目に寄った豚骨スープで、醤油ダレのキレはあまり感じられません。 |
 中細麺は程よい感じの茹で加減で、可もなく不可もなくといったところ。 トッピングに固めのチャーシュー一枚、どさっと白ねぎ、一掴みの茹で小松菜、板海苔が二枚、もう少し綺麗に盛り付けられないかな。 ご馳走様でした。 |
 あまりにもアレがアレだったので、すぐ近くにあって目に付いた「あぶらそば つけ麺」と看板が出ていたお店へ入ってみました。 麺屋政宗@仙台(宮城県仙台市青葉区)、東京でもよく見掛ける店構えです。 メニューはつけ麺と油そば、だけかと思ったらラーメンもありました。 つけ麺はノーマル、カラ(辛味入り)、ベジ(野菜盛り付け)、アジ(味玉入り)、トロ(トロ肉入り)、オールとあり、油そばはノーマルと辛味入り、ラーメンは塩味と醤油味。 今月の限定メニューは二郎風油そば、ニンニク、脂増し可能と言うことで仙台には二郎旋風が吹き荒れていますね。 |
 一段登って店内に、って、先ずは券売機で食券を買うわけですが、券売機が最新式のタッチパネル型、おお、すごい。 どんなに分かりにくても全てにメニューが一度に目に入って、スープとかトッピングとか値段とかで食べたいメニューを絞り込んでいくのが楽しんだと思うのですが。 このタッチパネル式のって、初めの画面が「ラーメン、つけ麺、油そば」みたいに種類になっているから、味玉つけ麺と海老ワンタンで安い方を食べたいという選び方はできません。 |
 事前にメニューを決めておいてから、決めたメニューを探す、ということですね。 店内は奥の厨房を囲む4席と5席のカウンターのみ、らーめん大蒲田店と同じと言えば分かる人もいるかも知れません。 食券を渡すと(大盛りと普通盛りは値段が同じなので)麺量を聞かれると思いましたが、値段は同じでも大盛りと普通盛りでは食券が違うようです。 客席数や仕込を考えても3人は多いだろうと思いつつ、8分ほどでつけ麺が出来上がってきました。 |
 つけ麺680円、つけ汁の器はステンレス製で器と言うよりカップという感じです。 お椀の底が小さい円だと不安定で食べにくいことがありますが、真っ平らで安定がいいのも食べにくいですね。 つけ汁は浸けると言うより浸す程度しかなく、綺麗に冷水で締められた太麺をくぐらせてみると、勝手に「仙台のつけ麺なんて」と期待していなかった自分を恥じるような味わい。 豚骨などのダシのアジがしっかりしていて美味しいじゃないですか。 穂先メンマとネギもいい感じで、提供前に炙っているチャーシューも美味しかったです。 |
 大盛りにしなかったことを後悔しつつも食べ終わり、スープ割りをお願いすると割りスープが入ったポットが手渡されました。 ちょっとガッカリしながら割りスープを注ぎ入れ、せっかくなのでつけ汁が入ったカップをIHヒーターに乗せて暖めます。 私なんかはスープ(つけ汁)が冷めていくのが美味しいと思っている人ですが、最後まで温かい方が美味しいという嗜好のお客さん向けにIHで再加熱できるようにしているのです。 沸騰させるまで加熱できるようですが、10秒ほど暖めただけでスイッチを切り、スープ割りを楽しみました。 せっかくだから、酢とラー油を順番に入れて味変しても見ました。 ご馳走様でした。 |
今夜は仙台のカプセルホテル泊、予約した時には一泊3000円でしたが「キャンペーン中」とのことで2500円でした。 大型テレビのあるラウンジには電源コンセントだけではなくLANケーブルも用意されていて、シャーロック・ホームズを見ながらのんびりしました。 |
posted by ふらわ at 00:00|
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日記
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正直でよろしい (笑)
実際のところ私もそうです。^^
しかし、ふらわさんのブログを読んで感心するのは、記事・・というより、コメント欄ですな(爆)
世の中ここまで不景気なんだなと。
あまりにも細かい突っ込みなんで、ヒマなんだろうな。仕事・・してないんだろうな〜〜なんてね (笑)
世の中、病んでるよね〜〜笑
勿体ない、、、(T-T)
私は、滅多に旅行は出来ない環境だったので、
最近は遠方遠征(?)の時には、その周辺のめぼしいものだけでも観たい、と思っちゃうんですよね。。。
山形は城址公園(霞城公園)の中の県立博物館、市郷土館(済生館)だけしか、行けなかったけど
結構見ごたえがありました(^_^)
はい、こちらからはファンを選べないので仕方ありません。
そもそも以前は途中下車さえしなかったので、随分進歩しました。
元々、歴史には興味がないのですが、少しずつ見て回ろうとは思っています。
平泉の間違いじゃないですか?
秦野の地名じゃないんだから。
いっそのことこのまま日本一周したらどうです?
毎日ラーメン食べるためにあちこち時間かけて移動する時間があるみたいだし。
そうしてくれれば秦野周辺が平和な日々で助かりますよ。
訂正しました、ご指摘ありがとうございます。
日本一周は目指していますが、旅はたまに行くから面白いのであって、毎日だとつまらないですよ。