今日はですね。ドメインオーソリティを見ることができるツールMOZのOpen Site Explorerの登録方法書いていきたいと思います。
Moz: SEO Software, Tools and Resources for Better Marketing
以前、Open Site Exolorerの便利さについては何度か記事にしていますが
ドメインオーソリティを見るサイトの評価を視覚化してしまうというツール
今回は宣伝掲示板をめぐっていてこれは怖いなと思ったので少し記事にします。
とある宣伝掲示板の一例を挙げますと、以下の画像はMOZのツールバーの画面なんですが、左からページオーソリティ、ドメインオーソリティ、電波マークのようなのがスパムスコアとなっています。
ページオーソリティ41 ドメインオーソリティ86と非常に高い数字でこのサイトから被リンクを受けたいと誰でもおもうところでしょうが、スパムスコアを見ると7となっています。
もしツールバーをインストールしていなかったらドメインオーソリティが高いサイトなのか、スパムスコアが高いサイトなのかすら知ることはなかったでしょう。
Open Site Exolorerにはドメインオーソリティ、ページオーソリティ以外にも、スパムスコアというものを見ることができます。
mozが提唱するスパムスコアの指標は以下のとおりです。
Low MozTrust or MozRank Score
MozTrustとMozRank Scoreが低いスコアであるとMozが認識した場合、スパムの可能性があるという認識を持つようです。
Site Link Diversity is Low
リンクの多様性が低い、リンクの大部分が少ないドメインからの場合、スパムと思われることがあります。
リンク数に比べてリンク元ドメイン数が極端に少ない場合や下手な自作自演などが該当するでしょう。Ratio of Followed to Nofollowed Domains
nofollowを多用したサイトからの被リンクを多く持つサイトはスパムと疑われる傾向があるようです。
つまり、nofollowばかりのリンクを受けているようなサイトはスパムと思われやすいということです。Thin Content
被リンク元のコンテンツの内容が乏しい場合、スパムと思われます。
いわゆるSEO目的のペラサイトですね。Large Number of External Links
外部リンクを多く持つサイトはスパムと思われる場合があります。
サイトに対して不自然なほどの外部リンクが集まっているとそう思われる可能性は高いでしょう。Anchor Text Heavy Page
コンテンツ内に多くのアンカーテキストを含む場合、スパムの可能性が高くなります。
アンカーテキストばかりであるとか、リンクテキストが長いなどが該当します。No Contact Info
連絡先の情報がないサイトはスパムと疑われます。
運営者とコンタクトがとれないサイトは怪しまれやすいでしょう。TLD Correlated with Spam Domains
トップレベルドメイン(TLD)によりスパムと疑われる場合があるようです。
安く登録できるTLDなどがそう思われるのかもしれません。
また、スパムドメインと認定されているものも当てはまるでしょうDomain Name Contains Numerals
ドメイン名に数字が含まれている場合、スパムと強く疑われます。
数字を含むドメインは自動生成されることが多いからです。Large Site with Few Links
サイト規模に対してリンクが少ないサイトはスパムと思われる可能性があります。
ある程度の規模やボリュームを持つサイトなのに被リンクが少なすぎると怪しまれるようです。Ratio of Followed to Nofollowed Subdomains
Ratio of Followed to Nofollowed Domainsと同様でドメインの箇所がサブドメインに変わっているだけです。
Small Proportion of Branded Links
SEOでの対策ワードに偏ったアンカーテキストばかりのリンクの場合、スパムである、リンクが不自然であると判断されます。
意図的なキーワードや不自然なものが多いと怪しまれます。Site Mark-up is Abnormally Small
ユーザビリティを意識したHTMLやスタイルシート、javascriptなどが用いられてなくで、その割にテキストコンテンツばかりのサイトはスパムと認識されてしまう傾向があります。
Low Number of Internal Links
内部リンクが少ないサイトはスパムと疑われやすくなります。
普通に運用しているサイトならば、内部リンクは増えていくはずです。External Links in Navigation
フッターリンクやサイドバーのリンクを見えなくしているサイトはスパムと判断されます。
または、フッターやサイドバーに極端にリンクが多い、隠しテキストなどを用いているという点でしょう。Low Number of Pages Found
単純にページが少ないサイトはスパムと判断されやすくなります。
長い間、ページが増えないなど更新がないサイトは運用していないように思われても仕方ありません。Domain Name Length
ドメイン名が異常に長い場合、スパムと思われます。
実際に僕のサイトで高いオーソリティを持ちながら、赤信号や黄色信号のスパムスコアを記録しているサイトもありました。
有名どころで言うと、驚くことにamebaが一位のサイトです。スパムスコアは5と意外に高いんです。ほかにも有名どころで僕が以前運営していたatwikiのレンタルサイトからも被リンクを認識していますがこちらもスパムスコア4でした。
反面、赤信号のサイトは個人のサイトなので公開は控えさせてもらいますが、リンクジュースやトラフィックエクスチェンジといったGoogleでも禁止とされているサイトがしっかり、認識されていました。
Googleだけを見るなら、MOZに従ってスパムスコアが高いところは外したいところですがsafariのデフォルトはbingです。
bingでは被リンク数を重視という少し古い指標が使われているそうなので、今のところ、アメブロのようにスパムスコア5を弾いたサイトの扱いはどうなのか今後bingがGoogleに追従するのかどうか悩みますね
FacebookもSafariを押し始めました! – WEBマーケティング@武藤
昨日は、Facebookが時価総額で6位となっていますと言いました。第一位はGoogleです。しかし、Googleがこのまま続くとは思えないことがあります。Googleもエコシステムなのはみなさんもご存知だと思います。 …
以上のようにSEO対策をする上で被リンクを確認するのに大変便利なOpen Site Explorerですが無料で使えるのは一日三回までとなっていますが、ユーザー登録をすることで、制限なく使うことができます。
MOZの登録画面への行き方
MOZが便利なのは知っているけど英語なんでどこに登録があるのやらという感じで諦めて一日3回の制限でも十分だしと思っている方も多いと思います。
というよりOpen Site Explorerはどこ?といった感じですねw
そこで今回は、登録画面への行き方から書きます。
登録するにはまず以下のリンクにアクセスします。今のところは以下のアドレスから登録できます。
今後上記アドレスが使えなかった時のために書いておきます。
まずホーム画面へアクセスすると、以下のような画面が現れますので、右上、free seo toolsにアクセスします。
次にアクセスした画面から、少し下にスクロールすると以下のようなメニューが現れてOpen Site Explorerがありますのでクリックします。
ようやくよく紹介されているOpen Site Explorerの画面が御開帳です。
次に右上のloginにアクセスします。
以下のような画面が現れパスとアドレスを求められますが
登録済みのアドレス、パスは持っていないので赤い枠の
New to Moz?
Create an account
to join the community
とかかれたリンクにアクセスすれば登録画面に行くことができます。
なので、登録するにはまず以下のリンクにアクセスします。
Open Site Explorerの登録方法
アクセスすると以下のような画面が出てきます。
入力方法は以下の通りなんですが
名前(半角英数)、アドレス、パスワードの下に
I agree to the Moz Terms of Service & Community Etiquette.
私はMozの利用規約とコミュニティのエチケットに同意します。
と書かれた横に四角がありますのでチェックします。
さらに、
私はロボットではありません
という項目にもチェックを入れます。
入力がうまくいけば、以下のような画面が現れます。
すると先ほどアドレス欄に入力したアドレスにメールが来ます。
確認メールがMOzから届きますので開きます。
noreply@moz.com
このようなアドレスから届きますので、ドメイン指定受信などをしている方は解除しておきましょう
メールを開くと以下のような画面が現れますので、
このボタンをクリックします。
以上でMOzのOpen Site Explorerの登録は終わりました。
ツールバーのインストール
このままでは、MOZのサイトにアクセスしていちいち情報を見なければなりませんが
Open Site Explorerのツールバーをインストールすることで、常にブラウザ上から、
オーソリティやスパムスコアの確認ができます。
邪魔になるときは以下のMOZボタンをクリックすることで閉じることもできます。
Mと書かれたマークです。クリックすると31というように、ドメインオーソリティだけを表示してツールバーは閉じます。
MozBar from Moz 無料 MozBar – Chrome – Google
怪しいURLが見つかったら、Search Consoleで解除しましょう。このページからリンクの否認申請ができます。txtファイルにリンクをまとめて、送信するだけです。反映まで多少時間がかかるかもしれませんが以上で解除されます。
このツールバーも今回紹介した登録をしないと一定期間後に使えなくなるので、ぜひ登録してみてはいかがでしょうか?MOZバーは是非入れておくことをお勧めします。