今日は、「MBAって役に立つの?」を哲学的に考えた。
人は、大人になっても、なぜ学ぶのか。
これって、言葉にするより、ずっと奥が深い。
えらい教授だから、えらい経営者だから、
明確な答えが用意できるわけではないね。
考えるに、結局、同じ境遇の人が、
同じ目線で語る言葉のほうが、
聞く側の心に響くものだろう。
ああ。だから、ヤンキー先生は、
生徒たちの心をガシガシつかんだのだ。
自分も、今、社会人ビジネススクールの多摩大学院で、
MBAコースに通っている。
なかには、毎回、仕事終わりに
新幹線や飛行で通っている人もいる。
ベトナム、中国、台湾など、多くの海外学生たちが、
不慣れな日本で、夜、働きながら学んでいる。
そういう意味では、経営者をしながら学ぶ自分は、
恵まれすぎてこわいぐらいだ。
で、結論。
「MBAは役に立つのか」というと、
自分の「生きる」をリア充するには、大きく役に立つ。
究極の生き方って、
持論だが、マズローの五大欲求を超えたところにあると思う。
こないだ、ビジネス実践知という授業で、
面白い意見が、学生たちから出た。
宗教とは、「なぜ死ぬのか」、
という恐怖から生まれたのではなく、
「なんのために生まれてきたのか」という疑問から生まれた、と。
この哲学って、
MBAって役に立つの? への解ぐらい奥が深い(笑)
結局、学びとは、
「自分はなぜ学ぶのか」の追求では答えがわからない。
「なんのために生まれてきたのか」、
そして、「では、生きているうちに何をするのか」を、
自分へのリア充を通じて見つける過程なのだから。