帝 国 家 畜 団
2002.バレンタインスペシャル
(これはびっくり!一年越しの企画だぜ!)
ダスル様リクエスト
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〜カンナちゃんのバナナ白書ー7-3〜
再会 〜紅蘭編 3 〜
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ツバキの提案で三人は中庭への道を戻ることになった。
紅蘭を先頭に道具部屋を後にする。
人が見たらなんと思うであろうか
素肌にに赤黒の塗料をペインティングされた丸裸の天才エンジニアと
これも素肌に淫語を落書きされた素っ裸の華族令嬢を
年端もいかぬ小娘がまるで家畜を追い立てるかのようにムチをふるっているのだ!
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「ほらっ!モタモタしないで下さいよぅ!」
ビシィッ!
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「ぎひいぃっ!」
先頭を歩く紅蘭の尻をツバキのムチが情け容赦なく捕らえる。
しかし、紅蘭の「カラダ」はその衝撃に何の反応も示さない。
悲鳴を上げ、いやいやをするのは首から上の部分だけである。
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「うふふっ!スミレ豚さん、紅蘭ロボの
最大の特徴はなんだかわかりますかぁ?」
紅蘭の受けた虐待に思わず首をすくめたスミレにツバキが無邪気に笑いかける。
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「・・・?」
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「紅蘭ロボはねぇ!ロボットのくせに痛みを感じる機能があるんですよぅ!」
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「!」
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「うぇ・・」
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「っていうかぁ、紅蘭ちゃんのボディは元の体からクローニングされた
有機パーツで出来てますからぁ
厳密に言うとサイボーグの分類に入るのかなぁ・・・」
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「もっともぉ、指一本自分の意志では動かせないからぁ
結局、機械人形ですね!」
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「・・う・・う・・うぇぇ・・」
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(あぁ・・可哀想な紅蘭・・・)
残酷な加虐者に自分の価値を卑下され、ベソをかく天才エンジニアの姿に
思わずスミレは目を伏せた。
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「キャハハハハハハ!」
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「ほらっ!とっとと歩くぅっ!」
歩みを止めたスミレの背中めがけツバキが思いっきりムチを振り上げた
ピシイッ!
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「ひいいいいいいっ!」
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「き、キモチようございますわぁ〜〜〜っ!」
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「お、お尻にもぉっ!お情けを下さいましぃ〜〜っ!」
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「キャハハハハハハ!」
反射的に加虐者に媚び、白蛇のごとく尻をくねらせる華族令嬢!
その姿にはもはや自尊心のかけらすら感じられぬ!
中廊下にツバキの甲高い笑い声と家畜の悲鳴とが交錯する。
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「あぁっ!いい天気ですね!
やっぱりお外の空気はキモチいいですねぇ!」
中庭に出たツバキがのびをした。
二人の美蓄は、これから何をされるかもわからずただオドオドするばかり。
特に紅蘭はツバキの命令がなければ指一本動かせぬのだから
気を付けの姿勢で、じっと気まぐれな加虐者の指示を待つしかない。
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「・・・・・・・」
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「・・・・・・・」
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「さ、紅蘭さん!久しぶりのお仲間との再会ですよぉ!」
「アナタが今どんなお仕事をしているか
スミレ豚さんに教えて上げて下さい!」
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「っていうかぁ・・あんたの恥ずかしい機能を自慢して下さぁい!」
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「キャハハハハハハ!」
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「あぁ・・ツバキはん・・そ、そんな殺生な・・」
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「紅蘭ロボ!ダッチワイフ機能説明モード!
スイッチオンッ!」
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「でへぇっ!」
ツバキの指示が飛んだとたん紅蘭の顔がだらしなく弛緩する!
自分の意志とは無関係に筋肉が反応してしまうのだ!
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「今からウチの機能を説明するでぇ!
耳の穴かっぽじってよう聞きやぁっ!」
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「ウチはなぁ、ひらたくいうとダッチワイフなんや!
でもなぁ、そんじょそこらにある安物とは
わけが違うでぇっ!
まず、有機パーツを使っとるから肌触りが違う!
見てみぃ!このモチモチ感!
乳も小振りやけどえぇ形やろ!
パーツを替えれば巨乳にもなるで!
もちろんオメコの具合も最高や!数の子天井やで!」
バッ!
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「見てみぃ!綺麗な色やろ!」
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「しかもなぁ!ほれ!」
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パカッ!
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「オメコだけ取り外しがきくんや!
オメコした後、水洗い出来るんや!清潔やろ!」
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(あぁっ・・あぁっ!紅蘭さん!)
スミレはとても見てはいられない!
紅蘭の「機能説明」は自身が町中でヤラされている「道具自慢」と同じなのである!
だれよりもこの口上の惨めさ、情けなさがわかっているだけにとても他人事とは思えないのだ。
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「旅行の時にはオメコだけ持っていっても便利やでぇっ!」
「ポケット紅蘭や!だけど充電はせなあかん!」
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「そういう時にはこれやっ!」
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「チンポ型アダプタァ!充電君っ!」
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「これをこうやって差し込むんやぁっ!」
グチョッ
紅蘭は、どうみても淫具にしか見えないアダプターを自らの陰部ユニットの秘裂に差し込んだ!
湿った挿入音と共に根本までねじ込まれたそれは
くぐもったモーター音を発しつつ、その身を蛇のようにくねらせる!
ヴーンヴーンヴーンヴーンヴーン・・・
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「ひやあああああああっ!!」
紅蘭はまるで見せびらかすように陰部ユニットを胸の辺りまで持ち上げると恍惚の表情を浮かべた!
だらしなく緩んだ口元から涎を垂れ流し小刻みに全身を震わせるその姿のなんとあさましいことか!
ヴーンヴーンヴーンヴーンヴーン・・・
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「き、気持ちえぇ〜〜〜〜っ!」
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「あはぁっ、ウチのオメコはなぁっ!
取り外しとってもキモチえぇねん!」
ヴーンヴーンヴーンヴーンヴーン・・・
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「うへえええええぇっ!!」
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「こ、こりゃたまらんわぁっ!
オメコからオイルが漏れてまう〜〜〜っ!」
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「こ、紅蘭さんっ!も、もうおよしになって!」
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「アハハハハハッ!それくらいでいいですよぉ!」
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「はいっ!機能説明終了ですぅっ!」
.
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「!!!」
ツバキの終了の合図から一拍おいて紅蘭が我に返った。
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「ひいいいいいいいっ!」
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「や、やってもうた!・・
スミレはんの前でやってもうた・・・!」
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「う、うえっ・・!」
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「うええええええええええんっ!」
「うええええええええええんっ!」
まるで火のついた赤子のように泣きじゃくる紅蘭であったが
ツバキの指令がなければ、手にした自らの陰部ユニットを降ろすことすら出来ない。
ヴーンヴーンヴーンヴーンヴーン・・・
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「うええええええええええんっ!」
「うええええええええええんっ!」
くぐもったモーター音が紅蘭の泣き声と交錯する!
自分の意志では全くコントロールできぬ羞恥行動だけにその反動は大きい!
紅蘭には泣くことしか出来ぬのだ。
もっとも、感情の発露さえもツバキの許しが必要なのであるが・・・
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「どう?スミレ豚さん!私の自慢の紅蘭ロボは?」
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「他にもいろんな機能があるんですよぅ!」
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「あぁ!ツバキ様!・・も、もう許してあげて下さいませ!」
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「うふふっ!他にも小物入れモードとかお掃除ロボモードとか
あるんですけどねぇ!」
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「今日は合体ロボモードのお披露目の日ですから
これくらいにしてあげますよぅ!」
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「ほら!紅蘭さん!
とっととその汚らしいオメコ元に戻してくださいよぅ!」
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「は・・はいぃっ!」
紅蘭がアダプターを外し陰部ユニットを元に戻した。
羞恥ポーズが解除され、内心ほっとした紅蘭であったが、ツバキは休む暇も与えずすぐさま指令を飛ばす!
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「さぁ!紅蘭さん!次の合体イキますよぅ!」
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「ひいいいっ!あ、あかんっ!」
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「なに言ってんですかぁ!今日は合体モード三パターン全部
スミレ豚さんにお披露目するんですよぅ!」
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「紅蘭ロボ!スクランブルダッシュですぅ!」
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「うぎいいいいいっ!」
紅蘭の体が再びバラバラになり空中高く舞い上がった!
紅蘭の悲鳴が青空に吸い込まれていく!
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再会〜紅蘭編 4 〜「登場!紅蘭ロボ2」に続く
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