(西郷)それは…前のページにあったところを使って。
(高杉)あぁ〜OKOKOK。
そろそろ始めよう。
(坂本)終わったよ西郷さん。
(西郷)計画の成功を祈ろう。
この国の未来のために。
(武市)この国の未来のために。
(木戸)この国の未来のために。
(坂本)この国の未来のために。
(高杉)この国の未来のために。
(杉山)つい先ほど飛び込んできたニュースです。
午後9時ちょうどに日経連日本経済連盟の公式サイトがハッキングされトップページに平成維新軍の犯行予告文が掲載されました。
「再び我々の真意を行動で示す時がやってきた。
今回我々はこの国のシステムに公平と平等をもたらすための第一歩を踏み出すつもりである。
かつてフランスの革命家はこう言った。
平等はあらゆる善の根源であり極度の不平等はあらゆる悪の根源であると。
三日後の六月九日午後一時に我々が悪の根源の一端を取り除いて見せよう。
力なき大衆たちよ刮目せよ。
平成維新軍」。
・「Ineedyourlove」
(土岐田)先日の里見の一件お手柄だったね。
(青沼)ありがとうございます。
(土岐田)乾総監も手放しの褒めようだったよ。
(回想)バン!
(土岐田)これで特捜班も本流に乗ったね。
今のところ全て鍛治さんの思うとおりに進んでるな。
ところで里見の狙いが乾総監と判明した時点で追加の身辺警護を急派するか乾総監に自宅から出ないように忠告すればあんな紙一重の事態にはならなかったんじゃないのか?もしかしてあれも鍛治さんの筋書きかい?そういうことならしかたないな。
ただ平成維新軍の件でも連中を動かすつもりなら今度こそ手綱はしっかり握っといてくれよ。
(青沼)承知しました。
それにしても鍛治さんは切れ者だな。
切れ過ぎるぐらいだ。
周りの人間がけがをしなきゃいいけどな。
ともあれ困ったことがあったら何でも言ってくるんだぞ。
遠慮せずにな。
はい。
(鍛治)青沼君。
なぜこちらに?乾総監に会いにきたついでに君にも会っておこうと思ってね。
そうですか。
顔色がさえないな。
何かあったのか?いえ何もありません。
乾総監から平成維新軍の件であいつらをフル稼働させるようにと仰せつかったよ。
フォローをよろしく頼んだぞ。
承知しました。
(樫井)さあ動けって言われてもあいつらの狙いがわからないんじゃ動きようがないよね。
(吉永三成)これまでと同じで何らかのテロを画策していることに間違いはないだろう。
(稲見朗)標的が人かシンボルかそれもわからないんじゃお手上げっすよ。
(田丸三郎)これまでどおり人を狙ってくるんじゃないのか。
テロリストは特定の手口に固執するからな。
だとすると銃撃による人を標的にしたテロか。
今回にかぎって爆弾を使用しない保証はないっすけどね。
結局維新軍の連中を捕まえるのが一番の近道ですよ。
公式サイト乗っ取りんときに何か足跡は残していかなかったんですか?捜査二課が昨夜の時点で発信源を特定して被疑者を逮捕した。
38歳のおっさんで無料エロ動画サイト経由でウイルス感染したパソコンの持ち主だったよ。
要は他人のパソコンを利用することで自分の足跡は残さずに乗っ取ったわけだ。
どうかしたのか?何か気付いたことがあるなら言ってみろ。
(玲)昔私がハッカーの仲間たちとTruthTroopersっていうチームを組んでた話はしましたよね?維新軍の前身かもって疑ってたやつだろ?チーム結成を呼びかけたのは私ともう1人のハッカーでした。
結成後に坂本と名乗ることになる人物です。
坂本と私は以前からの仲間でチーム結成の半年前にある計画を実行していました。
(玲)これは坂本と私が栄進銀行のシステムに侵入したときに使ったウイルスのコードです。
あの事件の犯人はお前だったのか。
はい。
結局は失敗しましたが。
銀行から金を奪ってどうするつもりだったの?慈善団体や貧しい人たちに分け与えるつもりでした。
(玲)公平と平等は私と坂本がこだわっていた理念だったしそれにここに書いてあるフランスの革命家の言葉は私が見つけて坂本に教えたものと同じなんです。
坂本に会ったことはないんだったよな?
(玲)会ったことも話したこともないです。
年齢も男か女かさえわかりません。
ただ…。
さっきのコードをやり取りしているとき坂本が1度だけ見たことのないアドレスでメールを送ってきたことがありました。
好奇心からそのメールのIPアドレスを調べたんですが国内のサーバーを経由していることがわかりました。
私を信用して油断したんだと思います。
そのIPアドレスは記録してあるのか?はい。
それを手繰っていけば多分坂本にたどりつけると思います。
・
(足音)間違いないあいつだ。
手を出せ。
ゆっくりとだ。
(玲)心配ないですよ。
自ら手を汚すようなまねはしないはずですから。
待って。
(樫井)拳銃を向けられても全くびびってなかったな。
ああいい面構えをしてた。
取り調べは難航するかもな。
まずはこっちを徹底的に洗おう。
ピンポーン!
(雅絵)はいどちら様でしょうか。
すいません警察の者ですがちょっとよろしいですか?すいません。
(雅絵)どうぞ。
(信)あの…本当にうちの子が関わってるんでしょうか?それを今調べているところです。
(雅絵)何かの間違いということはないんですか?お子さんのふだんの様子について聞かせてください。
電気消して。
(樫井)何見てんの?
(玲)脂汚れの付き方でパスワードの手がかりが得られる場合もあるんだけど汚れが全く付いてない。
使ったあとに必ず拭いてるんだわ。
(樫井)極端にきれい好きか極端に用心深いかのどっちかだな。
(玲)電気つけて。
ああ。
その前にそれ貸して。
(樫井)当てといて。
アメリカ人だったらビンゴ!って言ってるよな。
(玲)言えば。
遠慮しなくていいよ。
カシャ!カシャ!
(シャッター音)
(樫井)何撮ってんの?カシャ!
(玲)パスワードのヒントがどこに転がってるかわからないから手当たりしだいに数字とか文字を集めておくの。
(樫井)うん手伝うよ。
お願い。
・カシャ!・カシャ!・カシャ!・カシャ!カチャカチャ…
(キーボードをたたく音)君のことをどう呼べばいい?本名の大庭明人君かそれとも坂本か。
君のパソコンの中から仲間を見つけたよ。
西郷とか高杉とかいう連中を今私の仲間が捕まえにいってるところだ。
仲間を裏切るのはつらいだろう。
しゃべっても楽になれるとは思えないはずだ。
ただお前がしゃべればご両親が楽になるんだ。
お前を育ててくれた人たちがこれ以上苦しまないためにしゃべってみないか?仲間の話題にしか反応しない。
そっちから攻めるしかないな。
パソコンの中身はどれぐらいで見られそうだ?
(玲)正直全く予想がつきません。
どんなトラップが仕掛けられているかわからないので処理速度の速いメインマシンにつなげてパスワード解析もできませんし。
でもできるだけ早く中を見られるようにトライしてみます。
携帯電話はどうだ?パソコンよりは早く開けるはずです。
頼んだぞ。
(玲)はい。
ぶっちゃけこの調子だとパソコン開くのにどのぐらいかかる?奇跡が起きれば1分後。
起きなければ10年後。
10桁のパスワードだと忘れないために思い入れの深い文字列が使われる可能性が高いはずなの。
坂本が一番固執してるものが何かわかればそれが最大のヒントになるんだけど。
絶対にテロは阻止しないと。
何か引っ掛かるもの見つけたら教えるよ。
ありがとう。
バン!バン!バン…バン!バン!バン!バン!バン!・バン!・バン!・バン!バン…カチャン!バン!バン!バン!バン!学校の友達も彼女もいない。
部活にも入ってない。
めぼしい趣味も見当たらない。
こいつにとって維新軍の仲間と活動が生活の全てなんだろう。
だとしたら全てを裏切るようなことをしゃべるわけがないのかもな。
いや全てだからこそ理解してほしいと思ってるはずです。
一旦口を開けばせきを切ったように主張を語り始めますよ。
それがテロリストの本性です。
(樫井)問題はどうやって口を開かせるかでしょ。
どっかの国がやってるみたいに拷問するわけにはいかないし。
大山に話をさせてみましょう。
この中でやつのことを一番理解できるのは大山です。
大山になら口を開くかも。
どうする?やってみるか?はい。
でも1つお願いがあります。
カメラの電源を切るね。
もしかして君が岡田以蔵?そうよ。
年を取ったおっさんかと思ってたよ。
私もあんたのことそうかと思ってた。
ある日突然姿が消えたからてっきり捕まったか死んだのかと思ってた。
まさかそっち側に転向してたとはね。
体制側の犬になった気分はどう?ところで1つだけどうしても聞いておきたいことがあるんだ。
栄進銀行のシステムにはどうやって侵入したの?私の通ってた高校に栄進銀行のお偉いさんの娘がいたの。
その子と友達になって家に招待してもらってお偉いさんのパソコンの中に私たちが作ったウイルスを忍び込ませただけ。
そういうことか。
がっかりした?手口についてはがっかりしてないよ。
(坂本)お偉いさんの娘と同じ高校に通ってたってことは君もそういう人種ってことだろ?君は初めからそっち側の人間だったってことだよ。
それにがっかりしてる。
(坂本)君にとって革命行動はお嬢様の暇潰し程度のことだったんだ。
一時でも君のことを信用してた自分を恥じるよ。
公平と平等を売りにしてる維新軍の人間が人を外側だけで判断するのね。
外側が豪華だったら自然と内側も変わってくるさ。
高級外国車に乗ると自分が偉くなったと勘違いするみたいにね。
(坂本)君とはこんな話はしたくないな。
裏切られたとはいえ栄進銀行の計画を君と練っていたときが僕のこれまでの人生で最高の時間だったんだ。
テロの決行日は明日だね。
早く手がかりを見つけないと大変なことになるよ。
自分のやってることを鏡に映して見たことがある?小さな機械の前で指だけ動かして悦に入ってる男が見えるはずよ。
そんな男のことは誰も信用しないわ。
本当に何かを変えたかったら人々の考え方を変えたかったら…。
姿を現して最前線に立つべきよ。
(玲)そうしないかぎりあんたはただの詐欺師で誰の尊敬も勝ち取れない。
君がある日突然姿を消したのは鏡に映る自分の姿を見ちゃったから?鏡なんて必要なかった。
仲間とつながることで自分の行為を正当化してるひきょうな自分に気付いたからよ。
だから…。
悪さをするときは1人でやることに決めたの。
(玲)できるだけの挑発はしておきました。
ここからは根比べだな。
(メールマナーモード)・
(足音)
(鶴岡)何かあった?
(川上)あったみたいだけど計画に変更はない。
今回もまた少年院上がりの子供たちを洗脳してテロを実行させるのか?バン!きゃ〜!
(藤崎・誠二)この9qのL$Mhのために!*バン!どうせなら自分の指で引き金を引いたらどうだ?聞きたいことがあるんですが。
何だ?年収はどれくらいですか?手取りでいいです。
大体700万ぐらいだ。
(坂本)公務員はやっぱり安定してますね。
(坂本)うちの父親は大体450万ぐらいです。
母親がパートで稼ぐ金が100万で合わせて550万です。
(坂本)つまりうちはこの国の主流である普通の家庭です。
ちなみに家族のためにって父親が家を買ったからローンがあと25年残ってます。
お子さんはいますか?いるよまだ小さいけどな。
さっき聞いた年収だったら大学にも行かせられますね。
うちは大学進学の話をする度に両親の顔が曇ります。
で二言目には教育ローンやら奨学金やらって要するに借金の話しかしません。
この国の入試制度を詰め込み教育の弊害として批判する人もいますけど僕は優れたものだと思ってます。
だってきちんと勉強に時間をかけさえすれば生まれや境遇に関係なく一流と呼ばれる大学に入れるんです。
僕みたいにスポーツも得意じゃなくて歌もうまく歌えなくて手先も器用じゃない人間が成功するためにはまずは一流大学に入らないといけないんです。
そんなに成功することが大事か?ふふっ。
僕の子供に僕のような思いをさせないためには成功しなきゃだめなんですよ。
僕の代で何かを劇的に変えておかないといけないんです。
(坂本)話を続けてもいいですか?
(坂本)もし僕のような家庭環境の人間が一流大学に入れても借金を背負ってからのスタートです。
手かせ足かせをはめられたまま自由に夢が追えますか?僕と同じような家庭環境の先輩は大学に入ったもののアルバイトに明け暮れてほとんど授業には出てません。
真剣に夢を追う時間もない。
その一方で高級外国車に乗って大学に通い遊び回ってるような連中もいる。
そんな連中は当たり前のように親のコネを使って成功者として社会に出ていく。
お前たちが殺そうとした宇田川圭介みたいなやつのことか。
(宇田川)助けてくれ〜!
(坂本)とにかく今はもう格差社会に突入してるんです。
国家にうまくだまされてみんな気付いてないだけなんです。
搾取する側とされる側のシステムが強固に構築されつつあるんです。
それを気付かせる存在が必要なんです。
それが維新軍の使命ってことか。
お前たちの言い分は理解できる。
ただもっと穏当なやり方があるんじゃないのか。
ふふっ…はっはははっ。
ははっ!もしかして選挙や社会運動のこと言ってます?
(坂本)ははっ。
これからは大人が増える一方で若い連中は数でも力でも負ける一方です。
(坂本)そんな中で若者が声を張り上げたところで大人が耳を貸すと思いますか?
(坂本)そもそも大人も生きてくのに精いっぱいで若い連中のことになんて無関心ですよ。
(坂本)そしていずれ僕もそんな大人になるかもしれない。
だからそんなつまらない大人になる前にこの不自由な社会に一矢を報いなきゃいけないんです。
盗人にも三分の理ってやつだな。
はぁ〜。
ところで僕の容疑は何なんですか?僕が維新軍である証拠は見つかったんですか?僕が犯罪に手を染めた証拠はあるんですか?これって不法な取り調べに当たるんじゃないですか?それに…。
僕が未成年だってこと忘れないでくださいね。
坂本を含む維新軍がいわゆる大人たちを憎んでることに間違いはないだろう。
もっと絞るなら力を持った大人たちですね。
これまでの傾向からするとテロの標的は政治家ということになりますね。
とりあえずSPがつくような政治家には最大限の警報を鳴らしておこう。
そっちはどうだ?奇跡が起きないかぎり明日までには間に合いません。
ちっそうか。
機械が奇跡を起こしてくれるのを待つよりお前の直感を信じて奇跡を起こしてみろよ。
カチャカチャ…
(石山)平成維新軍のテロ犯行予告日を迎え永田町周辺では厳戒態勢が敷かれものものしい雰囲気に包まれています。
犯行予告時間の午後1時からは衆議院の本会議が開かれるため総理大臣や閣僚を含め450人以上の議員が現在ここ永田町に集まっていることになります。
もし今ここで大規模なテロが発生した場合大混乱に陥ることは間違いありません。
もう1度話してくる。
はぁ…。
自分で手を汚すこともなく社会に混乱を起こすことがそんなに楽しい?君の必死な表情を見るのが一番楽しいよ。
昨日坂本が私に言ってた…。
栄進銀行の計画を君と練っていたときが僕のこれまでの人生で最高の時間だったんだ。
坂本の一番思い入れが深いものってもしかして…。
この数字は?栄進銀行のシステムへの侵入が成功した日。
あと2桁足りないな。
坂本のSに岡田のOか。
・
(ドアの開閉音)班長。
ははっ…お前案外センチメンタルなんだな。
官房長官防衛大臣財務大臣総務大臣厚生労働大臣の子供たちのプロフィルと日常生活の行動パターンのリポートだ。
標的はこの国の中枢にいる人間の子供たちだったんだ。
世襲を絶って公平と平等をもたらすってわけか。
標的は全員大学生だ。
わざと大学生の子供のいるポストを選んだんだ。
(玲)大学だと警備もほとんどないし実行犯が若いと周囲に溶け込みやすい。
実行犯はこの行動パターンに従って動くはずだ。
俺たちもこのとおりに動くぞ。
犯行予告時間まで1時間を切ってる。
1分で出動だ。
(樫井)はい。
(伍代)お前が連れてきた女かわいい子あんまいない…。
(遼子)もう何?誰かと思った。
(遼子)手冷たいよ。
(マナーモード)
(荒木)あっちょっと待って。
何?どうしたの?えっ何?それ。
うんわかった。
(遼子)どうしたの?どこ行くの?授業始まるよ。
・
(足音)バン!何だよそいつ!ママに言って死刑にしてやるからな!ここでやめとけばまたチャンスがある。
どうする?
(服部)わかりました。
やめとけ。
命を粗末にするな。
ばか野郎。
ちくしょう…ちくしょう!ピンポンパン
(校内アナウンス)法学部4年の伍代慎司君校内にいましたら至急学生会館窓口まで来てください。
繰り返します。
法学部…。
俺呼ばれてる?伍代慎司君。
ちっ俺じゃん。
はははっ。
至急学生会館窓口まで来てください。
・
(川上)おい。
この国の未来のために。
はっ!バン!・ガシャン!・きゃ〜!あぁ〜!あぁ〜〜!あぁ〜!念のため応援が来るまでここにいてください。
はい。
(川上)はぁ…あぁ〜!あぁ〜!はぁはぁ…あぁ〜!
(小声で)お前が自由になったときあいつがひどい人間だったらまた狙えばいい。
はぁはぁ…。
・
(ドアの開閉音)失敗したんだな。
残念。
でもまたすぐに維新軍の活躍を見られるよ。
今の時代誰でもテロリストになれるんだから。
平等はあらゆる善の根源であり極度の不平等はあらゆる悪の根源である。
僕たちはこの国の英雄なんだ。
カチャカチャ…
(千種)テロの決行日はあさって。
(林)スパイをやめたいんです。
退避しろ!
(千種)いつまでも私を守ってくれますか?利用価値のなくなった駒は捨てられる運命だ。
ただ駒にだって意地はある。
楽しいことはみんなでわかち合いましょうよ。
(ナレーション)
このドラマの…
詳しくは番組ホームページまで。
2017/05/23(火) 21:00〜21:54
関西テレビ1
CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 #07[字][デ]【平成維新軍の革命!未来を守れ!】
平成維新軍から新たなテロ予告!姿なきテロリストを追う特捜班は、ハッカーだった大山の元相棒を足掛かりに平成維新軍の正体に迫る!テロを阻止することができるのか!?
詳細情報
番組内容
テロリスト集団・平成維新軍がテロを思わせる犯行予告を出し、鍛治(長塚京三)は警視総監の乾(嶋田久作)から特捜班をフル稼働させて阻止するように命じられる。しかし、平成維新軍の標的は不明で、手がかりもゼロとあって、稲見(小栗旬)や田丸(西島秀俊)ら特捜班メンバーも今回はテロを未然に防ぐ手立てが思い浮かばない。そんななか、ハッカーだった頃に平成維新軍の前身と思われる組織に所属していた大山(新木優子)は、
番組内容2
犯行予告に記された一節が、以前、自分が仲間の一人に教えた言葉だと指摘。“坂本”と名乗るその人物の素性はおろか、性別すら知らないが、当時、偶然手に入れたメールアドレスを元に本人の居場所を特定できると言う。
大山が調べた情報によって、特捜班は坂本(今井悠貴)を拘束。一見ごく普通の高校生に見える坂本は、吉永(田中哲司)の取り調べに表情一つ変えず、無言を貫くが、大山が“岡田”を名乗っていたかつての相棒だと
番組内容3
分かると、徐々に口を開き始める。そして、権力を持つ大人に深い憎悪を抱いていることが判明するも、平成維新軍によるテロ計画については決して口を割らない。さらに、大山は自宅から押収した坂本のパソコンから情報を抜き取ろうとするが、パスワード解析が一向に進まない。このままでは予告通りテロが起きてしまう——。一度は諦めかけそうになるも、稲見が発した“ある言葉”を受け、意を決して再びパソコンに向かった大山は…!?
出演者
小栗旬
西島秀俊
田中哲司
野間口徹
新木優子
長塚京三
スタッフ
【原案・脚本】
金城一紀
【演出】
鈴木浩介
白木啓一郎
【音楽】
澤野弘之
KOHTA YAMAMOTO
【チーフ・プロデューサー】
笠置高弘
【プロデューサー】
萩原崇
【制作著作】
関西テレビ
ご案内
ここだけの(秘)情報が満載!
【公式ホームページ】
http://www.ktv.jp/crisis/index.html
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:1624(0x0658)